iPadのファイルをパソコンに転送する方法!PCからデータ共有/移行の方法も解説!

iPadからPCに転送したいファイルがあるとき、クラウドサービス、メール、ケーブルをつなぐだけで送れる?そもそもクラウドってなに?ファイル転送はたくさんあります。iPadからPC、PCからiPad、迷わない方法を紹介します。

iPadのファイルをパソコンに転送する方法!PCからデータ共有/移行の方法も解説!のイメージ

目次

  1. 1iPadのファイルをPCに転送する方法
  2. iPadでPCへデータを移行する方法・手順
  3. PCソフトを使ってファイルを転送する
  4. 2iPadへPCのファイルを転送する方法
  5. iPadへPCのファイルを移行する際の注意点
  6. iPadへPCのファイルを転送する方法
  7. 手順 iTuneを使ってファイルを転送する
  8. 3 iPad・PC間でファイルを転送するおすすめソフト
  9. おすすめソフトの使用でMac・Windowsでも簡単にデータの共有 ・移行が可能に
  10. AnyTrans for iOS
  11. AllFiles
  12. 4iPadからPCへ自由にファイルを転送しよう!

iPadのファイルをPCに転送する方法

iPadからPCへ転送2

iPad内のファイルデータや画像を「PC」に移行させたい、転送してより大画面で鑑賞したいということはままあります。しかし実際どうやったら画像やデータファイルがPCに転送できるのか?”いままでやったことがない”という方のために、本記事で詳しく解説します。

iPadでPCへデータを移行する方法・手順

  • iPadとiPhone同士をUSBケーブル(充電に使用する)で接続
  • インターネットクラウドサービスで転送する
  • USBメモリでデータを移行する

同期

iPadからPCへのファイル転送には上記の三つの方法があります。データ転送は大まかに分けてケーブルをつなぐか、インターネットを利用するかです。

PCソフトを使ってファイルを転送する

ソフトでiPadからパソコンにデータやファイル、画像などPCソフトで転送する場合、「AnyTrans」が一番使いやすくおすすめです。有料になりますが、2,980円とお手頃で高機能です。

ファイル転送

「AnyTrans」を使用すると、複数のPCやスマートフォンと同期でき、音楽や写真、動画の追加も自由にできます。ファイル転送中にどちらかのデータが、消去されるということもなく安心です。

新発売】AnyTrans(エニートランス) 7 」価格表 【iOS 12 対応】iPhone/iPad/iPodから iTunesやパソコンへ音楽などデータ転送&コピーができる便利ソフト「AnyTrans(エニートランス) 7」
iPadからPCへ転送1

iOSアプリを使ってファイルを転送する

「Send Anywhere」は画像、写真のみならず、データファイルにも対応できるファイル転送アプリです。無料にもかかわらず、多彩な機能で、iOSだけでなくAndroidにもインストールできます。

iPadデータ

友達とのデータの共有もでき、そのうえ面倒な会員登録なしで利用することができます。

‎「Send Anywhere (ファイル転送・送信)」をApp Storeで

PCの基本的な機能からファイルを転送する

WindowsPCに直接USBケーブルを挿して、ファイルの転送ができれば初心者には分かりやすいのですが、少し注意点もあります。「iTunes」をインストールしてあると自動的に同期が始まってしまい。パソコンの基本的機能が妨げられます。

iPadで転送

これを防ぐには次のように、「iTunes」の設定で”同期を無効”にします。

  1. Windowsスタートボタンから「iTunes」を開く
  2. 「編集」をクリック
  3. プルダウンメニューより「環境設定」をクリック
  4. ”「デバイス」をクリックしてiPhone、iPadを自動的に同期しない”のチェックボックスにチェックを入れる

ipadの転送

これによりiTunesが自動的に同期し始めることを止められます。つづいてパソコンに充電ケーブルで接続します。

iPadからPCへ転送1

すると上の図のようにPCの下部に「****のiPad」とポップアップが出て操作を選択できます。このポップアップに、マウスカーソルを当ててクリックしてください。

pc基本的な転送方法

上の図のように画面上に操作メニューが現れますから、該当項目をクリックします。もし、上のメニューが出ずそのまま消えるようでしたら、エクスプローラからマイコンピュータ(PC)を開きます。

