YouTubeで配信されている広告からPCやスマホをウイルス感染する危険性があります。この記事ではYouTube広告からウイルス感染させる手口と、それに対してYouTubeユーザーとしてそれぞれができる対策法について詳しく解説します。
YouTubeを閲覧したことが原因で、PCやスマホがウイルス感染した、という報告があります。YouTubeを閲覧することでPCやスマホなどの端末をウイルス感染させる手口とはどんな手口なのか見ていきましょう。
YouTubeを閲覧したことで、PCやスマホがウイルス感染する手口というのは、YouTubeに配信されている広告を利用した手口になります。YouTubeに表示される広告というのは、Googleが運営している広告サービスを利用したものです。
Googleでは掲載する広告の審査を厳重に行っていますが、スポンサーが作成した広告の掲載を依頼するアドワーズ、サイト運営者が広告を掲載するためのアドセンス、この両方のサービスにバグが生じて、悪質な広告に書き換えられる、という被害が報告されています。
YouTubeに掲載された偽広告によって次のような悪質サイトに誘導されたことが原因で、PCやスマホがウイルス感染してしまうことがあります。
YouTube広告から宇井すす感染させる手口には、ウイルスを仕込んだサイトへ誘導する、という手口があります。サイトの中に閲覧するだけで端末をウイルス感染させるプログラムを仕込んでおいて、悪質なプログラムを端末へ送り込む、という手口です。
YouTube広告によって端末をウイルス感染させる手口には、端末をランサムウエアに感染させる、という手口もあります。ランサムウエアとは、端末の中のファイルやプログラムを書き換えて勝手に端末をロックして、ユーザーが使えないようにしてしまう不正プログラムです。端末のロック解除と引き換えに身代金を要求してくることもあります。
偽のセキュリティ警告のページへ誘導して、悪質なプログラムを仕込んだ偽のセキュリティプログラムや、偽のOSのソフトウエア更新を促す、という手口もあります。YouTube広告から飛ぶセキュリティ警告のページは、偽のページなのですぐにそのページを閉じて離れることが大切です。
YouTubeを閲覧することでウイルス感染する危険性を予防するための対策はどうしたらいいのか見ていきましょう。
PCでもスマホでも、悪質なサイトへ入るのをブロックするためにはセキュリティ対策ソフトが効果的な手段です。PCにもスマホにも、無料で使えるセキュリティソフトがいろいろと発表されています。必ずセキュリティソフトを入れて、YouTube広告から悪質な危険サイトに入るのを余郷しましょう。
また、悪質なウイルスなどはOSやアプリのバグを突いて侵入してきます。OSもアプリも、バグが見つかったら速やかに更新されています。悪質サイトからのウイルス侵入を防ぐためにも、OSやアプリは常に最新の状態にしておきましょう。
万が一ウイルスに感染してしまったときには、端末を初期状態に戻すしかありません。端末を初期状態に戻すと、保存してあるファイルやソフトやアプリが全て消えてしまいます。万が一のことを考えて、スマホやPCはこまめにバックアップをするようにしましょう。
YouTubeを閲覧していて、ウイルス感染と勘違いしてしまう症状もあります。次のような症状が出てもウイルス間瀬ではないことがほとんどです。
1 / 2
続きを読む