Facebookアプリでアカウントを利用解除!一時停止・再開方法と見え方を解説!
Facebookのアカウントを一時停止する方法をご存知でしょうか。Facebookアプリでは「利用解除」でアカウント利用を一時停止でき、いつでも利用再開できます。今回はFacebookアプリの利用解除・再開方法と見え方などをご紹介します。
目次
Facebookアプリを利用解除してアカウントを一時停止にする方法
世界中で10億以上のダウンロード数を誇る【Facebook】は、国内でも40代を中心に根強い人気を持っています。しかし、TwitterやInstagramなど他SNSアプリの台頭などで、最近Facebookを使っていないなど、一時的に利用停止したい場合どんな方法があるのでしょうか。
実は、Facebookアプリでは「利用解除」という方法でアカウントを一時停止できます。今回は、Facebookアプリの利用解除でアカウントを一時停止する方法や再開方法、また利用解除した際の見え方などをご紹介します。
利用解除とは?アカウント削除との違い
Facebookアプリの「利用解除」とは、Facebookアカウントの利用を一時的に停止することを指し、アカウントのデータはFacebook上に残したまま利用だけを停止できます。一方、アカウント削除とはFacebookアカウント自体を削除することを指し、言い方を変えるとFacebookの「退会」になります。
注意したいのは、いったんアカウント削除するとアカウントデータは一定期間を経過すると全て削除され取り戻しはできません。そのため、一時的に利用だけ停止し、しばらく様子を見たい場合などは、「利用解除」をオススメします。
アカウント削除ページにも明記されているとおり、アカウント削除されるとアカウントの再開やこれまでに追加した情報などは再取得できなくなります。アカウント削除時にFacebookに投稿した画像を保存したい場合は、下部の「情報をダウンロード」から可能ですが、これをせずにアカウントが削除された場合は復元できません。
ちなみに、Facebookアプリを端末から削除した場合は、アカウントやデータは残ります。アカウント削除とアプリ削除は別物です。アプリ削除した場合は、再度Facebookアプリをインストールして利用解除すれば問題ありません。
利用解除する手順
早速、Facebookアプリで利用解除する手順をご紹介します。android版もiPhone版も同じ操作で利用解除できます。
まずスマホでFacebookアプリを起動します。
Facebookアカウントのタイムラインが表示されるので、右上の「横三本線」をタップします。
設定ページが開くので、下方の「設定とプライバシー」→「設定」の順にタップします。
次に、アカウント設定の「個人の情報」をタップします。
個人の情報が開くので、最下部の「アカウントを管理」をタップします。
アカウントの管理画面が開くので、アカウント横の「利用解除」をタップします。
次に、セキュリティのためパスワード入力を求められるので、パスワードを入力して「次へ」をタップします。パスワードを忘れた場合は、次へボタンの下の「パスワードを忘れた場合」から再設定し進みます。
利用解除ページが開くので、利用解除の理由を選ぶか、その他を選び理由を記載します。
さらに、必要に応じて「管理者アカウント」※を追加や「Facebookからのお知らせ配信を停止する」を✔して、最後に左下の「利用解除」をタップすれば完了です。
※管理者アカウントとは、利用解除するアカウント以外にそのアカウントページにアクセスできる別のアカウントのことを指し、ここで設定すれば管理者アカウントからも利用解除したアカウントにアクセスし各種操作できるようになります。
Facebookアプリを利用解除するとどうなる?