iPadからPCへ転送2

エクスプローラからマイコンピュータ(PC)を開きます。上の図の「デバイスとドライブ」に接続したiPadが表示されています。クリックして開いていきます。

iPadからPCへ転送3

「DCIM」を開くと転送したいデータファイル、写真、等選択してドラッグ&ドロップで移動できます。以上で「PCの基本的機能での転送方法」の説明は終了です。

iTunesを使ってファイルを転送する

iTunesを起動して音楽(購入した音楽に限る)やデータファイルを、移行するときも、上記の「基本的機能で転送」ようにiTunesの「自動同期」はOFFにします。

iPadからPCへ転送5

iPad側でパスコードの認証を求められますが入力します。

PcとiPad

ケーブルでiPadとつなぐと最初だけパソコン上に認証画面が出ます

iPad 共有 

出たら「信頼」をクリックします

iPadからPCへ転送1

Windowsの「スタート」ボタンをクリックしてプログラムの中から「iTunes」を起動します。

iPadからPCへ転送2

iTunesが起動したら左上のiPadが認証されているのを確認し「同期」をクリックします。iTunesでファイルを移行するということは、「同期」することです。

iPadからPCへ転送3

同期には少し時間がかかりますが、気長に待ちます。同期できたらデータファイルのやりとりができます。

データ共有サービス(クラウド)を使ってファイルを転送する

クラウドサービス(データ共有サービス)を使用して、転送(移行)を行うのが現在もっとも簡単で、間違いがないでしょう。設定さえ済ませれば、クラウド上のデータファイル、音楽ファイル、にアクセスでき、編集、移行が自在にできます。

Cloud

「iPad」「iPhone」の端末をお持ちの方は、「iCloud」、Android端末をお持ちの方は、「Googleドライブ」が、純正のクラウドサービスではじめからプリインストールされています。クラウドサービスを利用する手順は以下のように設定を行います。

iOS「iPad、iPhone」ユーザーで、パソコンがAppleコンピュータの「Mac」ですと、「iCloud」のアカウントをそろえるだけで、「iPad」とクラウド上でファイルの”やりとり”ができるようになります。

  1. PCとiPadに同じ「クラウドサービス」をインストールします。
  2. 同じ”アカウント”で”サインイン”します

Googleドライブ 汎用
 
OneDrive Windows
Dropbox 2GBまで無料
iCloud iOS、Mac

iPad 共有2

USBなどの外部メモリを使ってファイルを転送する

iPhone、iPadにはUSBスロットはありませんが、iPhone、iPadの充電スロットに挿し込む「USBメモリ」が市販されています。下のリンクの「ERUNカードリーダー」はiOS端末に挿すだけで専用アプリがインストールされすぐに使用できます。

iPad メモリ

「iOS」「Android」両端末に対応しており、写真、やデータだけでなく一部オーディオ(AC3/E-AC3/MLP)に非対応ながらも、動画やビデオの転送にも使用できます。

「ERUN 正規品 カードリーダー」iPhone/iPad/Android/コンピューター用

iPadへPCのファイルを転送する方法

これから解説する方法は、逆のパターンです、同じやりかたで転送もできますが、成立しないパターンもありますので注意が必要です。

転送

iPadへPCのファイルを移行する際の注意点

普段、写真、動画、などiPad⇒PCへの転送が多く、PC⇒iPadへファイルを送るということは、音楽(ミュージック)などを除きあまりないことです。それはモバイル端末にはエクスプローラやファインダーのような、ファイル管理システムがなく、アプリ個々でファイルを管理しているからです。

iPadへPCのファイルを転送する方法

PCからiPadへ転送する手順は、iPadからPCへの手順と変わりはありません。逆の手順が成立するかどうかですが、安心してくださいほとんど成立します。この章からは専用ソフトの紹介も交えて解説します。

faile転送

手順 iTuneを使ってファイルを転送する

「iTunes」を使用してのデータファイルや、音楽ファイルの移行や共有の仕方は前章の”iTunesを使ってファイルを転送する”と同手順になりますので、ここでは割愛します。前章を参考にしてください。

iPad PCケーブルで  転送

おすすめPCソフト「MobiMover Free」を使ってファイルを転送する

次に紹介するファイルの転送方法は、フリーソフトの「MobiMover Free」です。このソフトはインストールがとても簡単で、めんどうな設定も一切なくインストール後、即iPadをパソコンと接続(充電用USBケーブル)して転送(移行)することが可能です。

「MobiMover」 FreeーWindows/Mac向けの世界初の完全無料なiOS 12データ移行ソフト
MobiMover Free1

上記リンクファイル(ダウンロードファイル)をクリックすると、上記の「exeファイル(実行ファイル)」が画面下にダウンロードされますので、ダブルクリックしてインストールします。以上はWindowsPCの場合ですが、「Mac」も同様の手順でOKです。

