2019年08月11日更新
Facebookをやめるには?アカウントの停止/削除や退会の方法を解説!
Facebookをやめる方法をレビューします。ただし、Facebookをやめたい理由は人によって様々です。Facebookをやめる方法は、利用再開できるやめ方と完全に退会するやめ方があります。自分のやめたい理由と照らし合わせて適切なやめ方を選択しましょう。
目次
Facebookをやめるには?
今や押しも押されもせぬSNSの重鎮、Facebookですが、「Facebookをやっているか」と聞かれれば一応やっているとは答えるけれど、改めて本音で言うと「Facebookをやっている意味はあるのか」「自分にとってFacebookは本当に必要なのか」などの疑問がわいている人も少なからずいるのではないでしょうか。
今になってそうした疑問がわいている人は、Facebookが登場したころは真新しさもあり、ソーシャルネットワークの可能性に触れてみたいという好奇心で始めた部分も大きかったのかもしれません。
冷静にFacebookの仕様を改めて振り返ってみると、捉え方によっては不自由に思える設定が多いことに気づかされます。
まず、ニックネーム登録は基本的にNGであり、自動的に友だち候補を割り出してくれるという機能は自分でもドキッとするくらい「一体どこからこのラインナップを割り出したのか」と少し怖くなるくらい過去のプライベートに踏み込んだ友好関係が浮き彫りになるケースがよくあります。
今回は、Facebookをやめたいと思う理由をパターン別に割り出し、実際にFacebookをやめる場合のメリット・デメリットを検証します。また、最後にFacebookのやめ方と再開の仕方をレビューします。
Facebookをやめたい理由
まず、Facebookをやめたい・利用を停止したい理由を大きく4つのパターンで捉えてみました。
Facebookを見る時間がない
Facebookをやめたい理由として、普段の仕事や生活が忙しくてFacebookの管理に手が回らないという人がいるでしょう。
自分の生活パターンにFacebookをうまく組み込めれば、Facebookの管理がわずらわしいということはないはずですが、一度歯車が合わなくなると、Facebookを管理するために時間を割かなくてはいけないという負のスパイラルにおちいってしまいます。そして最後に口をつく言葉が「Facebookを見る時間がない」となります。
自分の生活をより有意義なものにしたくて始めたFacebookのはずですが、いつの間にかFacebookをこなすために必死に空き時間をあてがっているようでは、一度Facebookと自分の関係を見直す必要があるでしょう。
他のSNSを利用したい
Facebookをやめたい理由として、他のSNSの利用に興味がわいている場合も多いでしょう。Facebookが登場したころは、SNSの数は今ほど多くなく、選択肢も限られていました。FacebookをやりたいというよりもSNSを体験してみたいという動機で始めた人も数多くいたはずです。
現在は、SNSの数は如実に増加し、メジャーなSNSからマイナーなSNS、特定のサービスのユーザーで共有するマニアックなSNSなど、様々な特色をもつSNSが存在します。
現在は、ニックネームで気軽に参加できるSNSやテキスト投稿メインではなく、画像投稿メインのSNSなど自分が参加しやすいSNSを選べる環境がそろっています。そうした環境になった今改めてFacebookを続ける意義を見直す機会が訪れていると感じているユーザーがいます。
Facebook疲れがある
単純に、Facebook疲れが生じているという場合もあるでしょう。Facebookを管理するのが面倒くさいというレベルではなく、Facebookの画面を開くこと自体にストレスを感じるというケースです。
SNSは気軽に参加できますが、続けていくと実生活と同じように人間関係が構築されます。インターネット上の人間関係であっても同じ人間関係なので、実生活の人間関係と同じように気を遣います。ましてや基本的に文字と画像だけでコミュニケーションをとるわけですから一度関係がこじれると猜疑心が芽生えやすいコミュニケーション環境でもあります。
そうした気疲れから、一度Facebookをやめてリセットしたいと思う人が不特定多数存在することは想像できます。
Facebookで誰かに監視されてた
