2019年07月26日更新
iPadのフォント追加・変更方法!アプリで好きなフォントをダウンロード!
iPadのフォント追加・変更方法、アプリで好きなフォントをダウンロードする方法を解説します。iPadのフォント追加、変更方法はフォントアプリケーションを使えば簡単です。こちらの記事を参考にダウンロードの方法を身につけていただけたら幸いです。
目次
iPadのフォントをAnyFontを使って追加・変更する方法
iPadの画像編集アプリケーションなどで、好きなフォントが使える方法をご紹介いたします。AnyFontは、自分の好きなフォントをインストールできるアプリケーションです。iOSアプリケーションのAnyFontは、有料(240円)ですが、iPadにフォントを追加する機能が揃っています。また、iPadの使い方も簡単で日本語フォントでも不具合なく使うことができます。
TTF、TTC、OTFの3種類のファイル形式に対応しているため、圧縮されたZIPファイルでもそのままアプリに追加することができます。(アプリに追加すると自動で解凍されます。)AnyFontアプリケーションの特徴は、iPadとiPhoneで使えるユニバーサルアプリケーション、ZIPファイルの解凍も全自動、日本語ファイルの文字化けなどがない、アプリ内課金でフォントをiPadに追加することができる機能も備わっているなどがあります。
フォントサイトからダウンロードする
AnyFontの活用方法をご紹介いたします。まずは、iPadを使ってフォントサイトからインストールしたいフォントファイルを準備します。フォントをダウンロードしたら.ttfや.otfという拡張値がついたものがフォントファイルとなるため、リンクをタップし、開きます。iPadでsafariからファイルのリンクをタップすると、そのファイルをどのアプリケーションで開くのか選択する画面になります。AnyFontで開くを選択します。
AnyFontで開くという表示がない場合は、(その他)をタップして、シェアシートを開いて(AnyFontにコピー)を選択してください。AnyFontのアプリが立ち上がり、独自のフォントという項目にダウンロードしたファイル名のフォントが追加されます。そのまま、ダウンロードしたフォントをクリックすると、ファイルアイコンがポップアップで表示されるため、アイコン部分をタップします。
すると、再度Safariが立ち上がり、(こちらのWebサイトは設定を開いて、構成のプロファイルを表示しようとしています。許可しますか?)という文言が出現するため、許可をタップします。すると、iPadの設定アプリが開くため、プロファイルをインストールといったポップアップが表示されます。
ここでAnyFontアプリケーション内の先ほどダウンロードした(.ttf)または、(.otf)の拡張値のファイルが記載されているのを確認してインストールをタップしてください。インストールが終われば、ポップアップ右上の完了をタップしてください。これで、自分のiPad端末にフォントをインストールすることが完了です。
Dropboxに保存したフォントからダウンロードする
Dropboxからフォントをインストールする方法をご紹介いたします。Dropboxアプリで追加したいファイルをタップします。右上の(…)ボタンをタップしてください。メニューからエクスポートを選択してください。共通のメニューから別のアプリで開く(…)を選択してください。ブラウザから、追加したい時と同様に、AnyFontで読み込むを選ぶことで完了です。
iPadのフォントをRightFontを使って追加・変更する方法
iPadにフォントを追加する方法を書かれているサイトがいくつもありますが、どれもが有料アプリです。先ほど紹介した、AnyFontも240円の有料アプリです。ここからは、RightFontという無料アプリのご紹介をいたします。RightFontは、無料であり、対応ファイル形式は「.otf、.ttf、.ttc」に対応しております。ただし日本語対応はありません。注意点として、RightFontを使う場合は一度Zipを解凍する必要があります。
PCでファイル管理ソフトを使ってファイルを移動する
PCでファイル管理ソフトを使ってファイルを移動する方法をご紹介いたします。まずはPCで自分の使いたいフォントを準備します。(ダウンロードしたフォントファイルののほとんど全て圧縮されていると考えられるため、PCで解凍しておいてください)フォントが用意できたら、iPadとPCを接続します。ファイル管理のソフトを使って、iPadのフォルダの内部まで気軽にアクセスできるように設定します。
有名なファイル管理ソフトは、iFunboxやiToolsです。ファイル管理ソフトを起動してください。ここではiFunboxを例に解説します。上部のタブからデバイスを選択します。左のリストのアプリを選択してアプリ一覧を表示します。一覧の中からRightFontを探して、フォルダアイコンをクリックして内部へアクセスします。
ImportedFontフォルダを開いて、フォルダの中フォントダイルをドラッグアンドドロップします。これらが、PCで行う作業となります。
iPadでフォントをインストールする
次に、iPad側で行う作業についてご説明いたします。まずは、RightFontを起動します。(RightFontを起動していた場合は、一度終了してから再度起動していください。)アプリの下部のMy Fontsをタップしてください。先ほどPCの操作で共有したフォントが表示されるため、Installをタップしてください。
自動的にSafariが立ち上がり(構成プロファイルにアクセスしようとしているけど大丈夫ですか?)といった内容の警告が表示されます。これは、フォントをインストールするという、端末の構成を変更する上で表示される警告なため、心配する必要はありません。(許可)をタップしてください。プロファイルのインストール画面が表示されます。右上の(インストール)をタップしてください。
パスコードの入力が求められるため、自分の設定したパスコードを入力してください。すると、また確認画面が開きます。問題がないため「インストール」をタップしてください。インストールが完了したら、右上に表示されている「完了」をタップしてください。
iPadのフォントを変更する時の注意点
