【Android】Nova Launcherの設定や使い方！ホーム画面をカスタマイズする方法は？

Nova LauncherをAndroidのホーム画面に設定する人が増えています。Androidスマホには、もともとメーカーがデフォルトで設定しているホームアプリがありますが、Nova Launcherにはどんな違いがあるのでしょうか。

この記事では、Nova Launcherの設定方法やカスタマイズ方法などの使い方について詳しく解説します。まずはNova Launcherとはどんなアプリなのか見てきましょう。

Nova Launcherとはどんなものなのか、と一言で解説すれば、Android専用のホームアプリです。ホームアプリというのは、Androidスマホのホーム画面をカスタマイズして変更するためのアプリで、Google Playストアにはいろいろなものがあります。

Nova Launcherはとても使いやすくて、カスタマイズ性も高いということから、Google Playストアのホーム画面部門でも人気が高いアプリになってます。

Google Playストアで「ホーム画面」と検索するとこのようにたくさんのアプリが出てきます。

その中でも上の画像のように、Nova Launcherは検索のトップに出てくるホーム画面アプリです。とても人気が高くて、ダウンロード数も多く、レビューの評価も高いということの証拠です。Nova Launcherをホーム画面アプリとして利用することにはどんなメリットがあるのか、ここから見ていきましょう。

Androidスマホにアプリを入れれば入れるほど、スマホの動作は重くなっていきます。とはいえ、アプリを起動させた時だけ動くアプリなら、普段はそれほど他のアプリの動作には影響しません。しかし、ホーム画面アプリというのは、常にバックグラウンドで動かしておく必要があるアプリなので、重いアプリだと他のアプリの利用に大きく影響してきます。

その点、Nova Launcherというのは非常に動作が軽いアプリです。アプリ自体の容量もとても少なくて、Androidスマホのストレージにもそれほど影響を与えません。機能性が高いホーム画面アプリなのに、Androidスマホの動作やストレージにほとんど影響を与えない軽さ、という点がNova Launcherが多くの人に支持されている理由の1つです。

Nova Launcherの特徴の1つには、ホーム画面とドロワー画面を使い分けができる、という点があります。Androidスマホのホーム画面は端末のメーカーによって様々です。最初からドロワー画面があるスマホもあれば、ホーム画面しかないAndroidスマホもあります。

ホーム画面というのは、スマホに電源を入れた時に真っ先に出てくるアプリの一覧の画面だということは誰でもわかるでしょう。しかし、Androidスマホの機種によっては全てのアプリがホーム画面に表示されていないことがあります。

ホーム画面にすべてのアプリが表示されていない時に、すべてのアプリを表示することができる一覧の画面がドロワー画面です。「ドロワー（Drawer）」という言葉は英語で「引き出し」という意味です。ドロワー画面というのは、普段は使わないアプリを収納しておいて、必要な時に引き出して使う、という意味があります。

Androidスマホにアプリを数多くスマホにインストールしていても、実際に使うアプリは限られているものです。またアプリの中にはホーム画面アプリやブルースクリーンを調整するアプリなど、システム関連アプリもあります。

システム関連アプリは一度設定をしてしまえば、バックグラウンドで自動で動いてくれるので、普段アプリ自体を利用することはほとんどありません。

ホーム画面とドロワー画面を使い分けで切れば、普段は良く使うアプリはホーム画面に配置して、たまにしか使わないアプリや、システムアプリなどはドロワー画面に収納しておくこともできます。ホーム画面とドロワー画面を使い分けすることで、いつも使うアプリを簡単に見つけられるようにすることができるので、Nova Launcherのメリットの1つです。

Nova Launcherの特徴には有料版ではジェスチャーをカスタマイズできる、という点もあります。Nova Launcherでは、「上へスワイプ」などの普段よく使うジェスチャーの他に、「ダブルタップして上にスワイプ」といったジェスチャーもカスタマイズすることができます。

11種類ものジェスチャーをカスタマイズできるので、よく使う機能をジェスチャーにしてしまえば、あなたにとって使い勝手のいいスマホにできること間違いないでしょう。

Nova Launcherが人気の理由は、カスタマイズ性が高いということです。ホーム画面やドロワー画面のカラーテーマ、アイコンテーマ、レイアウトやアニメーション設定など、様々な項目をカスタマイズすることができます。

また、アイコンを配置するグリッド数も、最小2×2から最大12×12までカスタマイズすることができます。1つの画面に少なくアイコンを配置したい人も、たくさん配置したい人も、どちらも使い勝手のいいスマホにカスタマイズすることができます。

ここからは実際のNova Launcherの使い方を見ていきましょう。まずはNova Launcherのインストールから初期設定までの使い方を見ていきます。

まずはNova Launcherをインストールしましょう。Nova Launcherを使いたいAndroidスマホのGoogle Playストアから「Nova Launcher」と検索します。もしくはこちらのリンクからインストールページへアクセスしましょう。

Nova Launcherのインストールページに入ったら、「インストール」をタップします。するとアプリがスマホにダウンロードされてインストールされます。インストールには少し時間がかかるので待ちましょう。

スマホにNova Launcherをインストール出来たら、次は初期設定を行っていきます。まずはAndroidの設定からホーム画面アプリをNova Launcherに変更します。ホーム画面アプリの変更方法は、端末の種類によって違うので、お使いの端末の方法をメーカーのマニュアルなどで確認しておいてください。

