2019年11月11日更新
【Android】スマホでウイルス感染の警告が表示される原因と対処法!
Androidスマホでウイルス感染の警告が表示されることがありますが、本当にウイルスに感染しているとは限りません。この記事ではAndroidスマホでウイルス感染の警告が本物かどうかを見分ける方法や、対策法について詳しくお伝えします。
目次
- 1Androidスマホにウイルス感染を知らせる警告が表示されたら
- ・慌てずに対処を
- ・本当にAndroidスマホがウイルス感染をしているとは限らない
- 2Androidスマホがウイルスに感染?偽物と本物の違いとは?
- ・表示はどこから?
- ・どんなWebページが表示される?
- ・どんな症状が?
- 3Androidスマホにウイルス感染の警告が表示される仕組み
- ・原因は配信される広告
- ・アプリをダウンロードさせることが目的
- ・信頼性の高いWebページに表示される広告でも被害が
- 4Androidスマホにウイルス感染の警告が表示されたときの対処法
- ・警告ページはすぐに閉じる
- ・アプリはすぐにアンインストールする
- ・同じページで再発を繰り返す場合はそのサイトの利用を控える
- ・スマホやブラウザを最新版にアップデートする
- 5Androidスマホに本物のウイルスが感染した時の症状
- ・個人情報の流出
- ・身に覚えがない高額請求
- ・登録した覚えがないメルマガ配信
- ・カメラやマイクが勝手に起動する
- 6Androidで本当のウイルス感染を防ぐための対処法
- ・信頼できるウイルス対策ソフトを
- 7Androidスマホにおすすめのウイルス対策アプリとは?
- ・有料版のおすすめアプリ
- ・無料版のおすすめアプリ
- 8Androidスマホでウイルスの警告が出てもあわてずに対処を!
Androidスマホにウイルス感染を知らせる警告が表示されたら
Androidのスマホを使っていて、突然ウイルス感染を知らせる警告が表示されて驚いてしまうことがあります。Androidスマホでウイルス感染の警告が出てしまったときには、いったいどんな対処をすればいいのでしょうか。この記事では、ウイルス感染の警告が出る原因と、その対処法について詳しくみていきましょう。
慌てずに対処を
過去にはパソコンがウイルス感染したことによって、大切な仕事のデータが流出したり、家族の思い出の写真がすべて無くなってしまったり、クレジットカード情報が抜き取られて金銭的な被害に遭ったり、といった実際の被害が報じられたことが多くありました。
スマホでも仕事のデータをパソコンと同期させていたり、クレジットカード情報を入力していたりする人が多いので、Androidスマホがウイルス感染の警告を受けてしまったら、被害に遭うのではないかと心配になる人も少なくありません。
しかし、ウイルス感染の警告がAndroidスマホに表示されたからといって慌てることはありません。逆に慌てインストールを促されるアプリやWebページにアクセスしてしまうと、ウイルスの警告を発している犯人たちの思うつぼにはまってしまいます。落ち着いて対処するようにしましょう。
本当にAndroidスマホがウイルス感染をしているとは限らない
Androidスマホにウイルス感染の警告が表示されたからといって、本当にAndroidスマホがウイルスに感染してしまったとは限りません。ウイルス感染の警告を出すようにプログラムを仕組んでいる犯人たちの目的が、 Android スマホをウイルス感染させることではないことも実は多いのです。
Android スマホのユーザーを慌てさせて自分たちの思い通りの行動をとらせることが目的の場合もあるので、落ち着いた対処を心がけるようにしましょう。
Androidスマホがウイルスに感染?偽物と本物の違いとは?
Android スマホがウイルスに感染したと警告が表示された場合には、本物のウイルス感染の可能性と、 Android スマホのユーザーを慌てさせるための偽物の警告の場合があります。本物と偽物の違いと、偽物の警告の場合の症状についてみていきましょう。
表示はどこから?
