PayPayの「現在ご利用を制限しております」エラーの原因と対処法を解説

PayPayを利用していると「現在ご利用を制限しております」というエラーが表示されて支払いに使えなく不具合が起こることがあります。PayPayが利用制限されてしまう原因にはどのようなものがあり、解除する方法はどうしたらいいのか解説します。

目次

  1. 1PayPayが利用制限で使えない?!解除できるの?!
  2. 「現在ご利用を制限しております」の不具合が出る原因とは?
  3. 2PayPayの利用制限への原因と対処法【使いすぎの場合】
  4. クレジットカードからのチャージや支払いの上限金額
  5. 使いすぎへの対処法
  6. 3PayPayの利用制限への原因と対処法【不正が疑われる場合】
  7. 本人認証未承認のYahoo!カードでチャージしようとした
  8. 同じクレジットカードを複数のPayPayアカウントへ登録しようとした
  9. 転売が疑われる場合
  10. 4PayPayの利用制限への原因と対処法【ログインに失敗する場合】
  11. 契約解除した携帯電話番号でログインしようとしていないか
  12. 複数のYahoo IDを連携しようとしていないか
  13. クレジットカードの登録に失敗した
  14. 5PayPayの利用制限には原因が!しっかりと対処しよう!

PayPayが利用制限で使えない?!解除できるの?!

PayPayを利用していると「現在ご利用を制限しております」と表示されて、ペイペイが使えないことがあります。コンビニやドラッグストア、飲食店のレジでPayPayで支払おうと思ったのに「現在ご利用を制限しております」となってしまい、支払いに失敗してしまうと本当に困ったことになります。

お財布の中に小銭が入っていたり、ほかに使える電子マネーがあればいいのですが、ペイペイで支払うつもりで小銭も持っていなければ、下手をしたら無銭飲食にもなりかねません。この記事ではPayPayが利用制限で使えないときの原因と、解除できるのか、その対処法について詳しく解説します。

「現在ご利用を制限しております」の不具合が出る原因とは?

PayPayで「現在ご利用を制限しております」と表示される不具合が出るということは、当然のことですが原因があります。ペイペイの利用を制限されてしまう原因は主に次の3つの原因があります。まずは3つの主な原因についてみていきましょう。

PayPayを使いすぎた場合

PayPayが利用制限されてしまう原因の一つに、ペイペイを使いすぎてしまったから、という理由があります。「PayPayの利用制限への原因と対処法【使いすぎの場合】」で詳しく解説しますが、ペイペイには1か月あたりの利用金額に制限が設けられています。

この利用制限額に達してしまうと、使いすぎということで、その月は利用制限がかけられてしまいます。利用制限額は人によって違うので、自分がどの制限枠に当たるのかよく理解して使うようにしましょう。

何らかの不正を疑われた場合

PayPayでは何らかの不正が疑われてしまった場合に利用制限がかけられてしまうことがあります。ペイペイでは運用を開始した当初に、クレジットカードの不正利用が多発したという事件が起きたことから、不正利用に関してはかなり厳しく監視している模様です。

自分では不正利用したつもりがなくても、PayPayの規約に反する行為をしてしまったことで不正を疑われて利用制限をかけられてしまうこともあります。PayPayを利用するうえでは、ルールをしっかりと頭に入れたうえで、利用制限をかけられることがないように使うことが大切です。

ログインに問題がある場合

PayPayに利用制限がかけられてしまう不具合の原因には、ログインする場合に何らかの問題が発生してしまう場合があります。ペイペイは、運用開始当初に複数の端末からの不正ログインによって、クレジットカードの不正利用という事件が起きてしまいました。

そのために、現在では1PayPayアカウントは1ユーザー1端末しか使えないという運用をかなり厳密に行っています。そのために、自分では不正を行ったつもりはなくても、複数の端末で同じPayPayアカウントにログインしようとした場合などが起こると、利用制限されてしまう不具合が起こることがあります。

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PayPayの利用制限への原因と対処法【使いすぎの場合】

PayPayに利用制限がかけられた場合のそれぞれの原因に対する対処法について詳しく見ていきましょう。まずは使いすぎの場合の、もっと詳しい原因と対処法について解説します。

クレジットカードからのチャージや支払いの上限金額

PayPayではクレジットカードからのチャージや支払いの金額に上限が設けられています。これはクレジットカードの不正利用の事件が起きたことで、不正にペイペイが使われることがないようにチャージや支払い金額に関して厳しい制限を設けています。PayPayの使いすぎに関しての利用制限は次のように適用されています。

Yahoo!カードから残高へのチャージの場合

PayPay残高にクレジットカードからチャージできるのはYahoo!カードしかありませんが、すべてのYahoo!カードがチャージのために登録できるわけではありません。ペイペイ残高に登録できるYahoo!カードは本人認証サービス(3Dセキュア)を設定しているカードだけです。

3Dセキュアというのはクレジットカード会社と加盟店が、そのカードを使おうとしている人が本当にカードの持ち主本人なのかを確認するための、本人認証サービスです。あらかじめクレジットカードのパスワードを設定しておき、クレジットカードを利用しようとするたびに、そのパスワードを入力しなければ決済できないように設定するサービスです。

3Dセキュアを導入することで、万が一カード番号やセキュリティコードが流出しても、カードの利用時に本人確認が確実にできるようになるので、不正利用される可能性がかなり低くなります。

3Dセキュアを設定しているYahoo!カードからペイペイ残高へチャージする場合には、1日に2万円まで、過去30日間で5万円までの利用制限があります。この金額を超えて使おうとした場合には、使いすぎで使えないということになってしまいます。

本人認証サービス未認証の場合

Yahoo!カード以外のクレジットカードはPayPay残高へのチャージには利用できませんが、PayPayを利用するたびにその都度クレジットカード決済が行われることで、クレジットカード決済ができるようになります。

Yahoo!カードとは違い、そのほかのクレジットカードは3Dセキュアを設定していなくても登録してPayPayの支払いに利用することができます。しかし、3Dセキュアを設定していない場合には、利用制限金額がかなり低く抑えられてしまいます。

3Dセキュアを設定していないクレジットカードをPayPayの決済に利用するときには、1日に5,000円まで、過去30日間での利用金額も5,000円までという利用制限金額が設けられてしまいます。5,000円を超えて利用しようとすると使いすぎということで利用制限がかけられてしまい、使えないようになってしまいます。

1日どころか1か月で5,000円しか利用できないというのはかなり使い勝手が悪くなってしまいます。3Dセキュアを設定すれば利用制限金額が増えるので、ぜひ3Dセキュアをかけましょう。設定する方法は、各クレジットカード会社に問い合わせてください。

本人認証サービス認証を設定してある場合

本人認証サービスの3Dセキュアを設定してあるクレジットカードでも、利用制限金額が設けられています。3Dセキュアを設定してある場合の利用制限金額は1日に2万円まで、過去30日以内で5万円までです。この金額を超えてPayPayを支払いに利用しようとしても使えない不具合が起きてしまいます。

3Dセキュアを設定していない場合に比べたら使いすぎで使えない不具合は解消されていますが、毎日のお買い物でペイペイを使いたい人には不便な金額かもしれません。

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この記事のライター
K.C
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