2019年12月12日更新
iPhone8/8 Plusを強制終了して再起動する方法!iPhone7とのやり方の違いも解説
突然のフリーズでiPhone8のアプリが止まった、このような時あわてることのないよう本記事で強制終了のやり方を覚えておきましょう。記事中ではiPhone8、iPhone7の強制終了についての解説になりますが、対処方はどのバージョンも共通です。
目次
- 1iPhone8/8 Plusを強制終了して再起動する方法
- ・画面で操作可能の場合は再起動
- ・できればアプリの再起動で
- ・画面で操作できない場合は強制終了
- 2【iPhone8/8 Plusの強制終了・再起動】強制終了と再起動の違いは
- ・iPhone8:8Plus強制終了の方法
- ・iPhone8:8Plus再起動の方法
- 3【iPhone7/7Plusの強制終了・再起動】iPhone8とのやり方の違いを解説
- ・iPhone7:7Plus再起動の仕方
- 4それでもiPhone8を強制終了できない場合には
- ・ボタンに不具合がある場合の再起動の仕方
- ・放置してバッテリー残量を切らす方法
- ・Appleのサポートを受ける
- 5いざというときのためにiPhone8の強制終了方法をマスターしよう
iPhone8/8 Plusを強制終了して再起動する方法
一般的にスマホ(iPhon8、iphone7等)の不具合に有効とされる、「再起動」には2種類あります。「再起動」と「強制終了(強制再起動)」です。
「再起動」はボタンを押すことで、画面上のメニューから電源を切るやり方に対して、「強制終了」はすべて”ボタンの操作のみ”で完了します。
画面で操作可能の場合は再起動
ここでいうiPhoneの「不具合」とは「フリーズ」のことを指します。アプリを操作中に突然画面が固まったように動かなくなり、「タップ」「スワイプ」などの操作を、一切受け付けなくなった状態のことです。
しかしフリーズが特定のアプリ単独に限定的な症状で、他のアプリは普通に操作が行える状態の場合は、電源を一度OFFにする「再起動」で充分iPhoneの修復が図れます。
画面操作可能な不具合とは?
フリーズで固まったのが操作中のアプリのみに限定され、他のアプリやホーム画面は問題なく通常どおりに操作を受け付けている状態をいいます。
できればアプリの再起動で
アプリや画面が不安定なだけの場合には、アプリを一度閉じて、再度開き直す「アプリの再起動」で改善されることも多いです。これは簡単に実行でき、すぐ試すことのできる方法です。
作業中のデータ消失もありうる
スマホ等(iPhone8、8Plus、iPhone7、7Plus)を「強制終了」「再起動」するとやり方によって、作業中のデータは失われてしまうこともあります。スマホを強制終了、再起動する際には、前もって「データの保存」をしてからの実行がおすすめです。
※保存されているデータは再起動や強制終了(強制再起動)を実行しても失われることはありません。
画面で操作できない場合は強制終了
システムが不安定になると、画面上のアイコンすべてが操作不能(フリーズ)になったり、突然電源が落ちることも、画面が黒くなり、何も表示されなくなったりする場合もあります。このような時は次章でやり方を解説する「強制終了」が効果的です。
操作不能な状態とは?
作業中のアプリだけでなく、ホーム画面(待ち受け画面)そのものが「タップ」「スワイプ」操作ができなくなったり、画面が黒くなり、ホーム画面が表示されなくなった場合には、ボタンによる「強制終了」「強制再起動」が必要です。
【iPhone8/8 Plusの強制終了・再起動】強制終了と再起動の違いは
この章では、「iPhone8/8Plus」と「iPhone7/7Plus」の強制終了、再起動の仕方と「iPhone8/8 Plus」「iPhone7」のやり方の違いを解説します。
iPhone8:8Plus強制終了の方法
最初にiPhone8:8Plus強制終了の方法から説明します。
- 「音量上げるボタン」を押してすぐはなします
- 「音量下げるボタン」を押してすぐはなします
- 「サイドボタン」を長押しします
- 「Appleロゴ」が表示されたらボタンをはなします
※「4」では必ずAppleロゴが表示されるまで押し続けてください、Appleロゴ表示前に離すとただの「電源OFF」になります。
iPhone8:8Plus再起動の方法
次に「iPhone8:8Plus」再起動の仕方について説明します。
サイドボタンを「スライダ」が表示されるまで長押しします。
再起動はときおり「強制再起動」と混同されがちですが、ボタン操作だけで行う強制再起動、強制終了と違い、「サイドボタン」を長押しして画面に「スライダ」が、表示されるのを待ってスワイプすることで「再起動」はできます。
- 表示された「スライダ」を横にスワイプして電源を「OFF」にします
- 電源が切れたことを確認してから「サイドボタン」を長押しして電源を「ON」にする