本物と偽物を見分ける方法には、ウイルス感染の警告の表示がスマホのどの機能からきているのか、ということを見る方法があります。
Webページなら偽物
Android のスマホがウイルス感染したという警告が、ブラウザで WEB ページを閲覧していた時に WEB ページで表示されたものであればそれは偽物です。
実際にスマホがウイルス感染していることは可能性が低いので安心して大丈夫です。すぐにそのブラウザを終了して、 WEB ページから離れれば大丈夫です。
セキュリティアプリからなら本物
すでに信頼性の高いセキュリティアプリを Android スマホにインストールしていて、ウイルス感染の警告がセキュリティーアプリから発せられているものであれば、その警告は本物です。
本当にウイルスに感染している可能性が高いので、セキュリティアプリの指示に従って駆除なり削除なりしましょう。
どんなWebページが表示される?
Android スマホがウイルス感染したという偽者の警告が、 WEB ページに表示される場合にはどのような警告が表示されるのでしょうか。
WEB ページに表示される偽物の警告のパターンは沢山ありますが、被害に特に遭いやすいものには、 Google のセキュリティページのパターンと日本郵政のホームページのパターンがあります。
Googleセキュリティページ
よくある偽物のウイルス感染を知らせるWebページのパターンには、Googleセキュリティページが表示されて、ウイルス感染を知らせるものがあります。AndroidはGoogleが開発したWebページで、ブラウザにはGoogle Chromeを使っている人も多いので本物のページだと信じてしまう人も少なくありません。
その上、Googleの実際のロゴが使われていることと、Googleの実際の各種公式ホームページと全く同じデザインでWebページが作られていることから、本物のページにしか見えない、という声も多くあります。
しかし、実際にGoogleがウイルス感染を知らせるようなページをWeb上に表示することはありません。Googleのロゴがあるセキュリティページが表示されても、それは偽物のページなのですぐに閉じてしまいましょう。
日本郵政のページ
日本郵政を装ったウイルス感染を知らせるメールが届くことがあります。また、実際には配達されない荷物の不在連絡を知らせるメールや、高額なiPhoneやAndroidスマホのギャラクシーなどが当選したというWebページが表示されることもあります。
配達系や当選系の迷惑メールやWebページを、実際に日本郵政が配信している事実はありません。もちろんウイルス感染を知らせるメールも配信していません。当選したと思って、うっかりと個人情報を書き込むようなことはしないように注意しましょう。
どんな症状が?
Androidスマホで偽物のウイルス感染の警告が出た場合には、どのような症状が出るのでしょうか。
感染を警告するWebページから戻れない
まず、偽物のWebページが表示されたときの症状としてよくあるものには、感染を警告するWebページから戻れなくなる、というものがあります。
通常、ブラウザでネットサーフィンをしていたら、Androidスマホのホームボタンの横の戻るボタンを押したり、ブラウザに表示される「前のページに戻る」をタップしたりすると、前に見ていたページに戻ることができます。
ウイルス感染の警告ページから離れるために戻るボタンを押しても、警告ページから戻ることができずに離れられなくてパニックになる人もいます。実は、Webページの中に特殊なコードを仕込んでおくことで、前のページに戻れなくする方法があります。
警告ページを配信している犯人たちは、Androidスマホのユーザーをパニックに陥れるためにこのようなコードを仕込んでいるだけで、実際にはウイルス感染をしていません。落ち着いてWebページを終了させれば大丈夫です。
警告音が鳴り響く
ウイルス感染を知らせるページが表示されると、こちらの動画のように警告音やスマホのバイブレーションが鳴り響くこともあります。
この動画の中で説明しているように、この警告音や振動もWebページに仕込んだコードによって鳴らされているだけなので、何も心配はありません。実際にはウイルス感染はしていないので、パニックにならないように気を付けましょう。