それでは、Facebookアプリを利用解除すると、他のユーザーからの見え方や「Messenger」の利用はどうなるのでしょうか。ここでは、Facebookアプリを利用解除した際の影響をご紹介します。
他ユーザーからの見え方
まず、他ユーザーからの見え方はどのような見え方なのでしょうか。Facebookのヘルプセンターにもあるとおり、”(利用解除されたアカウントの)タイムラインを見たり、そのアカウントを検索したりできなくなります”。ただし、他ユーザーのコメント欄にメッセージを残した場合、そのメッセージは残ります。
Facebookアカウントを削除すると、タイムラインの非表示や他ユーザーが検索できなくなるだけでなく、友達登録していた他ユーザーの友達欄から削除したアカウントが消え、他ユーザーのコメント欄からも削除アカウントのユーザー名が消えます。
このように、他ユーザーが利用解除したアカウント(ユーザー名)は検索できなくなり、他ユーザーからはFacebookを退会したような見え方になります。ただし、コメント欄のユーザー名が消えていなければ、アカウント削除ではなく「利用解除」で一時停止中と判断できます。
注意点として、普段他ユーザーの投稿にコメントすることが無ければ、友達からは判断できないため、利用解除する際は、必要に応じてあらかじめ友達に告知しておきましょう。
Messengerの利用
次に、Messengerの利用についてあげておきます。Messengerとは、Facebookアカウント同士でメッセージのやり取りが会話方式で出来るアプリですが、Facebookアカウントを持っていれば誰でも利用できます。
Facebookを利用解除しても、アカウントの一時的な利用停止だけで、アカウントやアカウントデータは残ります。そのため、Facebookアプリを利用解除してもMessengerは利用可能です。他ユーザーのMessenger上にも利用解除したアカウントは表示され、メッセージの送受信ができます。
ちなみに、古いバージョンのFacebookアプリでは、利用解除する際にMessengerの利用を続けるかMessengerの利用も停止するか選択できました。
以前は、利用解除のページに「Messengerの利用を続ける」という項目があり、✔を入れるとMessengerは利用でき、✔を入れず利用解除するとMessengerの利用も停止されましたが、現在はこの項目は無くなっています。
現在は、Facebookの利用解除をしてもMessengerの利用は停止されないように、利用解除のページが変わっています。Messengerの利用を停止するには、Facebookの利用解除したアカウントのみ、Messegerアプリからアカウント停止が出来ます。
Facebookの利用解除をしても、Messengerの利用を解除しなければ、他ユーザーからメッセージの送受信ができるため、友達からも利用解除中かアカウント削除したか判断できます。Messengerの利用も解除すると、他ユーザーから検索不可になります。
そのため、Messengerの利用も解除する際は、FacebookやMessengerでのみやり取りしていた友達にあらかじめ連絡を取っておくと良いでしょう。
Facebookアプリを利用解除したアカウントを再開する方法
それでは、Facebookアプリを利用解除したアカウントを再開する方法はどのようにすれば良いのでしょうか。以下でご紹介します。
Facebookにログインする
その方法はとても簡単で、FacebookにログインするだけでOKです。
androidもiPhoneも操作は一緒で、Facebookアプリを起動するとログイン画面になるので、表示されている再開したいアカウント名か、「別のアカウントにログイン」から登録メールアドレスをタップし、求められたパスワードを入れて「ログイン」に進みます。
無事にログインできれば、即時Facebookアカウントが再開されます。パスワードが不明の場合は、「パスワードが分からない場合」から再設定します。利用再開すると、以前登録・投稿したデータは全てそのまま残っています。
ログイン後にこのような許可画面が表示されたら、必要なものを「許可」します。
再開希望のアカウント名や登録メールアドレスが表示されない場合は、端末の「戻る」操作で上のような画面になるため利用再開したいアカウントの登録メールアドレスか電話番号と、パスワードで「ログイン」すればOKです。万一、メールアドレスやパスワードを忘れた場合は、最下部の「アカウントを忘れた場合」から利用再開します。
また、以前使っていた古いアカウントにログインできない場合は、下記リンクのFacebookのヘルプセンターのページを参照ください。
他のサービスにFacebookを利用してログインする
Facebookにログインして再開できるということは、他のサービスにFecebookを利用してログインしても利用再開できます。
TwitterやInstagramなどSNSサービスだけでなく、旅行アプリや情報サイトなど、Facebookアカウントで登録している場合は、それらのサービスにFacebookでログインしても利用解除していたFacebookアカウントを再開できます。
