2019年04月13日更新
iPhoneの「友達を探す」アプリの使い方!家族や友達の位置情報を表示するには?
iPhoneに標準でインストールされているアプリ「友達を探す」ですが、位置情報の共有ができて非常に便利なアプリです。相手が「友達を探す」がインストールされているiPhoneを持っており、自分のリクエストを承認すれば位置情報を知ることができます。
目次
iPhoneの「友達を探す」ができること
「友達を探す」はiPhoneに標準でインストールされているアプリです。位置情報のリクエスト通知を許可してくれた友達や家族とGPSを利用して現在位置情報を共有して相手の現在地が分かるアプリです。位置情報を利用すれば、お互いの現在地がわかります。
GPSの位置情報を共有し家族や友達の現在地を知れる無料アプリ
iPhoneに標準搭載されている「友達を探す」はGPSを利用して友達や家族の現在地が分かりますが、相手側がリクエストを許可することで利用できるので、アプリが入っているからといっても誰にでも位置情報を知られるわけではありません。利用は無料ですが、通信はGPSを利用しますので通信容量は大きく消費します。
便利な使い方
自分の現在置情報を他人と共有すると聞くと少し怖いイメージがありますが、利用の仕方によっては「友達を探す」は非常に便利なアプリとなります。家族や友達とはぐれたときや待ち合わせに最適なアプリです。また、パートナーがiPhoneを持っていれば「友だちを探す」が浮気防止にも使えるかもしれないと考える方がいるかも知れません。
アプリの使用には相手の許可が必要になります。アプリが相手のiPhoneにインストールされていたとしても、相手が現在の位置情報の共有を許可しなければ勝手に相手の位置情報を知ることはできませんので相手に無断での浮気調査は不可能です。
こどもの場所を把握する
でかけた時に子供や家族とはぐれてしまった時に「友達を探す」は便利なアプリとなります。子供がiPhoneを持っていればあらかじめ設定しておくことで、子供が迷子になった時にすばやく探せます。子供同士で出かけたときにもどこにいるのかを把握できるので、万が一事故や事件に巻き込まれないか心配する必要がなくなります。
ただし、あくまでも位置情報を把握するためなので家族といえどもプライバシーは重視する必要があります。いくら自分の子供が心配でもプライバシーの問題もありますので「友達を探す」を使うときは、子供に無断でインストールすることをしないでしっかりと説明してから使用することをおすすめします。
友人とはぐれた時に使用する
友達と出かけた際にはぐれた時や、待ち合わせにも「友達を探す」は便利なアプリです。うっかり出かけた時にはぐれてしまい、現在地がわからない時でもGPSで今の位置がわかるので便利です。また、待ち合わせに遅れそうなときや待ち合わせ場所が分からなくなった時もGPSを使ってお互いに位置が分かるので便利です。
ただし友達同士で使用した際の注意点としては、「友だちを探す」を使用した後で忘れずに共有を削除おきましょう。削除し忘れてしまうと思わぬ形で相手に位置情報を知らせてしまうかもしれません。
浮気防止機能として使う
「友達をさがす」はGPSを利用して位置情報を確認すれば恋人の浮気防止に使えるのではと考える方がいるかも知れません。しかし、無断で相手の場所を知ることは不可能です。なぜなら、相手があなたのリクエストを許可しなければ「友達をさがす」は利用できないからです。
さらに自分の位置情報はいつでもOFFにできるので、位置情報をOFFにされればそこで相手の位置は分からなくなってしまいます。現在地情報の共有リクエストは相手に通知されるので、浮気調査のためだからと言いてこっそり「友達をさがす」のリクエストを承認するのは相手のプライバシーを考えればおすすめできません。
もし内緒でリクエストを承認したのがバレてしまっては相手もいい気分ではありません。もし相手に浮気を疑われたと知られたら今後の関係にも影響するかもしれません。以上のことから「友達を探す」は浮気調査には使えません。
iPhoneの「友達を探す」の使い方
「友達を探す」の使い方はしっかりと使い方を覚えていないと、相手に知らせなくても良いようなプライベートな位置情報を知らせてしまうことになりますので注意しましょう。アプリの使い方自体はシンプルなので簡単です。アプリのダウンロードはiPhoneに標準搭載されていますので必要ありません。
ログインする