Androidスマホにウイルス感染の警告が表示される仕組み
Androidスマホで閲覧しているWebページに、偽物のウイルス感染の警告が表示される仕組みというのはどのようなものなのでしょうか。仕組みを理解しておくことで、ウイルス感染の警告ページが表示されてもあわてずに済みます。良く理解しておきましょう。
原因は配信される広告
スマホで閲覧しているWebページの中に、偽物のウイルス感染を警告したり、警告音を鳴らしたりするコードが久美子舞われているわけではありません。原因はWebページに配信される広告にあります。現在はほとんどのWebページが広告を表示していますが、その広告は同じ広告が常に表示されているわけではありません。
同じページを何度も閲覧しても、いつも違う広告が表示されています。このWebページに配信されている広告のコードの中に偽のウイルス感染を警告するWebページを表示するコードが仕組まれていることがあります。
広告の配信業者でも、そのような広告を排除するように努力はしているのですが、配信される広告の数が多すぎて対処しきれていないのが現状です。
アプリをダウンロードさせることが目的
Webページに配信されるコードによって、偽物のウイルス感染を警告するWebページを表示する目的というのは、アプリをダウンロードさせることです。ウイルス感染を警告するページでは、無料のセキュリティアプリをダウンロードするように促されます。
このようなページを表示させている犯人たちは、アプリに配信される広告からの広告収入を目的としてこのような偽物の警告ページを表示させています。偽物のウイルス感染ページが表示されても、セキュリティアプリはそのページからはダウンロードしてはいけません。
アプリは偽物のセキュリティアプリが大半
偽物のウイルス感染を知らせるWebページからダウンロードするように促されるセキュリティアプリというのは、そのほとんどがセキュリティ効果が全くない偽物のアプリです。スマホにインストールしても、無駄な広告が表示されるだけで、実際にスマホを守る効果は全くないアプリばかりです。
そのようなアプリをインストールしても、スマホのストレージを消費するだけで全く無駄なことなので、決してアプリをダウンロードしてはいけません。また、すでにダウンロードしてしまったアプリは、すぐにアンインストールしましょう。
Google Playストアからダウンロードしたセキュリティアプリでも、偽物の場合があります。Google Playストアにあったアプリだからといって信頼しないようにしましょう。
信頼性の高いWebページに表示される広告でも被害が
以前はWebページを閲覧したことでウイルス感染の被害に遭ったり、金銭を脅し取られるような詐欺被害に遭ったりするWebページは、怪しい成人向けサイトやまとめサイトがほとんどでした。
しかし、配信される広告によって被害が起きるようになると、信頼性の高いニュースサイトを閲覧したことでも、偽物のGoogleのセキュリティページが表示されるといった被害が出るようになりました。
Yahoo!等の世界中の人が閲覧している信頼性の高いWebページを閲覧していても、偽物のウイルス感染の警告ページが表示されることがあります。広告を配信されているページを閲覧していたら、いつ被害に遭ってもおかしくないと思っていた方がいいでしょう。
Androidスマホにウイルス感染の警告が表示されたときの対処法
Androidスマホに偽物のウイルス感染の警告が表示されたときにはどのように対処すればいいのでしょうか。
警告ページはすぐに閉じる
偽物の警告ページが表示された場合には、すぐにそのページを閉じることが大切です。閉じてしまえば何もトラブルが起こることはありません。すぐにそのページを閉じてしまいましょう。
戻れなくても閉じることは可能
ウイルス感染を知らせるWebページでは、前のページに戻ることはできなくても、Webページを閉じることは可能です。
スマホのホームボタンを押してブラウザを閉じるだけでは、再びブラウザを開いたときにそのページが開いてしまうので不十分です。Webブラウザをタブ化して、警告が表示されているページを閉じるか、ブラウザを完全に終了させてしまいましょう。
タブ化してから閉じる方法は、タブがいくつも開いていたらブラウザの上か下に数字がかかれているはずです。その数字をタップします。