MobiMover Free2

「今すぐインストールする」をクリックする。

MobiMover Free

インストール中少し待ちます。

MobiMover Free4

インストールが終了しましたら、「今すぐ始める」をクリックします。

MobiMover Free5

上の画面になったらiPadとPC(ここではWindows)を接続します。もしうまく認識されないようでしたら、次のことを試してください。

  • ケーブルを挿しなおす
  • 他のUSBケーブルで試す
  • iPadの電源は入っているか
  • PCの再起動

MobiMover Free8

iPadとWindowsPCがケーブルでつながっている状態

MobiMover Free6

無事PCとiPadの認識がうまくいきましたら、上の「PCからiOS端末へ」をクリックします。

MobiMover Free7

上の画面に移行したら、上段の「ファイルを追加」をクリックします、そして「インポート」をクリックすると転送が完了します。

MobiMover Free9

上記のように転送完了のメッセージが出ます、「OK」をクリックしてパソコン側は終わりです。

MobiMover Free10

iPadの「写真」のアルバムを開くと、送った画像が移行されています。

Airdropを使ってファイルを転送する

「iOS7」から標準搭載された「Airdrop」は、Apple製品同士でやりとり共有できるアプリです。動画やメッセージなど通信料が高めになりそうな、ファイルの転送に利用すると有効です、

iPad から転送

Airdropを有効にするには「Wi-Fi」「Bluetooth」ともにONにしておき、「受信」を「すべての人」にします。

iPad から転送2

送りたいファイルを選択して、□に↑の「共有アイコン」をタップすると、近くにいるiPhone、iPad、Macに送れます。Wi-FiおよびBlueToothの範囲内で利用でき、比較的大容量のファイルもiOS同志で転送、共有できて便利です。

E-mailを使ってファイルを転送する

次にiPadに標準で用意されているE-mail「SMS」で、画像ファイルをパソコンからiPadに送ってみましょう。

 iPad E-mail

  1. ホーム画面(待ち受け画面)より「写真」をタップします
  2. 「選択」をタップして写真を何枚か選びチェックを入れます
  3. □に↑のついた「送る」アイコンをタップします
  4. 「メール」を選択します
  5. 宛名、件名を記入して「送信」をタップします

 iPad E-mail2

iCloud Driveを使ってファイルを転送する

icloudログイン

オンラインドライブを使ってファイルを転送する

Macには「iCloud」という純正のクラウドストレージがありますが、Windowsにも「OneDrive」がクラウドストレージとして用意されています。

Microsoft OneDrive 4+ ファイルと写真向けのクラウド ストレージ Microsoft Corporation
onedorive
ThumbiPhoneの「ファイル」アプリとは?使い方やファイル管理方法を解説!

iPad・PC間でファイルを転送するおすすめソフト

おすすめソフトとして「AnyTrans」と「AllFiles」の2種を紹介します。

おすすめソフトの使用でMac・Windowsでも簡単にデータの共有 ・移行が可能に

Windows、Macで定評のあるソフトを紹介します。まずは世界中で定評のある「AnyTrans」です。

PC andiPad

AnyTrans for iOS

有料版ですが「AnyTrans」をインストールしますと,iPad、iPhoneとパソコンでの垣根が取り払われ、ストレスなくやり取りができるようになります。Mac、Windows、iOS、で安全に使用できます。

AnyTrans 転送1

ここではPCはMacを使用し、画面左上にiPadが認識されているのを見られます。

AnyTrans 転送2

「AnyTrans」単体でもデータ、音楽、動画、写真、を転送、移行、管理できますが、iTunesと共有するとまた有機的で複雑な管理ができます。

AnyTrans 転送3

しかし使い方は簡単で、上の図に見られる通り視覚的にファイルを扱うことができ、「デバイス」をクリックすると複数のiPad、iPhoneを接続(USBスロット)して音楽、ファイルの移行、共有など自在にコントロールすることが可能です。

AnyTrans 転送4

上の図、複数デバイスを接続できるとメッセージが出ました。

AnyTrans 転送5

このように、Macのファインダーからファイル、データ、オーディオを選択インポート、エクスポートすることができます。

【新発売】AnyTrans(エニートランス) 7 」価格表 【iOS 12 対応】iPhone/iPad/iPodから iTunesやパソコンへ音楽などデータ転送&コピーができる便利ソフト「AnyTrans(エニートランス) 7」

AllFiles

続いてフリーソフトの「AllFiles」の紹介と簡単な解説をします。iPad⇒PC、PC⇒iPad、どちらも転送でき移行速度も高速で、一分間に200曲移行できます。サポートもファイルをほとんどカバーしており、操作もドラッグ&ドロップで済みます。

AllFiles 転送1

上の画面で「デバイスマネージャー」iPadをクリックします。

AllFiles 転送2

iPadのファイルシステムが開かれ、MacのファインダーやWindowsのエクスプローラのような画面に移ります。ここで任意のフォルダーを開き、ドラッグ&ドロップでデータ、ファイルのインポート、エクスポートを行えます。

AllFiles 転送3

ファイルの転送が行われ経過時間が表示されています。

AllFilesダウンロード

iPadからPCへ自由にファイルを転送しよう!

クラウドサービス

いろいろ紹介してきましたが、自分に合う、使いやすい転送、共有の方法はありましたか、ぜひ、自分に合う安全で簡単な転送法を見つけてください。

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Original
この記事のライター
山口 長二
きょうは霜が降りていました冬本番ですね。皆さんがんばりましょう。