設定画面を閉じると初期設定画面になります。まずは初期レイアウトを選んで「次へ」をタップします。

次に全体的なテーマを「ライト」と「ダーク」から選びます。「自動」も選べます。選んだら「次へ」をタップします。

最後にドロワーの開閉方法を選択したら「適用」をタップしたら、初期設定が終わります。

次にNova Launcherの設定画面の使い方を見ていきましょう。Nova Launcherの設定はアプリの一覧の中の「Novaの設定」のアイコンから行うことができます。

「Novaの設定」のアイコンをタップすると、このようにNova Launcherの各項目を変更できる設定画面が出てきます。こちらから設定の変更をしていきましょう。

Nova Launcherの使い方のホーム画面の編集方法を見ていきましょう。

ホーム画面のアイコンの数を変更するときには、まずは「Novaの設定」を開きます。「デスクトップ」＞「デスクトップのグリッド数」をタップします。

ホーム画面に表示できるアイコンの数をここで変更できるので、こちらで縦×横の数を決めて「完了」をタップします。するとホーム画面に表示されるアイコンの数が変更されます。

Nova Launcherの使い方でホーム画面に表示するアイコンをドロワー画面から選択して変更する方法を見ていきましょう。まずはドロワー画面を開いて、ホーム画面に配置したいアプリのアイコンを長押しします。

長押ししてからアイコンを少し動かすと、上にホーム画面のウエイジットが表示されるので、配置したいホーム画面のウエイジットにドラッグして配置すれば、そのアプリのアイコンがホーム画面に表示されます。

Nova Launcherが人気の理由の1つには、アイコンテーマを簡単に変更できる、というのもあります。他のホームアプリでは面倒くさいアイコンテーマの変更がNova Launcherでは一括してできるのです。こちらではその使い方についてみていきましょう。

アイコンテーマの変更方法は次の通りです。

Androidのスマホでアイコンのデザインテーマを変更するためには、アイコンテーマのアプリをインストールする必要があります。アイコンテーマのアプリにはいろいろなものがあるので、Google Playストアで検索して好きなデザインのテーマのものをダウンロードしてインストールしましょう。

アイコンテーマのアプリをインストールしても、通常のホームアプリではアプリを1つずつ変更していくしかありません。しかし、Nova Launcherでは一括してすべてのアイコンを変更できるというメリットがあります。

アイコンテーマを変更したいときには、まずは「Novaの設定」を開きます。「外観と操作感」＞「アイコンスタイル」とタップします。

「アイコンテーマ」をタップします。

するとアイコンパックを選択できます。好きなデザインのアイコンパックを選びます。

するとこのようにスマホのアイコンがすべて変更されました。

Nova Launcherの使い方では、ジェスチャーのカスタマイズ方法も大切になります。最後にジェスチャーの使い方についてみておきましょう。

ジェスチャーというのはスマホを利用する上で欠かすことができない、タップやスワイプのことです。Nova Launcherの有料版ではジェスチャーもカスタマイズすることができます。

通常はジェスチャーといえば上下左右へのスワイプや、タップ、ダブルタップといったところですが、Nova Launcherでは11種類のジェスチャーをカスタマイズすることができます。自分が良く使う機能をジェスチャーに割り当てて、簡単に操作できるようにしましょう。

Nova Launcherでジェスチャーの設定を変更する方法は、「Novaの設定」から「ジェスチャーと入力」をタップします。するとジェスチャーを設定できる画面に入れます。

Nova Launcherのジェスチャーの設定で使うことができるジェスチャーの種類には次の11種類があります。

1. 上へスワイプ
2. 下へスワイプ
3. ダブルタップ
4. ダブルタップして上へスワイプ
5. ダブルタップして下へスワイプ
6. 2本指で上へスワイプ
7. 2本指で下へスワイプ
8. ピンチイン
9. ピンチアウト
10. 2本指で時計回りに回転
11. 2本指で反時計回りに回転

そのジェスチャーに対して割り当てることができる動作には次の内容があります。

• ドロワーを呼び出す
• 通知領域を出す
• クイック設定のアイコンを出す
• アプリの履歴を出す
• 画面ロック
• アプリ検索
• Google Now
• Googleアシスタント
• Google検索
• 音声検索
• ステータスバー表示の切り替え
• ドック表示の切り替え
• 指定ページにジャンプ
• 特定のアプリの起動

まだまだジェスチャーに対して割り当てられる動作がありそうですが、現在わかっているのはこれだけです。いろいろと使いながら新しい発見をしてみるのも楽しいでしょう。

また、AndroidのOSの進歩やアプリの進歩によっても、Nova Launcherで使える機能がどんどんと増えています。ジェスチャーも進化しているので、ぜひ今後の展開も楽しみにしていきましょう。

この記事ではNova Launcherの使い方についてみてきました。Nova Launcherを入れてみようかどうしようか迷っている人は、無料版を一度試しに使ってみましょう。使い勝手の良さに驚いてしまうことと思います。軽くて使い勝手のいいホームアプリを探している人は、ぜひNova Launcherを使って、スマホのカスタマイズをしてみましょう。