2019年10月29日更新
iPhoneの写真をWindows10のパソコンに取り込む 3つの方法を解説!
iPhoneの写真をパソコンに取り込む方法(Windows10)を説明します。iPhoneの容量は有限なので、iPhoneの写真をパソコンに取り込むことで安心できます。今回はWindows10のパソコンでも簡単に写真を保存する方法を解説します。
目次
- 1iPhoneの写真をWindows10のパソコンに取り込むには
- ・準備する物
- 2iPhoneの写真をwindows10パソコンへ取り込み
- ・iPhoneから画像とビデオをインポート
- ・Windows10にインポート(保存)
- ・ピクチャフォルダの確認
- 3iPhoneのフォトアプリからwindows10エクスプローラーインポート
- ・ライトニングケーブルで繋ぐ
- ・フォトアプリでインポート
- ・エクスプローラーでインポート
- ・ドラッグ&ドロップ保存
- 4iPhoneの写真をwindows10パソコンでクラウドに取り込む
- ・準備
- ・Googleドライブ
- ・Dropbox
- ・ApowerManager
- ・AllFiles
- ・Tenorshare iCareFone
- ・DearMob iPhoneマネージャー
- 5iPhoneの写真をwindows10パソコンに取り込めないときは
- ・USBケーブルをつないでも反応がない
- ・大量の写真転送
- ・Windows10対応のフォーマットにする
- ・Windows10にフォトアプリがない
- 6iPhoneの写真をWindows10のパソコンに取り込んで保存しよう!
iPhoneの写真をWindows10のパソコンに取り込むには
スマートフォンが普及している今現在ですが、その中でもiPhoneユーザーの方が多く見られます。iPhoneは、その他のandroidよりもスマートな見た目をしているだけでなく、情報処理速度やカメラの画質など優れている点が多々あります。そのため日本では、androidよりもiPhoneの方が普及しています。
一方で、パソコンはMacよりもWindowsの方がまだまだ多く見受けられます。多くのiPhoneユーザーが、使用しているパソコンはWindows10のようです。iPhoneユーザーで使用しているパソコンはWindows10だと言う人でも、iPhoneの写真をパソコンに取り込む方法が知りたいことがあります。この記事ではiPhoneの写真をパソコンに取り込む方法(Windows10)を説明しています。
準備する物
iPhoneの写真をパソコンに取り込む方法を見ていく前に、必要なものを見ていきます。
iPhone
iPhoneの写真をパソコンに取り込むには、まずこれがないと始まりません。iPhoneは写真を綺麗に撮ることができるので、たくさんの写真を保存している方も多いです。最近発売したiPhone11には夜景撮影モードも付いており、今まではなかなか綺麗に撮影することが難しかった夜景も、より綺麗に撮影することができるようになっています。少し話がそれましたが、まず始めに写真を保存したiPhoneを用意してください。
Windows10パソコン
次にWindows10のパソコンを用意します。Windows10以外のWindowsのパソコンにもiPhoneの写真を取り込むことはできますが、今回のiPhoneの写真をパソコンに取り込む方法は、Windows10でのやり方を説明していきます。
USBケーブル
最後に、写真が保存してあるiPhoneと、Windows10のパソコンを繋ぐUSBケーブルを用意します。iPhoneの写真をパソコンに取り込むにはi、PhoneとWindows10のパソコンを繋げなければなりません。iPhoneをパソコンと繋げる場合にはライトニングケーブルが必要になります。ライトニングケーブルとは、iPhoneやiPadなどのiOSデバイスに使われるもので、裏表に区別がなく、向きを気にせず挿入することができるようになっています。
iPhoneの写真をwindows10パソコンへ取り込み
まずは、最も簡単にiPhoneの写真をパソコンに取り込む方法(Windows10)を見ていきます。今回のこのiPhoneの写真をパソコンに取り込む方法ではi、Tunesなどのソフトを使くこともなく、iCloud等のクラウドサービスを利用することもなく、必要最低限の物さえあれば行うことができます。Windows10のもともと搭載せれている機能のみで簡単にインポートすることが可能です。
iPhoneから画像とビデオをインポート
まず初めに、iPhoneとWindows10のパソコンをライトニングケーブルで接続します。接続した後、少しだけ時間を置いてからパソコンのエクスプローラーのPCを開いてみると、下記のように「デバイスとドライブ」の欄にiPhoneが表示されます。
なかなか表示されない場合はもう少し時間を置いてみるか、iPhoneに下記のように「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されるので、信頼をタップするとパソコンのエクスプローラーにiPhoneが出現します。
Windows10にインポート(保存)
