PS1のソフトをAndroidで遊べるエミュレーターが「ePSXe for Android」です。この記事では、PS1エミュレーターの「ePSXe for Android」を設定して実際にゲームで遊ぶ方法や、おすすめのワイヤれうコントローラーをご紹介します。
ePSXe for Androidを使えば、ソニーのプレイステーション1をAndroidスマホで簡単にプレーできるようになります。この記事では、ePSXe for Androidとはどのようなもので、どのような使い方をすればいいか詳しく解説します。
ePSXe for Androidとは、PS1のエミュレーターです。エミュレーターとは、特定のハードウエアのみで使えるように設定されたソフトを、違う環境でも利用できるようにするためのものです。
本来、PS1はPS1の本体がなければ遊べません。しかし、エミュレータのePSXe for Androidを用意することで、AndroidスマホでPS1のソフトを遊べるようになります。
ePSXe for Androidのおすすめポイントは、ワイヤレスコントローラーも接続できるという点です。PS1には複雑な操作が多いので、スマホの画面の仮想コントローラーでは、十分に満足できるプレーが出来ません。ワイヤレスコントローラーを接続すれば、複雑な操作も簡単に出来るようになります。
通常、スマホでエミュレーターを利用する場合には、面倒くさいBIOS設定が必要になります。しかし、ePSXe for Androidは仮想BIOSが設定されているので、BIOS設定は必要ありません。詳しい知識が無い方でも、すぐに使い始められます。
ePSXe for AndroidでPS1の懐かしのソフトを遊ぶためには、まずはAndroidでエミュレーターを使えるように準備しなければいけません。ePSXe for AndroidならBIOS設定などの面倒くさい設定は必要ありませんが、必要最小限の準備が必要です。
BIOS設定以外のePSXe for Androidを使えるようにするための準備について詳しく解説します。
ePSXe for AndroidをAndroidスマホで使えるようにするためには、Androidスマホのスペックに条件があります。以下の条件を満たしていないAndroidスマホはPS1のエミュレーターのePSXe for Androidを使って、PS1を遊ぶことはできないので注意しましょう。
ePSXe for Androidで要求されているAndroidスマホのスペックはAndroid7.0以上です。Android7は2016年にリリースされたバージョンで、それ以降に新発売されたAndroidスマホなら問題なく、このエミュレーターに対応できています。
Androidのバージョンに問題がなければ、Androidスマホにエミュレーターをダウンロードしてインストールしましょう。エミュレータを使うスマホに、上記のGoogle Play Storeのリンクからアプリをダウンロードすれば、ePSXe for Androidを簡単に使えるようになります。BIOS設定などの面倒くさい設定の必要ないので安心です。
アプリをインストールできたら、一度起動しましょう。そうするとスマホの中に「epsxe」というフォルダが作成されます。このフォルダの中に、ゲームソフトを保存します。
スマホの方でエミュレーターを使う準備ができたら、次にPS1のソフトのデータを用意します。PS1のソフトはCD-ROMでコピープロテクトのかかっていないので、PCのDVD/BDドライブから簡単にデータを吸い出せます。
上記のリンクはCDのデータをISOイメージとして簡単に吸い出せるソフトです。こちらをPCにインストールして、PS1のソフトのデータをPCへコピーしましょう。
吸い出したデータは、スマホで使っているSDデータやクラウドストレージ、USBケーブル等を使ってスマホに移します。スマホに移動する時に「epsxe」のフォルダに保存しておきましょう。
なお、ネット上にも無料でダウンロードできるPS1のソフトのデータがありますが、こうしたデータを利用するのは著作権法違反になります。
自分が持っているソフトを、私的な利用の範囲内でコピーするには問題ありません。しかし、一般に公開する目的で、インターネット上にアップロードされたファイルは著作権違反の違法ファイルです。違法であることを認識した上で、ソフトをダウンロードして利用した場合、利用者も刑事罰に問われる可能性があります。絶対に違法ファイルは使わないようにしましょう。
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