2019年04月10日更新
iTunesがiPhoneを認識しない5つの原因と対処法を解説!
Appleが提供する音楽配信サービス「iTunes」がお使いのiPhoneを認識しない不具合が生じ、困った経験をしたiPhoneユーザーの方々のため、今回は、iTunesがiPhoneを認識しない5つの原因と、それぞれの対処法をご紹介していきます。
目次
- 1iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜USBの確認〜
- ・USBケーブルで接続できているか確認する
- 2iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜PCの設定〜
- ・iTunesのバージョンを確認する
- ・PCのソフトウェアのバージョンを確認する
- ・Macでの設定
- ・Windowsでの設定
- 3iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜iPhoneの設定〜
- ・iPhoneのソフトウェアのバージョンを確認する
- ・「このコンピュータを信頼しますか?」を許可する
- 4iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜再起動〜
- ・PCを再起動する
- ・iPhoneを再起動する
- 5iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜本体の故障〜
- ・PCが故障している場合
- ・iPhoneが故障している場合
- 6iPhoneがiTunesで認識しない原因を探ろう!
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜USBの確認〜
まずはじめに、USBケーブルが不具合の原因でiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されないとされる場合の対処法をご紹介していきます。PCに接続したデバイス(今回はiPhoneの場合)がiTunesで認識されない場合は、不明なエラー、または「0xE」エラーが画面に表示されることがあります。そのような場合は、以下の項目を確認し、ご紹介していく手順に従って、認識されない不具合に関する対処法を実践してみてください。
USBケーブルで接続できているか確認する
まずはじめに、USBケーブルで接続できているか確認しましょう。USBケーブルで接続できているか確認するには、まず使用しているデバイス以外のUSBアクセサリーをすべてPCから取り外しましょう。次に、USB ポートを一つずつ正常に動作するかを確かめ、USBケーブルで接続できるかを確認しましょう。
別のUSBケーブル・USBポートで接続する
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因の一つに、USBポートの不具合が考えられます。MacやWindowsのPCには、USBポートがいくつか用意されている場合が多いです。現在接続しているUSBポートの調子が悪い場合が考えられるので、使用しているUSB機器を一旦外しましょう。
先ほど接続していたUSBポート以外のUSBポートにiPhoneを接続し、iPhoneとの接続の不具合が改善され、iPhoneが認識されるかるかどうかを確かめてください。
USBポートを変えてもiPhoneが認識されない場合は、USBケーブルに問題がある可能性が考えられます。古いUSBケーブルを長い間何度も使いまわしていると、ケーブルの中で断線している可能性があります。ケーブルを交換する、Apple純正のケーブルを使うといった対処法を試してみましょう。
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜PCの設定〜
次に、PCの設定が不具合の原因でiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されないとされる場合の対処法をご紹介していきます。PCに接続したデバイス(今回はiPhoneの場合)が「iTunes」で認識されない場合は、不明なエラー、または「0xE」エラーが画面に表示されることがあります。そのような場合は、以下の項目を確認し、ご紹介していく手順に従って、認識されない不具合に関する対処法を実践してみてください。
iTunesのバージョンを確認する
iTunesのバージョンが最新になっているかどうかを確認しましょう。PCにiPhoneを接続して音楽のダウンロードやプレイリストの作成といった作業をする場合、「iTunes」が必要なケースがほとんどです。MacやWindowsといったPCへのiPhone接続に問題はないのに、iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない場合は、現在使用しているiTunesが、最新バージョンに更新されているかを確認しましょう。
この「iTunes」はよくバージョンアップされているため、たまにしかiTunesを使わないユーザーの方のバージョンは、知らない間に昔のバージョンを使用しているという可能性があります。
お使いのPCがMacの場合は「App Store」を開き、画面上部の「アップデート」をクリックしましょう。「iTunes」のアップデートがあるかを確認し、最新のバージョンがあれば「インストール」をクリックしましょう。