Facebookで誰かに自分の投稿内容を監視されていたという怖い理由もあります。ネット社会の典型的な闇の部分です。基本的にSNSは双方向性のコミュニケーションツールですが、黙って一方的に閲覧するという自由もあります。
閲覧する・参考にするという程度であれば、SNSの目的として健全な利用の仕方と言えますが、特定の個人に執着して度を超えた注目を示すようであれば、閲覧という枠は通り越していわば「監視」に近い行為と化してしまいます。
SNSの閲覧に関しては、自由度を尊重する分、第三者が管理する範囲は限られるので、個人の投稿に関してはあくまで投稿者個人の責任で投稿の仕方を吟味する必要があります。
ともあれ、事実として思わぬ知人に自分の投稿(プライベート情報)を一方的にチェックされていたと分かれば気持ちの良いものではありません。一度Facebookをやめてリセットしたいと思う人気持ちにも同感できます。
やめるメリット・デメリット
次に、Facebookをやめるメリット・デメリットです。Facebookをやめたいと思っている人にとって、Facebookをやめるメリットは、もちろん「わずらわしさからの解放」でしょう。
一度Facebookをやめた後に、「Facebookをやらなくても一切自分には支障はない」と感じられれば、Facebookを抜きにした新しい自分の生活パターンを始められるでしょう。
Facebookをやめるデメリットは、Facebookをやめることで連絡がとれなくなる知人・友人がいる可能性があるという点です。
時代とともに人間関係を構築するコミュニケーションのスタイルも移り変わり、今や、住所や携帯番号を知らなくても、SNSでつながっていれば十分連絡を取り合える、またかえってSNSでつながっていた方が連絡を取り合う際に料金がかからないので便利という時代になりました。
そんな状況で、SNSのつながりがなくなったら一生連絡を取り合えなくなる知人・友人もいるでしょう。もちろん大事な知人・友人であればFacebookをやめる前に個別に別の連絡手段を用意すればいいのですが、そのような大事な知人・友人であれば元々、Facebookをやめても連絡をとりあえる間柄のはずです。
それほど親しくないがSNSのつながりがなくなったら、その後は連絡を取り合わなくなるという知人・友人がいることがFacebookをやめる際のデメリットです。
Facebookを一時的にやめる方法
次に、Facebookをやめる方法について解説します。Facebookをやめる方法に関しては2つの方法があります。
1つは「一時的にやめる方法」です。これは、とりあえずFacebookの利用を停止して、後日気が変わったらまたFacebookの利用を再開できるというやり方です。もう1つは「完全にやめる方法」です。これは文字取り完全にFacebookをやめるのでアカウントがなくなり、同じ条件・環境のFacebookコミュニケーションは行えなくなります。
まず、「一時的にやめる方法」から解説します。
Facebookアカウントを停止・利用解除する
Facebookアカウントを停止・利用解除すると、Facebookの利用を一時的にやめられます。PC・スマホ、両方の手順をそれぞれ説明します。
PCの場合
PCの場合は、Facebook画面の右上に表示されている「▼」マークから行います。「▼」→「設定」まで進みます。
画面左側のメニューに表示される「あなたのFacebook情報」をクリックします。
次に「アカウントと情報を削除」→「アカウントの利用解除」→「アカウントの利用解除へ移動」まで進み、その後指示に従って進めれば手続き完了です。
スマホアプリの場合
スマホアプリの場合は、Facebook画面の右下に表示されている「三マーク」から行います。「三マーク」→「設定とプライバシー」→「設定」をタップします。
次の画面で下方にスクロールし、「あなたのFacebook情報」の項目の「アカウントの所有者とコントロール」をタップします。
切り替わった画面で「アカウントの利用解除と削除」をタップします
次の画面で「アカウントの利用解除」をタップし、その後指示に従って進めれば手続き完了です。
Facebookを完全にやめる方法
次に、Facebookを完全にやめる方法を解説します。
Facebookアカウントを削除・退会する
Facebookアカウントを削除・退会すると、Facebookの利用を完全にやめられます。PC・スマホ、両方の手順をそれぞれ説明します。