アプリを立ち上げるとログイン画面が開きますので、アップルIDとパスワードを入力します。指紋認証や顔認証を設定している方であれば、パスワードの入力を省けるので便利です。パスワードを忘れてしまった場合でもアップルIDがあれば確認できます。
友達を追加する
「友達を探す」アプリに友達として登録しておけば現在の居場所を知ることができます。友達の登録方法は、アプリの右上に「追加」の項目が表示されますのでタップします。プラスのマークをタップして電話帳から選択します。その後送信をタップすれば相手に通知が行きますので許可を貰えれば「友達を探す」上の友達としてアプリに追加できます。
iPhoneの「友達を探す」の詳細設定
iPhoneアプリ「友達を探す」は使う前に多少の設定が必要になります。シンプルなアプリですので設定は難しくありません。常に使うアプリではありませんが、忘れないようにしっかりと覚えて本当に必要な時に使えるようにしましょう。
位置情報サービスを利用可能に設定する
まずは、「友達を探す」を使用できるように位置情報サービスを有効にしましょう。設定アプリの「プライバシー」から「位置情報サービス」をタップし、「友だちを探す」を選びます。「このAppを使用中のみ許可」にチェックがついていれば使用可能です。この設定を行っていないと「友達を探す」を使っていない時でも常にGPSと通信して位置情報を知らせることになります。
万が一この設定を忘れてしまうと、常にGPSに通信してしまうのでバッテリーの消費と通信容量の消費が大きくなってしまいます。思わぬところでバッテリー切れや通信制限がかかってしまわないように注意しましょう。
自分の位置情報を共有する
アプリ上で位置情報の共有を設定するか、iPhoneの設定で位置情報を共有する設定ができます。どちらか片方の設定で問題ありません。iPhone上での設定方法は、設定アプリから「プライバシー」を選択して「位置情報サービス」を選びます。「自分の位置情報を共有」をタップしてONにします。
アプリの「友達を探す」上の設定は、アプリ画面の下に表示されている「自分」の項目をタップして「自分の位置情報」を共有すれば完了します。アプリ上かiPhoneの設定のどちらかで設定は終わります。
通知を許可しない方法
「友達を探す」アプリを使う必要がないので通知がいらないと考えている方は、設定アプリから「通知」の項目をタップします。そこで「友達を探す」を選択して通知の許可をオフにすれば「友達を探す」からの通知は来ません。
iPhoneの「友達を探す」は悪用される危険性も
使い方によっては非常に便利なiPhoneアプリ「友達を探す」ですが、相手や自分の位置情報を共有するといった特性上、使い方をしっかり覚えていなければ悪用される危険性もあります。身近な人に嫌な思いをさせないためにも、使い方はしっかりと確認しましょう。
居場所がバレてプライバシーが筒抜けに
万が一「友達を探す」を過去に使った際にうっかり位置情報の共有を切り忘れていた場合、相手が「友達を探す」を起動した時に自分の今の位置情報が筒抜けになってしまいます。家族や仲のいい友達であっても直接は関係のない時に自分の位置情報が知られてしまうのはあまり気持ちのいいものではありません。お互いに嫌な気分にならないためにも切り忘れは無いようにしましょう。
位置情報の共有が終了されているか確認が必要
自分の現在位置を知られたくない時は、必ず以前に利用した位置情報の共有が終わっているかを確認しましょう。確認するための方法は、「友達を探す」を起動した後に今自分と位置情報を共有しているiPhoneの情報が表示されます。その部分を左にスワイプすれば削除の項目ができますので削除して共有を終了します。
iPhoneの「友達を探す」機能を便利に使おう
GPSを利用して現在置情報を知ることのできるiPhoneアプリ「友達を探す」は使い方によっては友達や家族とはぐれて迷子になった時のような緊急時に非常に便利ですが、使い方をわかっていなければプライバシーを侵害されてしまう恐れのあるアプリです。また、いくらパートナーの浮気防止のためと言っても「友達を探す」は相手に知られずに使うと事はできません。
位置情報を知れる便利なiPhoneアプリなので、逆をいえばプライバシーの侵害になってしまう恐れもあります。使い方をしっかりと覚えてお互いのプライバシーは尊重しましょう。便利なアプリでも使い方を間違えてしまうと取り返しのつかないことになってしまうかもしれません。