お使いのPCがWindowsの場合は、まず「iTunes」を起動します。画面上部にある「ヘルプ」のタブから「更新プログラムの確認」をクリックしましょう。最新バージョンがあれば、表示される案内に従い、最新バージョンをインストールしましょう。
PCのソフトウェアのバージョンを確認する
PCのソフトウェアのバージョンを確認しましょう。古いバージョンのソフトウェアを使っている場合は、何かしらの不具合が生じやすくなります。MacやWindowsのPCごとにソフトウェアのバージョンを確認し、最新のソフトウェアのバージョンがある場合は、PCのソフトウェアを最新のバージョンにアップグレードしましょう。
Macのソフトウェアのバージョン確認、アップグレードを入手するには、以下の手順に従って操作してください。まずはAppleアイコンのメニューから「システム環境設定」をクリックし、「ソフトウェアアップデート」をクリックして最新のソフトウェアアップデートがないかを確認します。新しいアップデートがある場合は、「今すぐアップデート」をクリックし、最新のバージョンをインストールしてください。
画面に「この Mac は最新の状態です」と表示されている場合は、MacOSとそのすべての機能が最新バージョンの状態になっています。
Windowsのソフトウェアのバージョン確認、アップグレードを入手するには、以下の手順に従って操作してください。最新のバージョンがある場合、Windowsでは更新プログラムが自動的にダウンロード、インストールされるように設定されますが、手動でもソフトウェアの状態の確認、アップグレードを実行が可能です。
更新プログラムを手動で確認するには、ホーム画面のWindowsアイコンをクリックし「設定(歯車アイコン)」をクリックします。設定メニューの中から「更新とセキュリティ」を選択しましょう。画面左側の「Windows Update」から「更新プログラムの確認」を選択します。
Macでの設定
Macでの設定に問題がないかを確認しましょう。確認する設定の項目は以下の2点です。
- USBが表示されるか確認する
- デバイスが表示されない場合
ここからはそれぞれの項目の確認方法について、詳細をご紹介していきます。
USBが表示されるか確認する
まずはUSBが表示されるか確認しましょう。「option」キーを押しながら「Appleメニュー」をクリックし「システム情報」または「システムレポート」をクリックしましょう。画面左側のメニューリストの中から「USB」を選択します。USBをクリックすると 「USB 装置ツリー」が画面中央に表示されます。
「USB 装置ツリー」の下に iPhoneの詳細情報が表示されている場合は、最新のMacOSを入手するか、最新のiTunesのバージョンをインストールしましょう。
デバイスが表示されない場合
先ほどご紹介したMacでのUSBが表示されるか確認し、確認した結果、デバイスが表示されない場合は、Apple サポートに問い合わせしましょう。Appleが提供しているサービスが多岐にわたるため、問い合わせをする際は、問い合わせたい製品やサービスごとに問い合わせをしましょう。
Windowsでの設定
Windowsでの設定に問題がないかを確認しましょう。確認する設定の項目は以下の2点です。
- Apple Mobile Device USB Driverを確認する
- Apple Mobile Device USB Driverを再起動・再インストールする
ここからはそれぞれの項目の確認方法について、詳細をご紹介していきます。
Apple Mobile Device USB Driverを確認する
Apple Mobile Device USB Driverを確認しましょう。PCにデバイスを接続した際「Apple MobileDeviceサービスが開始していないため、このデバイスは使用できません」というエラーメッセージが画面に表示される場合があります。この場合は、まずはApple Mobile Device USB Driverを確認しましょう。
まず起動しているiTunesを終了し、iPhoneを接続している場合は接続を外しましょう。PCのキーボードで「Windowsキー」+「R」キーを同時押しし、「ファイル名を指定して実行」のコマンドにアクセスしましょう「services.msc」と入力し「OK」をクリックすると、サービスコンソールのウィンドウが開きます。
「Apple Mobile Device Service」を右クリックし、ショートカットメニューの「プロパティ」をクリックします。プロパティでApple Mobile Device USB Driverの詳細を確認できます。
Apple Mobile Device USB Driverを再起動・再インストールする
Apple Mobile Device USB Driverを確認したら、次に再起動を実行しましょう。先ほど確認したプロパティの画面から、「スタートアップの種類」のポップアップメニューを「自動」に設定し、「停止」をクリックしてiTunesのサービスを一旦停止します。サービスが停止したら「開始」をクリックし、iTunesのサービスを再度開始させ、「OK」をクリックします。次にPCを再起動し、再びiTunesを起動して、iTunesを接続しましょう。