こちらはInstagramの例ですが、下部の「f・@○○(Instagramのユーザー名)でログイン」からログインすると、利用解除していたFacebookアカウントにログインしたことになり、Facebookアカウントが利用再開されます。その他のサービスも「Facebookでログイン」からログインすればOKです。
ちなみに、Facebookを利用してログインしているアプリやウェブサイトの管理は、Facebookから出来ます。Facebookを開き、右上の「横三本線」→「設定とプライバシー」→「設定」→「アプリとウェブサイト」と進み、「Facebookでログイン」横の「編集する」から確認や編集ができます。
TwitterやLINEでFacebook連携する方法については、下記リンクの記事を参照ください。
再開してないのにFacebookから連絡が来た場合
また、再開していないのにFacebookから連絡が来た場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。Facebookの利用再開や、別端末でFacebookにログインすると、登録メールアドレスに通知されますが、自分で再開/ログインしていない場合は、Facebookに登録したメールアドレスやパスワードで第三者にログインされた可能性があります。
その場合は、Facebookからメールアドレスの変更やパスワードをリセットすることでセキュリティを強化します。
Facebookを開き、右上の「横三本線」→「設定とプライバシー」→「設定」→「セキュリティとログイン」と進むと、ログインした端末や場所・時間の確認や、「パスワードの変更」ができます。セキュリティ強化のためにも、定期的にパスワードを変更しても良いでしょう。
念のため、アカウントの基本ページでメールアドレスが非公開になっているかも確認しましょう。メールアドレスが公開されている場合は、そのメールアドレスが利用されてしまう可能性があります。
Facebookを開き、上部タブの「人マーク」→「[基本データ]を見る」→連絡先情報の「編集する」→最下部メールアドレスの「アカウント設定でメールアドレスを追加または削除」をタップするとこのページが開き、メールアドレスの変更や、メールアドレスの公開・非公開を編集できます。
メールアドレス下の「錠前マーク」をタップして、「自分のみ」になっていればメールアドレスは非公開です。「公開」になっている場合は、「自分のみ」に変更しましょう。
Facebookは基本的に実名登録のため、重要な個人情報がた含まれたサービスです。情報漏えいしないよう、登録したメールアドレスやパスワードは絶対に第三者に伝えることがないよう注意して管理しましょう。
Facebookアカウントが不正アクセスされた可能性がある場合は、先ほどの「セキュリティとログイン」ページの「アカウントが不正アクセスされたと思われる場合」から確認や報告ができます。万一、Facebookが開けない場合は、下記リンクのヘルプセンターから報告しましょう。
Facebookアプリを利用解除できない原因
最後に、Facebookアプリを利用解除できない原因をご紹介します。一時的な問題や、長期間Facebookを利用していない場合など、主に挙げられる原因は次のようになります。
Facebookの不具合
まず挙げられるのは、Facebookの不具合です。他のアプリは問題なく利用できてもFacebookアプリだけ操作できない場合は、Facebook側が一時的にエラーを起こしている可能性があります。また、アプリの自動更新を許可している場合は、Facebookアプリが更新中のため操作できません。しばらく時間を空けて再度試しましょう。
ちなみに、このように利用解除後に「セッションの有効期限が切れました」とメッセージが表示された場合は、画面上部に「アカウントの利用解除が完了しました」と表示されていれば無事に利用解除できています。そのまま「OK」をタップしてFacebookアプリを閉じましょう。
アプリやOSのバージョンが古い
次に挙げられるのは、アプリやOSのバージョンが古い場合です。その場合は、Facebookアプリの更新やスマホのOSバージョンをアップグレードしてから、再度試しましょう。特にFacebookを長期間利用していない時には、このケースが当てはまります。Facebookを開いた際に、アプリの更新を求められたら更新してから操作しましょう。
Facebookアプリは削除せずに利用解除しよう
今回は、Facebookアプリを一時的に利用停止したい場合の利用解除の方法やアカウント削除との違い、また利用再開方法や利用解除できない原因などをご紹介してきました。アカウント削除してしまうと、アカウントや登録データは全て消滅してしまい、利用再開やデータの取り戻しは一切できなくなってしまいます。
この機会に覚えて、Facebookアプリは削除せずに利用解除しましょう。