スマホのカメラで撮影した写真をWindows10のパソコンに取り込む方法を解説していきます。AndroidやiPhoneのスマホ端末内にある数々の写真をデータ転送して取り込むことでデータの管理がよりしやすくなります。Windows10ユーザーは必見です。
スマホで写真撮影をすることが多くみられるようになりました。Instagramなど写真ベースのSNSが普及したことにより写真はより身近なものになったのは間違いありません。ここからは、iPhoneの端末を使って内部に保存されている写真、画像をWindows10のパソコンに取り込む方法を紹介していきます。Androidに関しては後程説明します。
iPhoneの端末から画像データを取り込む作業を行う前に、お使いのWindows10のパソコン側で設定をしておく必要があります。まずはこちらから確認しましょう。Windows10のパソコンとiPhoneを普段から同期している方は特に気を付ける必要があります。iTunesを使って普段の同期をしているiPhoneユーザーは以下の設定を行いましょう。
iTunesの自動同期設定をオフにする必要があります。これをオンにしたままでWindows10のパソコンにケーブルで接続してしまうと、通常通りの同期作業とみなしてしまい、勝手にデータの同期が始まってしまいます。画像を取り込むことが目的であればiTunesとの自動同期設定を解除して、邪魔が入らないようにしておきましょう。
iPhoneとWindows10のパソコンをケーブルでつなぐ前に、iTunesを起動させて設定を行います。「編集」をクリックして設定画面の「デバイス」から「iPod、iPhone、およびiPadを自動同期しない」を選択することを忘れずに行ってください。これをオフにしておけば、意図しない自動同期を未然に防ぐことができます。
上記のようにiTunesで自動同期設定を解除しましたら、いよいよ端末の接続に入ります。iPhoneとWindows10のパソコンをケーブルで接続しましょう。画像データを取り込む手順についての説明に入りますが、iPhoneのバッテリーをよく充電してから接続するようにしてください。画像を送る最中に電源が落ちないようにしましょう。
iPhoneにはLightningケーブルでWindows10のパソコンと接続します。パソコン側はUSBポートに差し込みます。この時に気を付けたいのがケーブルのタイプです。どのようなケーブルでも良いというわけではありません。充電機能のみのケーブルでは画像のデータを取り込むことが不可能になります。できれば純正品のケーブルを接続させてください。
専用のLightningケーブルが接続できましたら、iPhone内に保存してある写真データを取り込む作業に移りましょう。「選択して、このデバイスに対して行う操作を選んでください。」という表示がありますので、この中から「写真とビデオのインポート」の部分を選択して進めてください。次に送るスマホ内の写真を選択して実行します。
iPhoneで写真をパソコンに送る手順について説明しました。ここからはAndroidのスマホを使用している方に向けた転送方法を解説していきます。iPhoneとは異なり、Androidのスマホ端末ではiTunesに自動同期されることがありませんので、先ほどのような事前の設定でiTunesの自動同期をオフにしておく必要はありません。
ただしiTunesで設定を行うことがなくても別の設定を確認しておく必要があります。適切に写真のデータを転送できるようにあらかじめチェックしてから送る作業を行ってください。iTunesではありませんが、こちらも自動で行う設定を変更しておく必要があります。詳しい手順は、次の部分で解説していきます。
Androidスマホの場合には、接続時の自動再生の設定を確認・変更する必要があります。まずはスタートメニュー内にある「設定アイコン」をクリックして、「デバイス」を選択します。「自動再生」から「すべてのメディアとデバイスで自動再生を行う」をオンに変更してください。これでいよいよAndroidスマホから写真を送る作業に入ります。
AndroidのスマホからWindows10のパソコンに接続して写真を取り込む作業の説明に入ります。こちらも先ほどのiPhoneでの手順と同じようにスマホとパソコンの接続から行います。事前の設定は少し異なっていましたが、ここまで来てしまえばほぼ似たような手順になりますので、そのまま進めていきましょう。
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