iPadのフォントを変更するときの注意点としては、アプリケーションによって使えるものと使えないものがあります。また、フォントが日本語であったり、ファイルのサイズが大きいなどの理由で、変更に失敗するケースがあります。そして、Windowsのフォントのファイルをダウンロードしてアプリケーションで解凍しようとしても反映されないので、注意しましょう。
アプリによって使えるものと使えないものがある
AnyFontによるフォントのインストールですが、全てのアプリでインストールしたフォントが使える訳ではなく、編集アプリがフォントインストール機能に対応している必要があります。そのため、編集アプリがフォントインストール機能に対応していない場合は、使えない可能性もあります。
AnyFontアプリの場合
AnyFontアプリケーションはフォントに日本語が入っていると、上手にインストールできません。また、ファイルのサイズが大きいのも問題です。アプリケーションによって注意するべき点は違います。
フォント名が日本語表記だとインストールできない
AnyFontアプリの場合、フォント名に日本語が入っているとうまくインストールできないため注意が必要です。そのため、フォント名を必ず英数字に変更してからインストールする必要があります。また、日本語フォントで英数字を含まないファイルでは、フォントの名前が表示されませんが、そのままインストールすることができます。
ファイルサイズが大きすぎると失敗する
ファイルのサイズが大きいフォントは、プロファイルのインストールに失敗する可能性があります。現時点でインストールできないことを確認できているフォントは限界明朝(ファイルサイズ13MB)かんじゅくゴシック(ダイルサイズ19.9MB)です。これらのフォントは容量が大きいため、失敗しやすいです。
RightFontアプリの場合
RightFontアプリの場合、ファイルの解凍が必須です。Zip形式で保存されているため、解凍してからの使用になります。
ファイルを解凍しておく必要がある
RightFontは、無料であり対応ファイル形式は「.otf、.ttf、.ttc」に対応しております。ただし日本語対応はありません。また、RightFontを使う場合は一度Zipを解凍する必要があります。事前にファイルを解凍することでスムーズにフォントのダウンロードができるので、おすすめです。
iPadにオススメなフォント配布サイトの一覧
iPadにおすすめなフォントサイトがあります。フォントサイトでは、自分が気になるフォントを日本語だけでなく、ローマ字表記のフォントを探すことができます。有料のフォントから無料のフォントまで幅広くあるので便利です。
フォント配布サイト
おすすめのフォントサイトは、全部で5つあります。フォントフリー、FONTBEAR.NET、coliss.com、ぐずりふぉんと1年生、FONT FREEです。どれも自分のお気に入りのフォントを見つけるには最適なサイトです。
フォントフリー
フォントフリーは、フォントを追加できるアプリケーションを紹介しているサイトです。フォントの種類は様々で、明朝体、ゴシック体、かわいいフォントなども選べます。しかし、フォントフリーにあるフォントをダウンロードするには、iPadにAnyFontやRightFontなどの、iPadのアプリケーションが必要になるので、あらかじめダウンロードをおすすめします。また、フォントには、商用と個人利用の2つが存在します。
商用とは、販売する商品にそのフォントを使用しても良いですが、個人利用の場合は、そのフォントを使用して利益が発生すると法律違反になります。誤って個人利用のフォントを商用に使用しないように注意しましょう。
FONTBEAR.NET
FONTBEAR.NETのサイトは一見ただの画像サイトに見えますが、フォントサイトです。FONTBEAR.NETでは、とても個性的なフォントが多く、有名です。いろんな人が作成したフォントが多く並べられており、選ぶのが難しいぐらいあります。日本語だけでなく、欧文フォントもいくつか提供しているため、いろんなフォントを楽しめます。フォントは漢字に対応しているフォントと、対応していないフォントがあります。
サイトのフォント内検索もしやすく、フォントの特徴を絞って、検索ができます。
coliss.com
coliss.comのフォントサイトは、英語のフォントをメインに販売しています。また、このcoliss.comは普通に購入すると、高額なフォントを多数保持しており、割引などで格安に販売しています。ここで販売されているフォントは、アプリケーションやWebデザイン、動画などに利用ができます。クライアントに向けたパワーポイントなどの資料にも使えます。
coliss.comのフォントは通常数万円しますが、今回はセール期間もあり数千円で購入できます。
ぐずりふぉんと1年生
ぐずりふぉんと1年生は、手書きされた文字をそのままフォントにした作品です。丸文字が特徴で、手書きで書くには個性が必要です。フォントの種類は、日本語はもちろん、数字やカタカナ、漢字、アルファベットまで小学校1年生で習う文字がメインです。商用や個人利用などの決まりはとくにありませんが、ぐずりふぉんとのサイト側は、責任を負ってくれないので注意が必要です。
FONT FREE
FONT FREEは、多くの種類のフォントを保持しています。これも、商用できるフォントと、そうでないフォントがあります。商用できないフォントは個人利用のみとなっているので注意しましょう。個人利用とは、販売目的の物に何らかの形でフォントが使われている状態です。
iPadをお気に入りのフォントにカスタマイズしよう
iPadを使用して、お気に入りのフォントの見つけ方を紹介しました。フォントを変更するには、iPadでアプリケーションをダウンロードしないといけません。また、フォントは人気ダウンロードサイトがいくつかあるので、その中から自分でダウンロードする必要があります。ダウンロードしたファイルをiPadのアプリケーションで処理して、フォントの変更ができます。
フォントの種類も多くあり、日本語から英語まで幅広く、日本語でもひらがなやカタカナまで細かいところまで編集されています。また、他人が作成したフォントを使用する場合は、商用で使用していいのか、それとも個人利用のみなのか決まっているので、あらかじめチェックしましょう。