Slackではbotを使用することで、ビジネスシーンでのコミュニケーションを円滑に進めることができるようになります。どんなSlack botがあるのかや、メッセージの送信・受信botの作り方まで紹介していきます。ぜひ、役立ててみてください。
Slack(スラック)とはチャットや音声通話を利用することのできるコミュニケーションツールのことです。Slack botとはSlack内で利用することのできる、さらに便利にコミュニケーションを取るためのツールになります。様々な機能を持つものや、自分で作成するための作り方もあります。
bot(ボット)という単語は、robot(ロボット)の略称から来ています。botとは、パソコンやインターネットサービスと連携させることで作業を自動化してくれるプログラムのことになります。
有名なのは、Twitterbotです。一定の感覚でツイートをしたり、特定の単語が含まれているリプに反応して返事を返してくれたりします。
Slack(スラック)とは、スチュワート・バターフィールドが提供しているコミュニケーションツールのことです。ビジネスの場で使用されることの多いサービスになります。
Slackではメッセージ、グループチャット、音声通話を行うことができます。パソコンからだけでなく、スマホからもアプリをダウンロードすることで利用が可能です。また、外部サービスと連携させることもできます。
Slack botとはSlack内で使用されるbotのことになります。世界中で様々なbotが公開されていて、多くが無料で利用することができるものです。また、自分で作成するための作り方もあります。
Slack botでできることを紹介していきます。また、多くの人に利用されている便利なbotも紹介していきます。
Slack botを導入することで、外部サービスと連携することができます。別々に切り替えて使用しなければならない状態から、Slack内で外部サービスを利用することができる状態に変えることができます。
チーム外の人物とコミュニケーションを取りやすくしてくれるbotもあります。人間関係も外部と連携することが可能です。
botにはコミュニケーションの手助けをしてくれるタイプのものもあります。メッセージに対して返事を返してくれたり、ミーティングの調整をしてくれるものなどがあります。自分では確認する時間が取れないときでも、手助けをしてくれます。
Slack botの中でも、特におすすめのツールを紹介していきます。ビジネスでの機能に特化したものから私生活でも使うことができるものまで、様々なbotがあります。またここで紹介するもの以外にも、公式サイトからカテゴリ別に探すことも可能です。
Simple Pollとは、アンケートを簡単に取ることができるbotです。誰がどの回答を選択したかを見ることができます。メンバーに質問したいことがあるときに使用するものです。
導入するにはSimple Pollのサイトから”Add to Slackボタン”をクリックし、使いたいチャンネルを選択してください。導入後は” /poll コマンド”からアンケート内容の後に選択肢を付けることで、アンケートを取ることができます。質問と選択肢には”をつけてください。
回答する人は、”選択肢ボタン”をクリックしてください。導入も回答も、簡単な操作だけで行うことができます。
Lunch Trainとは、食事をみんなで食べるときに誘うことができるbotです。bot名はランチですが、夜の食事会や飲み会にも使用することができます。
導入すると、”/lunchtrainコマンド”が使えるようになります。”/lunchtrain ごはんに行きたい場所 at 時刻”で食事の誘いができます。回答者は、参加する/しないを選択するだけです。後から日時の変更などを参加者にだけ送りなおすこともできます。
時間になるとSlackからメッセージが届くのも、便利です。手軽にメンバーと親睦を深めることができます。
Geekbotとは、気軽なミーティングをSlack内で行うことのできるbotです。導入すると、Slack上に”@geekbot”というアカウントが追加されます。”/invite @geekbot”と入力することで、ミーティングを行いたいチャンネルを招待することができます。
ミーティングの名前、話し合いたい内容を入力し、参加してほしいメンバーを選択します。繰り返し設定が使えるので、定例のミーティングがある際にはこちらを使うと便利です。
ミーティングの時刻になると入力した内容がメッセージとして流れます。参加者はメッセージに回答していってください。そうするとSlackにその内容が配信され、一覧で見ることができます。実際に集まらなくても、Slack内だけでミーティングを完結させることが可能です。
SlickiとはSlackにWikipediaの機能を搭載できるbotです。複数人での同時編集も可能で、選択したチャンネルにWikiを作成することができます。情報をまとめたり資料を作ってストックしておくことができます。
”/slickiコマンド”を入力すると、Wikiが自動生成されます。botからリンク付きのメッセージが届くので受け取ってください。Wikiを編集することのできるエディタが表示されます。このエディタを使ってドキュメントを編集していってください。
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