Twitter上で気になるツイートを後で読み返せる新機能「ブックマーク」が登城しました。しかしTwitterには既に「いいね」機能があります。今回は「いいね」と似ているようで異なる「ブックマーク」機能の特色と使い方を説明します。
2018年3月にTwitterで利用できるようになった新機能「ブックマーク」は、気に入ったり、証拠としてだったりして、あとあとまで残しておきたいお気に入りのツイートを自分のアカウントに保存しておく機能です。
そう説明されると「これまでだって「いいね」があったのになぜ新機能が必要なの?」と疑問を抱く人も多いでしょう。それでは以下に、ブックマーク機能がいいね機能とどこが違っていて、なぜTwitterに導入される必要があったのかをご説明します。
「そんなことは知っているから使い方を知りたい」という方は、目次から「Twitterのブックマーク機能の使用方法」に飛んでください。
「いいね」機能は、Twitter上のあなたのお気に入りのツイートを残しておける便利な機能です。
しかし「いいね」機能はお気に入りのツイートを一般に公開されていて、ほかのユーザーにもあなたがなにを「いいね」に追加したかを知られます。いえ、それどころかツイート主に「いいね」にしたことを通知される上に、自分のフォロワーにまであなたがどんなツイートがお気に入りしたのかを通知されてしまいます。
そのため、ほかのユーザーが見れないように密かな趣味に合ったお気に入りのツイートを「いいね」して残そうと思うと、鍵付きの別のTwitterアカウントを作ったり、外部サービスを利用したりしなければなりませんでした。
ところが新機能の「ブックマーク」機能を使うことでお気に入りのツイートを残しておくためのこれらの問題がすべて改善されたのです。それでいて使い方は「いいね」とほぼ同じ使い方での利用が可能です。
新機能のブックマーク機能を使えば、いつでもお気に入りのツイートをブックマークに追加でき、あとからブックマーク画面で見返せます。もちろんブックマークした状態で返信(リプライ)もリツイートもできます。それどころか「いいね」に追加することだってできます。
おまけにブックマーク後、ツイート主によってTwitterのタイムライン上からそのツイートが削除されてもブックマークには残り続けます。つまりTwitterでほかの人が見れないツイートを、あなたはブックマーク上で見られるままでいられるのです。
あらゆる意味でTwitterでツイートを保存するのに最適な機能と言えるでしょう。
新機能の「ブックマーク」機能で保存したツイートの一覧は、ほかのユーザーが見れない状態となります。当然のことながら、ほかのユーザーにブックマークしたことを通知されることもはありません。
これまでの「いいね」ではあなたのお気に入りツイートが一目にさらされていたのに対し、ほかのユーザーが見れない「ブックマーク」では安心度が段違いです。
それではiPhoneとAndroidで、実際にTwitterのツイートをブックマークに追加し、ブックマークリストを確かめる方法を説明しましょう。
まずはiPhone上のTwitterのアプリを立ち上げ、ブックマークしたいツイートを表示します。
続いてTwitterのタイムライン上や検索で表示されたツイートの右下にある共有ボタンをタップします。
すると画面下にメニューが表示されますので「ブックマークに追加」を選択します。
「ブックマークに追加」を選ぶとツイートがブックマークに追加されたことが通知されます。
以上でiPhoneでのブックマークへの追加は完了です。
こうして追加したブックマークがあとから見れないようでは困ります。改めてあなたのブックマークの見方をお教えします。
まずはiPhoneのTwitterアプリのホーム画面で自分のアイコンをタップします。
するとメニュー画面が開きますので、その中から「ブックマーク」を選択します。
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