【Mac】プリンターの設定・印刷方法!追加で接続できない対処法も解説!

最近ではデータのやり取りはネット経由が多くなり、Macに接続しているプリンターの出番も少なくなりました。しかし、それだけにいざ使おうとすると設定がわからなくて印刷できないこともあります。そんなときのためにMacからプリンターを設定する方法をお教えします。

目次

  1. 1Macにプリンターを追加して使いこなそう
  2. Macでのプリンターの設定はとても簡単!
  3. Macのプリンターの種類と接続方法の違い
  4. 2Macとプリンターを接続して設定する方法
  5. 基本的には接続するだけで簡単に設定できる!
  6. 3Macとプリンターを接続・設定ができない場合の対処法
  7. 接続を確認する
  8. 再起動をする
  9. Macのアップデートを確認・実行する
  10. プリントシステムのリセットをする
  11. プリンタドライバを削除・再ダウンロードする
  12. 接続してもリストに表示されない場合
  13. 4Macとプリンターの設定が完了したら印刷しよう!
  14. Macでプリンターから印刷する方法
  15. 5Macでプリンターを接続していろんなものを印刷しよう!

Macにプリンターを追加して使いこなそう

以前はネット上の情報をプリンターで印刷する必要がありましたが、最近ではクラウドでPDFやMicrosoft Officeのデータをやり取りするだけで済むようになり、プリンターの出番が減りました。それでも年賀状の印刷などでプリンターが必要な場合もありますが、これもネットプリントや格安なネット印刷の利用普及とともに出番が減ってきています。

それでもどうしても印刷できないと困る場面は存在します。そんなときのために、Macにプリンターを追加する方法を覚えてください。

Macでのプリンターの設定はとても簡単!

Macにプリンターを追加すると、基本的には自動的にプリンターを認識して、設定が完了します。ただし、場合によっては、トラブルが起きることもありますので、そんな場合には「Macとプリンターを接続・設定ができない場合の対処法」の章を確認してください。もし、今現在トラブルが起きているようでしたら、冒頭の目次からこの章へ急いでください。

Macのプリンターの種類と接続方法の違い

プリンターにはレーザープリンターやインクジェットプリンターなどの種類の違いがあり、それと同時にMacとの接続方法の違いがあります。Macから見た場合にはプリンターの印刷方法の違いには意味がなく、Macから見た場合のプリンターの違いは「有線接続」と「無線接続」のふたつに分けられます。

プリンターは先述のように「レーザープリンタ」と「インクジェットプリンタ」に分けられます。レーザープリンタはランニングコストが低いもののプリンター自体の値段や一度ごとのメンテナンスコストが高くつくため、あまり家庭用には向いていません。しかし、大量に白黒の文書を印刷するのであれば、低価格のレーザープリンタがおすすめできます。

それに対しインクジェットプリンタはカラーの発色が良く解像度も高いため写真の印刷などに向いています。またランニングコストは高めですが、大量に印刷するのでなければそのコストはプリンター自体の値段の安さに吸収されるので、結果的に安くつく場合がほとんどです。月に数百枚以上印刷するのでなければインクジェットプリンタがおすすめです。

有線接続の場合

Macとプリンターを有線接続する場合、基本的にはUSBケーブルでの接続がメインです。USB接続の場合は、Macとプリンターが1対1でつながるため、ほぼ自動的に設定が完了できる簡単な接続方法ですが、USBケーブルは5m以内の利用がすすめられているので、取り回し的に実質3m以内でのMacとプリンターの配置しか許されません。

また、Macとプリンターを有線で接続する場合であってもLAN接続の場合もあります。有線LAN接続の場合は、Macとプリンターを直接接続するのではなく、Mac⇔LAN用HUB⇔プリンターというつなぎ方になりLAN用HUBにつながるほかの機器からの印刷も可能になり、配置にも余裕が持てます。ただし、その分だけ設定はややこしくなりがちです。

ひとつのMacからしか印刷しない、簡単にMacとプリンターを接続したい、というのであればUSB接続が、複数のMacやPCから印刷したいのであれば有線LAN接続がおすすめです。

無線接続の場合

無線接続の場合は、Macとプリンターの配置の自由度が増します。無線LAN接続なら家庭内であればほぼどこにプリンターがあっても印刷ができますし、Bluetooth接続のプリンターであっても直線距離であれば10m以内(実質は5m程度)で利用できます。加えてMacだけではなく、iPhoneやiPadなどからの印刷も可能となります。

反面、USB接続のプリンターよりも、設定が一段階難しくなります。ただしMacではAirPrintという無線LAN接続のプリンター用の規格があるため、それに基づいて設定を行えば、印刷が可能となります。

Macとプリンターを無線で接続すれば、部屋の美観を損ねるケーブルを敷く必要もなければ、プリンターの置き場所に悩む必要もなくなりますし、当該Mac以外からの印刷もできていいことずくめです。唯一、印刷データの転送速度が有線接続に劣るのが欠点ですが、印刷速度はそれ以上に遅いので、そのことが問題になる場面はほとんどありません。

Macとプリンターを接続して設定する方法

Macにプリンターを追加する方法を、USB接続の場合と無線LAN接続の場合に分けてお伝えします。

基本的には接続するだけで簡単に設定できる!

MacにプリンターをUSB接続で追加する場合は、プリンターとMacをUSBケーブルで接続して電源を入れるだけで、基本的にプリンターを認識します。機種によっては、設定用のアプリが自動に立ち上がることすらあります。そのため、これから説明するのは、あくまでもそうした自動機能に対応していないプリンターをMacに追加する場合の例です。

MacとプリンターをUSB接続する

まず、MacにプリンターをUSBケーブルで接続し、両者の電源を入れます。Macが立ち上がったらメニューバー左端の「Appleメニュー」もしくはDockから「システム環境設定」を起動し、「プリンタとスキャナ」を選択します。

画面が切り替わったら、左下にある「+」ボタンを選びます

すると追加できるプリンターのリストが表示されますので、追加したいプリンターを選択して「追加」をクリックします。

画面が「プリンタとスキャナ」に切り替わり、さっき選んだプリンターが追加されていれば、設定は完了です。

接続しても自動認識されない場合

macOSが更新された直後などは、ドライバーと呼ばれるプリンターとMacの間でデータのやり取りを仲介する機能の更新が間に合わず、ドライバーが対応していないために自動認識されない場合があります。この場合は、メーカーのサイトにアクセスし、プリンターの機種名を入力して、該当するmacOSのドライバーをダウンロードしてください。

また、Appleのほうでもこうしたプリンターのドライバーは適宜更新されています。自動認識できなかったときには、メニューバー左端の「アップルメニュー」を選択して「ソフトウェア・アップデート…」がないかを確かめてください。あれば、それをクリックしてMac App StoreからmacOSをアップデートしてください。これでうまくいく場合もあります。

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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