Windows Server 2016評価版を知っていますか?サーバの勉強・検証をするにはうってつけなOSで、無料でインストールできます。本記事ではWindows Server 2016評価版のダウンロード・インストール方法や試用期間の延長方法を紹介します。
Windows Server OSを手に入れたい場合、買うという選択肢がまず思い浮かぶでしょう。しかしライセンスの種類によっては100万円を超えるほど高額であるため、個人的に勉強のために入手したいと思う人にとってはなかなか手が出しづらいのではないでしょうか。
Microsoftが提供するWindows Server 2016評価版を知っていますか?これを使えば、大金を出さなくとも無料でWindows Server OSの勉強ができます。本記事ではWindows Server 2016評価版の概要、ダウンロード・インストール方法、使用期間の延長手順について説明していきます。
Windows Server 2016評価版とはMicrosoftが検証目的に無料配布しているOSのことです。これをインストールすれば、ライセンスを購入せずともWindows Server OSの検証や勉強が可能です。サーバについての知識を深めたい人にとっては非常に便利です。
Windows Server 2016評価版の有効期限は180日間となっています。延長もできますので実質はそれより長い期間の試用が可能です。
有効期限の確認方法は簡単です。Windowsキーを押すかWindowsアイコンをクリックしましょう。スタートメニューが表示されるので、「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。slmgr /dliを実行すると確認ができます。
Windows Server 2016は実はインストールしなくても試用可能です。その場合は、Webブラウザから利用可能な学習環境のTechNet Virtual Labsで実行するか、クラウドサービスのMicrosoft Azureを使って実行する方法があります。どちらも新機能の評価くらいはできますが、既存ハードウェアとの互換性等はインストールしないと確かめられません。
続いてWindows Server 2016評価版のインストール・ダウンロード方法を紹介していきます。
まずは下記のリンクをクリックしてMicrosoftのWebサイトを開きましょう。続いて「ISO」をクリックして、その後「次へ」をクリックしましょう。
必要事項を入力したら「次へ」をクリックしましょう。
Windows Server 2016評価版に表示される言語の選択画面になります。「Japanese」を選択して「Download」をクリックしましょう。ダウンロードが始まります。7GBほどあるので時間はそれなりにかかります。
Windows Server 2016評価版のダウンロードが完了したら、次はインストールしましょう。インストール手順を紹介していきます。まずは下画面で「次へ」をクリックしましょう。その次の画面では「今すぐインストール」をクリックしましょう。
「Windows Server 2016 Standard Evaluation(デスクトップエクスペリエンス)」を選択して、「次へ」をクリックしましょう。この次にライセンス条項画面が表示されたら「同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。
「Windows のみをインストールする(詳細設定)」をクリックしましょう。インストールが開始されます。インストールもそれなりに時間がかかりますので、しばらく待ちましょう。
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