すると開いているタブがこのように表示されます。消したいページの右上のバツ印をタップすると、そのページを消すことができます。
ブラウザを完全に終了させる方法は、ホームボタンの両脇にある2つのボタン、戻るボタンとメニューボタンを同時に押します。するとこのようにスマホで実行中のアプリがタブ化されて表示されます。
完全終了したいアプリを左にスワイプすると、そのアプリが完全に停止します。ブラウザを停止したいときには、ブラウザを左にスワイプして飛ばしてしまいましょう。
アプリはすぐにアンインストールする
ウイルス感染を知らせるWebページからアプリをインストールしてしまった場合には、すぐにアンインストールしましょう。セキュリティ効果は全くないどころか、また新しい警告ページを表示させる広告が配信される可能性があります。
また、ウイルス感染を警告するWebページが表示された原因がアプリに配信されている広告の場合もあります。アプリそのものが原因とは言えませんが、そのアプリを使っていたらまた同じ広告が配信される可能性が高いので、そのアプリもアンインストールしたほうがいいでしょう。
同じページで再発を繰り返す場合はそのサイトの利用を控える
Webページに配信される広告は、その都度違うものが表示されますが、スマホのユーザーがどのようなWebページを閲覧しているのか、ということを分析して、配信されています。そのために、同じようなWebページを同じスマホから閲覧した場合、同じ広告が配信されることも良くあります。
同じページを閲覧したことで、偽物のウイルス感染を警告するWebページが繰り返し表示される場合には、そのページの閲覧をしばらく控えたほうがいいでしょう。
スマホやブラウザを最新版にアップデートする
スマホのOSやブラウザを最新版にアップデートするのも大切な対処法です。アップデートの内容の中には、セキュリティの強化も含まれていることがよくあります。偽物のウイルス感染を警告するページの表示などのスパム行為の手口は、日々進化しています。
古いOSやブラウザのアプリを使っていると、セキュリティの穴を突かれてしまう可能性が高くなります。最新版にアップデートすることで、よりセキュリティが強化されて、表示されにくくなります。アップデート情報があったらすぐにアップデートすることをおすすめします。
Androidスマホに本物のウイルスが感染した時の症状
ここまでは主に WEB ページに偽物のウイルス感染の警告が表示された場合の原因や対処法について見てきました。ここからは、偽物の警告ではなくて本当に Android スマホがウイルス感染してしまった場合についてみていきましょう。 Android スマホが本当にウイルス感染してしまった時に起こる症状には、どんなものがあるのでしょうか。
個人情報の流出
実際に Android スマホがウイルス感染してしまった時に起こる症状には、スマホに入っている個人情報の流出があります。スマホをウイルス感染させて抜き取った個人情報は、個人情報を売買する業者に販売されています。
電話帳データ
スマホをウイルス感染させることで抜き取る情報には、電話帳のデータがあります。スマホの電話帳やアドレス帳に登録している他の人の電話番号やメールアドレス、住所などがすべて抜き取られて、名簿リストとして個人情報を扱う闇ルートで売買されています。
全く覚えのないところから迷惑メールやダイレクトメールが届いた場合には、自分の個人情報を登録している誰かのスマホから情報が抜き取られている可能性もあります。
位置情報の特定
スマホにはGPSがついていて、ユーザーがスマホを持って移動した位置情報が記録されています。位置情報というのは、自宅や会社、学校の住所や通勤通学経路を特定することができる重要な個人情報といえます。
GPS による位置情報がウイルス感染によって抜き取られることで、その人の行動を把握することが可能になってしまいます。
電話の盗聴やメッセージをのぞき見される
スマホがウイルス感染することで、スマホの内部を操作することが可能になります。電話を盗聴したり、メールや SNS のメッセージを盗み見ることも可能になります。
身に覚えがない高額請求