次に表示されたエクスプローラー上のiPhoneを右クリックします。すると下記のように表示されるので「画像とビデオのインポート」をクリックします。
下記のようなポップアップが表示されます。ここからポップアップの左下の「その他のオプション」をクリックします。
このオプションでは、画像やビデオのインポート先のフォルダを変更したり、フォルダ名を設定することができます。オプションでの設定が終了したら、OKをクリックし、先ほどの画面に戻ります。
「インポートする項目の確認、整理、グループ化する」の欄にチェックがついていることを確認後「次へ」をクリックします。
すると下記のように表示されます。この画面でインポートしたい写真を選択し、インポートすることができます。初めに表示された状態で左下のインポートをクリックしていまうと、全ての写真がエクスプローラーへインポートされてしまうので、一旦左上の「全て選択」のチェックを外します。
その後、インポートしたい項目の部分にだけチェックを入れます。
またこの際、右下の「グループの調整」のバーを調整することで、項目分けする感覚を調整することができます。先ほどまでは30分間隔で分類されていましたが、今は「12時間ごとにグループ化」されています。
写真の選択が完了したら、「インポート」をクリックすると、下記のようにインポートが開始されます。
これにより、iPhoneの写真をパソコンに取り込むことができました。
ピクチャフォルダの確認
最後に写真がインポートされたか確認していきます。今回はオプションで写真のインポート先をピクチャにしておいたので、エクスプローラーのピクチャを開いてみます。するとピクチャの中に保存した日付のフォルダが作成されており、先ほどインポートした写真がちゃんと保存されているのが確認できます。
iPhoneのフォトアプリからwindows10エクスプローラーインポート
次にWindows10のフォトアプリを利用して、エクスプローラーにインポートする方法を見ていきます。
ライトニングケーブルで繋ぐ
まず初めに、iPhoneの写真をパソコンに取り込むには、先ほどと同様にiPhoneをWindows10のパソコンに接続しなければなりません。ライトニングケーブルを用いてiPhoneとWindows10のパソコンを接続します。
コンピューターの信頼
ライトニングケーブルでiPhoneとWindows10のパソコンを接続したら、iPhoneの画面を開きます。すると下記のように「このコンピュータを信頼しますか?」と表示されますので、「信頼」をタップしてください。
パスコードの入力
するとパスコードを入力する画面が表示されるので、iPhoneを開くときに用いているパスコードを入力します。パスコードが正しく入力されないと次に進むことができないので注意が必要です。
フォトアプリでインポート
iPhoneでコンピュータの信頼が完了したら、パソコンでフォトアプリを開きます。フォトアプリはWindows10のスタート画面から開くことが可能です。フォトアプリを開いたらインポートをクリックします。
エクスプローラーでインポート
インポートをクリックすると下記のように表示されるので、「USBデバイスから」をクリックします。
すると、下記のように「新しい写真とビデオを探しています」と表示されるので、処理が完了するまでしばらく待ちます。
処理が完了すると「インポートする項目の選択」が表示されます。この画面が表示されたらインポートしたい写真にチェックを入れます。
次にフォトアプリの画面上で「インポートの設定」をクリックします。
下記のように表示されたら「インポート先の変更」をクリックします。これにより、エクスプローラー上のインポート先のフォルダを選択することができます。インポート先のフォルダを選択したら完了をクリックします。
最後にフォトアプリの画面上の「選択した項目のインストール」をクリックします。これにより、先ほど選択した写真が保存先のフォルダへインポートされます。
これにより、iPhoneの写真をパソコンに取り込むことができます。
ドラッグ&ドロップ保存
Windows10のフォトアプリを使用しなくても、iPhoneの写真をパソコンに取り込む方法はあります。最初に説明したやり方でも写真を保存することはできますし、その他にもドラッグ&ドロップで保存する方法もあります。ここではフォトアプリを使うことなく、ドラッグ&ドロップでiPhone内の写真をパソコンに取り込む方法を見ていきます。
DCIMフォルダから転送
先ほどと同様にライトニングケーブルを用いてiPhoneとWindows10のパソコンを接続したら、エクスプローラー上のPCの「デバイスとドライブ」にiPhoneが表示されているのを確認します。その後、エクスプローラー上のiPhoneをクリックします。DCIMフォルダが表示されたら、DCIMフォルダを開きます。
iPhone内の写真は全てDCIMフォルダ内に保存されているので、そこからWindows10のパソコンに保存したい写真をドラッグ&ドロップすれば、簡単にiPhoneの写真をパソコンに取り込むことが可能です。このドラッグ&ドロップによるやり方が最も単純でわかりやすいので、パソコンが苦手な方にもおすすめです。
iPhoneの写真をwindows10パソコンでクラウドに取り込む