Facebookアカウントを削除・退会すると、原則、Facebookアカウントを復活することはできませんが、Facebookアカウントを削除・退会するとすぐにFacebookアカウントが消去されることはなく、30日間の猶予期間が設定されています。その30日の間であればFacebookアカウントの再登録が可能です。
PCの場合
PCの場合は、Facebook画面の右上に表示されている「▼」マークから行います。「▼」→「設定」まで進みます。
画面左側のメニューに表示される「あなたのFacebook情報」をクリックします。
次に「アカウントと情報を削除」→「アカウント削除」まで進み、パスワードを入力して「次へ」→「アカウントを削除」をクリックすれば手続き完了です。
ただし、この時点ではまだ完全にFacebookアカウントは削除されていません。30日間保留状態なので、このまま30日間放置することで完全削除になります。
スマホアプリの場合
スマホアプリの場合は、Facebook画面の右下に表示されている「三マーク」から行います。「三マーク」→「設定とプライバシー」→「設定」をタップします。
次の画面で下方にスクロールし、「あなたのFacebook情報」の項目の「アカウントの所有者とコントロール」をタップします。
切り替わった画面で「アカウントの利用解除と削除」をタップします。
次の画面で「アカウントを削除」→「アカウントの削除へ移動」をタップします。
次の画面で画面を下方にスクロールして「アカウントを削除」をタップし、パスワードを入力して「次へ」→「アカウントを削除」をタップすれば手続き完了です。
ただし、この時点で、PC同様、まだ完全にFacebookアカウントは削除されていません。30日間保留状態なので、このまま30日間放置することで完全削除になります。
Facebookを再開する方法
次に、Facebookを再開する方法を解説します。
アカウントを停止した場合
Facebookアカウントを停止・利用解除して、Facebookの利用を一時的にやめている場合は、簡単にFacebookアカウントの利用を再開できます。手順はFacebookアカウントに再度ログインするだけです。もしくはFacebookアカウントを使って他サービスにログインしても、Facebookアカウントの利用を再開できます。
アカウントを削除した場合
Facebookアカウントを削除・退会すると、Facebookが完全に消去されるので、原則、同じ条件・環境のFacebook利用は行えません。
ただし、留意しておくべきことは、前述した通り、Facebookアカウントの削除・退会手続きを行った後は30日間保留状態なので、この猶予期間に、FacebookアカウントにログインするとFacebookアカウントが復活します。つまり言い換えると、Facebookアカウントの削除・退会がキャンセルされることになります。
この、運用条件をよく理解しておきましょう。この運用条件をよく理解していないと、Facebookアカウントを削除・退会したつもりでも、手続き後30日以内にFacebookアカウントにログインすると意図せずFacebookアカウントが復活してしまいます。
また、Facebookアカウントの削除・退会手続きを行った後に復活したいと思っても、この運用条件を知らないと「復活は無理」と諦めてしまって、Facebookアカウントの復活のチャンスを逃してしまうかもしれません。
Facebookをやめるには簡単!
Facebookをやめる手続きは簡単です。手順通りに設定を行えば、PC・スマホどちらでもFacebookの利用を止められます。ただし、Facebookをやめる手続きには2つのやり方があることを覚えておきましょう。
「一時的にやめる」場合は、Facebookアカウントの停止・利用解除手続きを行います。この方法はいつでもFacebookアカウントの利用を再開できます。
「完全にやめる」場合は、Facebookアカウントの削除・退会手続きを行います。この方法は完全にFacebookアカウントが消去されるので、同じ条件・環境でFacebookを利用できなくなります。ただ、30日間の猶予期間があるのでその間にFacebookアカウントにログインすれば、Facebookアカウントの削除・退会手続きをキャンセルできます。