ウイルス感染によって住所やメールアドレスが抜き取られることで起こる症状に、身に覚えがない高額請求のはがきやメールが届くようになるということがあります。
借りた覚えのないお金を返済するように迫るものであったり、成人向けサイトの閲覧料を支払いを求めるものであったりします。このほかにも、スマホからクレジットカードの情報が抜き取られたことで、偽造クレジットカードが使われてしまう、という被害も起きています。
登録した覚えがないメルマガ配信
ウイルス感染によって流出したメールアドレスが売買されることで、登録した覚えがないメールマガジンが届くようになるという被害も確認されています。
メールを開封することでパソコンやスマホが新しいウイルスに感染してしまうこともあります。どうして届くのかわからないメールは開封することなく、迷惑メールとして報告してから削除することが大切です。
カメラやマイクが勝手に起動する
ウイルスに感染してしまったスマホの被害では、カメラやマイクが勝手に起動して、盗撮や盗聴されてしまうという被害も確認されています。
ウイルスの中にはスマホの内部を遠隔操作できるものもあります。遠隔操作することで、カメラやマイクを操作して、録音や録画したデータを抜き取ることが可能になるのです。
Androidで本当のウイルス感染を防ぐための対処法
偽物のウイルス感染の警告ページが表示される場合と違い、本当にスマホがウイルス感染してしまうと、甚大な被害が出る場合もあります。 Android を本物のウイルス感染から防ぐための対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
信頼できるウイルス対策ソフトを
スマホをウイルス感染から守るために最も有効的な手段というのは、信頼できるウイルス対策アプリをスマホにインストールしておく、ということです。
ウイルス対策アプリには有料のものもあれば無料のものもあります。本当に信頼のできるアプリであれば、有料のものであっても無料のものであっても、最低限スマホを守るための機能は充分に備わっています。
信頼のおけるセキュリティアプリを見つけて早めにインストールすることをおすすめします。
Google Playストアには偽物のセキュリティアプリもあるので要注意!
ただし、Google Playストアで配布されている無料のセキュリティアプリの中には、ウイルス駆除効果などのセキュリティ効果が全くない偽物のアプリが沢山あります。
Google Playストアのカテゴリー別ランキングのセキュリティー部門で1位を取ったことがあるアプリが、実は偽物のセキュリティアプリだったということも実際にあります。人気ランキングというのは、業者がコメントや星を買い取ることでいくらでも操作することができます。
セキュリティアプリを利用するときには、ランキングや口コミに惑わされることなく、特に無料のものは信頼性の高いものを選ぶことが大切です。
また、Androidのアプリの中にはGoogle Playストア以外の WEB ページから配布されているものもあります。Google Playストア以外の WEB ページから配布されているセキュリティアプリの多くはスパム行為が目的の偽物のアプリと考えていいでしょう。
Google Playストアにも偽物のアプリがありますが、それ以外の場所からのダウンロードは絶対に行わないことが大切です。
無料版でも信頼性の高いアプリも!
Android 向けのウイルス対策アプリには有料のものと無料のものがあります。有料のアプリはアプリ自体の金額が高額であるだけではなく、毎年継続利用料が発生するものも少なくありません。
有料のアプリを利用すれば、広告が表示されない、様々な便利な機能が追加されているといったメリットも大きいものです。しかし、本当に信頼のおけるものであれば無料であっても、セキュリティアプリに最低限必要な次のような機能は必ず備えています。
・常に新型ウイルスに対応してアップデートする
・既知のウイルスはスマホに入り込まないように対策する
・スマホに入り込んだウイルスは駆除する
無料のものは広告が掲載されますが、それ以外の点では有料版と遜色ありません。経済的な理由でセキュリティアプリを導入していないという人は、無料版の優秀なアプリを利用することをおすすめします。
Androidスマホにおすすめのウイルス対策アプリとは?
