Googleアシスタントを搭載したGoogle Homeを利用すれば、「OK Google 電気つけて」と言うだけで家の電気をつけることができます。「OK Google 電気つけて」コマンドを使うための設定方法や、おすすめのスマートスピーカーをまとめました。
IoT(Internet of Things)の普及に伴い、ネットワーク経由で様々な家電を簡単に制御できる時代になりました。
「OK Google 電気つけて」と呼びかけるだけで室内の明かりをつけることができる家電・Google Homeも人気を博しており、すでに自宅に導入しているご家庭も多いことでしょう。
ここでは、Google HomeとGoogleアシスタントの特徴について解説していきます。
Google Homeとは、2016年11月にGoogleがアメリカで発売したスマートスピーカーのことです。日本では、翌年の2017年10月にリリースされました。
Google Homeは、2015年6月にアメリカで一般発売されて爆発的ヒットを記録したAmazon Echoに対抗するために開発された商品であり、Googleの各種サービスと連携した機能が搭載されています。
Google Homeの最大の特徴は、音声認識AI・Googleアシスタントに話しかけるだけで各種操作を簡単に実行できる点にあります。
主に以下のような機能に対応しており、手が離せない時でも快適にインターネットを利用できるメリットがあります。
Googleアシスタントとは、2016年5月に発表されたGoogle製の音声認識AIのことです。昔の家電は手で操作しなければなりませんでしたが、Googleアシスタントを搭載している機器なら「音声」でコントロールできます。
現在ではGoogle Homeだけでなく他社製の家電の中にもGoogleアシスタントを採用している商品が少なくなく、スマート家電業界を牽引する技術として注目されています。
ちなみにGoogleアシスタントは、Google Homeのようなスマートスピーカー専用のプログラムではありません。スマホアプリ版のGoogleアシスタントもリリースされています。
Android 5.0以降のAndroidスマホまたはiOS 10.0以降のiPhoneなどでGoogleアシスタント機能を利用すると、Google検索・アプリ操作・ライトをつける、などの作業を音声だけでコントロール可能です。
Android 6.0以降の端末にはGoogleアシスタント機能が標準搭載されていますが、それ以外のモデルの場合は以下のリンクにアクセスして自分でアプリをダウンロード・インストールする必要があります。
現在のIT業界では、Google以外にも多くの企業が音声認識AIを開発しています。Googleアシスタント以外の音声認識AIをご紹介しましょう。
Alexa(アレクサ)は、Amazonによって開発された音声認識AIアシスタントです。Googleアシスタントと同様、話しかけるだけで音楽を再生したりニュースを聞いたりすることができます。
Amazon Echoシリーズだけでなく、Fire TVやFireタブレットなどの機器にも搭載されています。
Siriは、Appleによって開発された音声認識AIアシスタントです。2011年10月にiPhone 4Sと同時に発表され、大いに話題となりました。(2012年3月から日本語にも対応。)
5,000万曲以上の作品に対応しているApple Musicの楽曲を高音質で聴けるため、iPhoneやiPadなどの端末で音楽を流したい時に大変重宝します。
購入したばかりのGoogle Homeに向かって「OK Google 電気つけて」と話しかけても、残念ながら室内の電気をつけることは出来ません。
「OK Google 電気つけて」と呼びかける方法で部屋の電気をつけるためには、Google Home(またはGoogleアシスタントを搭載したスマホ)と各種スマート家電を連携させる設定が必要です。
ここでは、「OK Google 電気つけて」コマンドで電気をつけるための準備方法について見ていきましょう。
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