Windows10の「コルタナさん(Cortana)」でできること・使い方・設定方法などを解説します。「コルタナさん」はWindows10に標準装備されているAIアシスタントです。「コルタナさん」でできることを理解して使い方をマスターしましょう。
「コルタナさん」と聞いて、何のことか思いつく人はWindowsをかなり使いこなしているユーザーでしょう。「Cortana」というアルファベットの文字列を見ると何のことか気づく人が多いかもしれません。
コルタナさん(Cortana)とは、Windows10に搭載されたAIアシスタントのことです。UI(ユーザーインターフェイス)が様々な形で進化している昨今、AIアシスタントもメジャー・マイナー問わず、色々なサービスで取り入れられ始めています。
メジャーなサービスで言えば、Appleの「Siri」、Googleの「Googleアシスタント」、Amazonの「Alexa」が挙げられます。
今回は、Windows10に搭載されているMicrosoftのAIアシスタント、コルタナさん(Cortana)について解説します。基本的な情報・使い方・コルタナさん(Cortana)でできることをレビューします。
コルタナさん(Cortana)は、Windows10に搭載された音声認識可能なAIアシスタントです。他のAIアシスタントと同じ様に、PCのマイクを通した音声による命令に対して機能を適用します。インターネット検索・アプリの起動など、キーボードで操作することなく稼働します。
まず、コルタナさん(Cortana)を使うために必要なものについてまとめました。
コルタナさん(Cortana)はMicrosoftのAIアシスタントですが、Windows10にしか搭載されていません。コルタナさん(Cortana)を利用するには、Windows10が搭載されたPCが必要になります。
コルタナさん(Cortana)への指令は、基本的にマイクによる音声認識によって行います。そのため、コルタナさん(Cortana)とコミュニケーションをとるにはマイクが必要になります。
PCにマイクが装備されていない場合は、外付けできるマイクを用意すると良いでしょう。
ただ、マイクが装備されていない、もしくは用意できない場合は、キーボード入力を使ってコルタナさん(Cortana)とコミュニケーションをとることもできます。専用の検索枠に、指令文や質問文を入力するとコルタナさん(Cortana)が対応してくれます。
次に、コルタナさん(Cortana)の初期設定方法を解説します。
コルタナさん(Cortana)を起動するには、まず、Windows10の画面左下に表示されているタスクバー内の「コルタナ」のアイコンをクリックします。
コルタナさん(Cortana)のウインドウが上方に展開され、ウインドウ内に「あなたの話し方に慣れると、より正しく理解することができます。お手伝いをする許可をいただく必要があります」というメッセージが表示されます。ウインドウ中央に表示されている「許可します」ボタンをクリックします。
コルタナさん(Cortana)の案内で情報提供を求められるので、必要に応じて名前などをキーボードで入力します。Microsoftアカウントにサインインしていない場合は、途中の工程でサインインを求められるので、手順に沿ってサインインを済ませて入力操作を進めます。
最後に「お使いになる前に、いくつかの情報をご提供ください」というメッセージがウインドウ内に表示され、「位置情報・音声入力・連絡先・カレンダー情報・アプリの履歴」などを必要に応じて参照する旨の案内が表示されるので、内容を確認して「Cortanaを使う」のボタンをクリックします。これで初期設定は完了です。
コルタナさん(Cortana)の初期設定を終えたら、次に、コルタナさん(Cortana)に話しかけるだけで起動してくれるように設定しましょう。
コルタナさん(Cortana)が話しかけるだけで起動してくれるように設定するには、まず、Windows10の画面左下に表示されているタスクバー内の「コルタナ」のアイコンをクリックし、左サイドに表示される「歯車アイコン」(設定)をクリックします。
次に、コルタナさん(Cortana)の設定ウインドウが表示されるので、ウインドウ内の「コルタナさんと言ったらCortanaが応答する」の項目のトグルをオンに切り替えます。
これで、次回から、コルタナさん(Cortana)に音声で話しかけるだけで起動するようになります。
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