この記事の最後に、 Android スマホにおすすめのウイルス対策アプリをご紹介します。有料版と無料版のそれぞれのおすすめアプリは次の通りです。
有料版のおすすめアプリ
有料版でおすすめのアプリにはこちらの4つのアプリがあります。
ノートン
有料のアプリでおすすめなものには「ノートン モバイルセキュリティ」があります。1年版で2,800円、2年版で4,750円かかりますが、30日間無料体験をすることができます。
ウイルスやアドウェアを検知してくれるだけではなく、 Wi-Fi 接続が傍受されて、スマホが攻撃される危険性がある場合も検知して通知してくれます。盗難対策などもあるので、スマホの安全を守りたいという人におすすめです。
ウイルスバスター
有料のアプリでおすすめなものには「ウイルスバスター モバイル」があります。1年版で3,065円、2年版で5637円かかりますが、こちらも30日間無料体験をすることができます。
第三者評価機関から最高水準の防御効果があるというお墨付きを得ている信頼性の高いセキュリティーアプリの一つです。子供が不適切なスマホの利用をしないようにペアレンタルcontrolもでき、家族全員で安心して利用することができます。
マカフィー
有料のアプリでおすすめなものには「マカフィー」もあります。1年版で3,065円ですが、14日間無料体験をすることができます。
セキュリティ効果が高いのは当たり前のことですが、セキュリティ以外にもスマホのストレージのクリーンアップ、データ使用量の監視、バッテリー稼働時間の延長など、Androidスマホを利用する上で、快適に利用できるようにする機能が満載です。
カスペルスキー
有料のアプリでおすすめなものには「カスペルスキー」もあります。1年版で4,980円、2年版で9,250円、3年版で12,150円ですが、30日間無料体験をすることができます。
カスペルスキーはロシアの企業が開発したセキュリティアプリです。第三者評価機関において、世界一のセキュリティ効果があると実証されています。使い心地も軽く、スマホが重くならないと評判です。
無料版のおすすめアプリ
無料版でおすすめのアプリにはこちらの3つのアプリがあります。
AVG アンチウイルス 無料
無料のセキュリティアプリでおすすめなものには「AVG - スマホセキュリティ」があります。タブレット版もあります。無料でも、スマホの中のゲームなどのアプリやファイル、スマホの設定をリアルタイムでスキャンして、怪しいファイルが入り込んでいないかどうか確認してくれます。
スマホが紛失した時の位置情報も表示してくれる機能があるなど、無料とは思えない機能が満載の信頼できるアプリです。
Avast アンチウイルス
無料のセキュリティアプリでおすすめなものには「Avast アンチウイルス」があります。こちらのアプリは、スマホにアドウエアやスパイウエアが仕込まれたアプリがダウンロードされたときに警告してくれて、スマホが感染するのを未然に防いでくれます。
高度に暗号化された写真保管庫を作って、プライバシーを守ってくれるほか、盗難対策もしっかりと行うことができます。
Avira Antivirus Security
無料のセキュリティアプリでおすすめなものには「Avira Antivirus Security」があります。無料で使えますが、最高水準のウイルス対策、マルウエア対策の他に、クリーナー機能やスマホのプライバシーを守る機能がしっかりとあります。リモート盗難防止機能も付いているので、万が一の場合の盗難や紛失でも安心です。
Androidスマホでウイルスの警告が出てもあわてずに対処を!
この記事では、 Android スマホでウイルス感染の警告が出た場合の原因や対処法、本当にウイルス感染した場合のおすすめセキュリティアプリ等についてお伝えしてきました。 WEB ページに表示されたウイルス感染の警告は、慌ててしまいがちですが落ち着いて対処すれば何も怖いことはありません。
万が一本物のウイルスに Android スマホが感染してしまったとしても、ご紹介した無料のセキュリティアプリをすぐにインストールしてスキャンを掛ければ駆除することができます。偽物であっても本物であっても、落ち着いて対処すれば何も怖いことはありません。慌てずにやるべき対処をしっかりと行いましょう。