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜iPhoneの設定〜
次に、iPhoneの設定がiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されないとされる場合の対処法をご紹介していきます。iPhoneの設定が不具合の原因とされる場合は、以下の2点を確認しましょう。
- iPhoneのソフトウェアのバージョンを確認する
- 「このコンピュータを信頼しますか?」を許可する
ここからはそれぞれの項目の確認方法について、詳細をご紹介していきます。
iPhoneのソフトウェアのバージョンを確認する
まずはiPhoneのソフトウェアのバージョンを確認しましょう。iPhoneのソフトウェアのバージョンを確認するには、以下の手順に従って確認していきましょう。
まずホーム画面から「設定」をタップします。設定メニューの中から「一般」をタップし、「情報」を選択します。「写真」「容量」といった端末の情報の中から「バージョン」をタップすることで、現在使っているiPhoneのバージョンを確認できます。
「このコンピュータを信頼しますか?」を許可する
次に、「このコンピュータを信頼しますか?」を許可しましょう。このウィンドウを表示するには、まずはiPhoneをPCに接続します。iPhoneにパスコードが設定してある場合は、パスコードを入力してiPhoneのロックを解除しましょう。すると以下の画像のようなウィンドウが表示されるので、PCまたは別のデバイスを信頼する場合は「信頼」をタップしましょう。
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜再起動〜
次に、再起動がiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されない原因とされる場合の対処法をご紹介していきます。iPhoneの設定が不具合の原因とされる場合は、以下の2点を確認しましょう。
- PCを再起動する
- iPhoneを再起動する
ここからはそれぞれの項目の確認方法について、詳細をご紹介していきます。
PCを再起動する
まずはPCの再起動を行いましょう。PCを再起動する場合は、一旦iPhoneとPCとの接続を取り外ましょう。デバイスの接続を取り外している状態で、通常通りPCを再起動させましょう。
iPhoneを再起動する
PCを再起動したら、次にiPhoneを再起動しましょう。iPhoneを再起動するには、iPhone本体の側面の「スリープボタン」を長押ししましょう。画面に「スライドで電源オフ」が表示されたら、表示の案内通りに操作します。iPhoneの電源が落ちたこと確認し、再度iPhoneの「スリープ」ボタンを長押ししてiPhoneを起動させましょう。
この手順でiphoneの再起動が完了します。PCとiPhone両方の再起動が完了したら、USBケーブルを使って、再度PCとiPhoneを接続し、認識されない不具合が解消されたかを確かめましょう。
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因と対処法〜本体の故障〜
次に、本体の故障がiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されないとされる原因とされる場合の対処法をご紹介していきます。本体の故障が不具合の原因とされる場合は、以下の2点を確認しましょう。
- PCが故障している場合
- iPhoneが故障している場合
ここからはそれぞれの項目の確認方法について、詳細をご紹介していきます。
PCが故障している場合
PCが故障している場合、iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因になる場合があります。MacやWindowsといったPCとiPhoneを接続する場合は、LightningケーブルをPCのUSBポートを使って接続することになります。
稀な故障ではありますが、この「USBポート」が故障している場合があります。頻繁にUSBポートを使っている場合は、USBポートの故障を疑ってみましょう。このUSBポートは、USBポートに汚れやほこりが付着することで接触不良を起こしている場合もがあります。定期的にUSBポートを掃除し、メンテナンスを怠らないようにしましょう。
iPhoneが故障している場合
iPhoneが故障している場合、iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因になる場合があります。iPhoneは便利な端末ですが、その分大変壊れやすいものです。雨や日常生活上での水漏れは、端末の基盤の腐食を引き起こし、iPhoneを不意に落としてしまった場合は端末本体の破損につながります。
iPhoneが故障してしまった場合は、iPhoneを購入したケータイショップに問い合わせをし、iPhoneを修理に出すことをおすすめします。
iPhoneがiTunesで認識しない原因を探ろう!
この記事では、iTunesがiPhoneを認識しない5つの原因と、iPhoneが認識されないそれぞれの原因の対処法をご紹介してきました。iTunesがiPhoneを認識しない不具合の原因は人それぞれのため、今回ご紹介してきた認識されない原因を突き止め、原因に合った対処法でiTunesがiPhoneを認識しない不具合を解消していきましょう。