ここまで説明してきたやり方でもiPhoneの写真をパソコンに取り込みことは可能ですが、クラウドを利用する方法もあります。クラウドを利用することで直接iPhoneをパソコンに接続する必要もなく、フォトアプリやエクスプローラーを操作することもなく、簡単にiPhoneの写真をパソコンに取り込むことができます。
準備
クラウドを利用するにあたって準備することは、利用するクラウドサービスを決定することだけです。ライトニングケーブルやその他の道具は必要ありません。今回は写真を転送することができるクラウドをいくつか紹介していきます。
Googleドライブ
Googleドライブとは、Googleのオンラインストレージを無料で15GBまで利用することができるクラウドサービスです。Googleアカウントを持っている人なら、誰でも無料で利用することができます。使い方もシンプルで分かりやすいので、誰でも簡単に写真の転送をすることができます。
Dropbox
Dropbox無料でも利用することができるクラウドサービスの1つです。こちらもDropboxのクラウド上に写真をアップすれば良いだけなので、誰でも簡単にiPhoneの写真をWindows10のパソコンに転送することができます。
ApowerManager
ここからはクラウドサービスとは少し異なるのですが、iPhoneの写真をパソコンに取り込むことができるソフトウェアを紹介していきます。ソフトウェアを使うことで簡単にストレスなく写真をパソコンに転送することができます。
ApowersoftスマホManagerは海外製の無料・有料のスマートフォン管理ソフトウェアです。異なるOS間でのデータの移行や、スマホ画面をパソコン上に表示させる機能など様々な便利な機能を利用することができます。このソフトウェアを使えば、簡単にiPhoneの写真をパソコンに取り込むことが可能です。
AllFiles
AllfilesはiOSデバイス上のファイル管理ソフトウェアです。iOSデバイスに散らばっているファイルをまとめて管理することができ、異なるクラウドストレージ間でのファイルの移行・コピーを行うことができます。このソフトウェアを用いればiPhoneのファイルを丸ごと簡単に管理することができるので、誰でも簡単にiPhoneの写真をパソコンに取り込むことができます。
Tenorshare iCareFone
Tenorshare iCareFoneはiPhone等のデータ管理や転送を行えるファイル管理ソフトウェアです。写真や動画だけでなく、連絡先等のデータにも対応しています。これにより、iPhoneの写真をWindows10のパソコンに転送することができます。
DearMob iPhoneマネージャー
DearMob iPhoneマネージャーはiPhone等のiOS端末のデータをパソコン上のフォルダへバックアップできるソフトウェアです。インターネット接続なしにiPhoneの写真をパソコンに取り込むことが可能です。
iPhoneの写真をwindows10パソコンに取り込めないときは
ここまでiPhoneの写真をパソコンに取り込む方法を見てきました。しかしながら、上記の通りのやり方をしても、上手くiPhoneの写真をパソコンに取り込むことができない場合があります。ここではそんな上手くいかない時の対応策を見ていきます。
USBケーブルをつないでも反応がない
iPhoneの写真をパソコンに取り込むにあたって、iPhoneをライトニングケーブルを用いてWindows10のパソコンに接続しても、反応がない場合があります。この場合、時間が経ってiPhoneがロックしてしまっている場合などが考えられます。上手く接続がいかない時はiPhoneにロックがかかっていないか確認したり、もう一度ケーブルを指し直したりすると反応が見られるかもしれません。
大量の写真転送
iPhoneの写真をパソコンに取り込む際に、一度に大量の写真をインポートする場合には注意が必要です。写真の量が多すぎると時間がかかる場合があるのでしばらく待つ必要があります。
Windows10対応のフォーマットにする
iPhoneからパソコンに写真を転送する場合は、Windows10のパソコンにも互換性があるフォーマットでなければなりません。iPhoneの設定内にある写真のページで、「MACまたはPCに転送」の「自動」にチェックが入っていることを確認します。
この状態であれば、自動的に写真のフォーマットがWindows10のパソコンにも互換性があるものになります。
Windows10にフォトアプリがない
iPhoneの写真をパソコンに取り込む前に、そもそもWindows10にフォトアプリが入っていなければ、フォトアプリを利用する方法では写真を転送することはできません。Windows10にフォトアプリが入っているか確認が必要です。
iPhoneの写真をWindows10のパソコンに取り込んで保存しよう!
今回はiPhoneの写真をWindows10のパソコンに取り込む方法について説明していきました。綺麗な写真が手軽に撮れるiPhoneで写真を撮影する人は増えてきています。しかしながら、iPhoneの容量は無制限ではありませんし、iPhoneを機種変更などする際は前の機種の写真をパソコン上に保存しておけば安心かもしれません。
この記事を読んでiPhoneの写真をパソコンに取り込むことで、より多くの思い出を残していっていただければ幸いです。