上図のように「スライダ」が現れたら、横に払うようにスワイプすることで、電源が切られます。電源が切れたのを確認して、再度「サイドボタン」を長押しすると、電源が入り「iPhone8、8Plus」「iPhone7、7Plus」が起動します。
【iPhone7/7Plusの強制終了・再起動】iPhone8とのやり方の違いを解説
次に「iPhone7:7Plus」の強制終了、強制再起動の仕方を説明します。
- 「音量を下げるボタン」と反対側にある「スリープ/スリープ解除ボタン」を長押しします
- 「Appleロゴ」が現れたら両方のボタンから手をはなします
※「2」では必ずAppleロゴが表示されるまで押し続けてください、Appleロゴ表示前に離すとただの「電源OFF」になります。
iPhone7:7Plus再起動の仕方
「iPhone7:7Plus」再起動の仕方は上記の「iPhone8/8Plus」と同様の再起動の仕方でできます、参照してください。
iPhone8と7強制終了手順の違いは
上記の説明にもある通り、「iPhone8、8Plus」の強制終了(強制再起動)の仕方は「音量上げ」「音量下げ」ボタンを「順番にチョイ押し」後「サイドボタン」を長押しします。
それに対し「iPhone7、7Plus」の強制終了のやり方は、「音量下げ」ボタンと「スリープ/スリープ解除」ボタンを「同時に長押しする」という違いがあります。
それでもiPhone8を強制終了できない場合には
それでもiPhone8を強制終了できない場合の原因としては、ハード面での不具合も考えられます。
ボタンに不具合がある場合の再起動の仕方
たとえば「ボタン」が壊れている場合は、いままで解説してきた方法が使えないケースがあります。サイドボタン、スリープボタンが壊れていると、強制終了はおろか再起動もボタン操作からはできません。
前もってAssistive Touchを設定しておく
そこでiPhone8、7のボタンを使用せずに、画面上だけで再起動できる方法を次に紹介します。
- iPhone8のホーム画面(待ち受け)から歯車アイコンの「設定」をタップして開きます
- 次に「設定」画面の「アクセシビリティ」をタップします。
上図の「アクセシビリティ」画面の「タッチ」をタップします。
「タッチ」に移動したら、「オフ」になっている「assistiveTouch」を「オン」にします。
「AssistiveTouch」が有効になっていることを確認して、「最上位メニューをカスタマイズ」の「>」をタップします。
「最上位メニューをカスタマイズ」のアイコンの中に「再起動」のアイコンが無い場合は、「+」ボタンを押してプルダウンリストの中を探します。
一覧に見当たらない場合には、下方に隠れていますのでスクロールして探します。リストの中で見つかった「再起動」を選択するとアイコンに加えることができます。
一覧に加えられた「再起動」アイコンを選択したら、次に「長押し」の設定をします。
「AssistiveTouch」の画面に戻り、「長押し」の項目が「なし」になっているのでここに「長押し秒数」を設定します。「長押し」の項目名を押すように強めにタップします。
「長押し」に移動したら「オフ>」をタップして長押しが有効になる時間を設定します。
「長押し継続時間」を「+」「ー」ボタンで調整して設定します。終わりましたら「<長押し」をタップして前ページに戻ります。
「長押し」の画面で下方の「再起動」の項目に「✔」を入れると設定が終了します。
「assistiveTouch」の画面で上記のように、長押しの項目に「再起動」と表示されていたら設定が完了です。
ホーム画面上に上図の「1」のアイコンが常時表示されるようになり、「長押し」すると「2」のアイコンメニューが現れ、その中の「再起動」を選択すれば、本体のボタンに触れることなく再起動ができます。
放置してバッテリー残量を切らす方法
放置してバッテリー残量を切らす方法は、iPhone8がフリーズ、黒画面になり充電ケーブルを挿しても、充電画面が表示されない、ボタンにも反応しないときなどに試みる手段です。
バッテリーが切れて電源が「OFF」になったころ合いに再度充電をしてスイッチを入れて様子をみます。
※コンピューターでもある「スマートフォン」は電源が「ON」になり起動する過程でシステムをチェック、修復しながら起ちあがります。この仕組みを利用するのが「再起動」や「強制終了」です。
Appleのサポートを受ける
いままで解説した手順でiPhoneが改善しない場合には、やはりお買い求めのショップかAppleサポートに相談しましょう。
いざというときのためにiPhone8の強制終了方法をマスターしよう
強制終了はiPhoneにとって、有効な「不具合を解消できる手段」です。システムに不具合があっても「強制終了」するだけで治ってしまうことも多く報告されています。不具合が起きていなくとも、ときには電源を切って再起動することは、スマホをリフレッシュするのにとても有効です。