MacOSのEl Capitan(10.11)のダウンロード・インストール方法を解説します。MacOS X El Capitan(10.11)は現行の最新バージョンMacOSではありませんが、現在でもダウンロード・インストールが可能です。
MacOS X El Capitan(10.11)とは、MacOS Xの第12番目にあたるMacOSです。
MacOS X El Capitan(10.11)は、MacOS X Yosemiteの後継バージョンとして2015年10月にリリースされ、ユーザーには無料で提供されています。
El Capitan(エル・キャピタン)の名前の由来は、アメリカのカリフォルニア州にある、ヨセミテ国立公園の花崗岩の名称から命名されています。
MacOS X El Capitan(10.11)は、現在(2019年3月時点)ではMacOS X の最新バージョンではありません。しかし、Apple社は現在でもダウンロード・インストールできるようにサポートしています。
その理由は、MacOS X Snow Leopard(10.6)より前のバージョンでは、直接最新バージョンのMacOS High Sierra(10.13)やMacOS Mojave(10.14)にアップグレードできないため、中継する意味で一旦MacOS X El Capitan(10.11)にアップグレードしてから最新バージョンに移行するために必要とされているからです。
MacOSのEl Capitan(10.11)をインストールする前の準備について説明します。
まず、MacOSがMacOS X Snow Leopard(10.6)以降にアップグレードされていなくてはいけません。MacOSが、MacOS X Snow Leopard(10.6)より前のバージョンの場合は、最低でもMacOS X Snow Leopard(10.6)までアップグレードしておく必要があります。
次に、Mac本体のスペックが2GB以上のメモリと、8.8GB以上のストレージ容量が必要になります。
このスペック条件を満たしている機種は、MacBook (2009年前期以降モデル) 、MacBook Air (2008年後期以降モデル)、MacBook Pro (2007年中期以降モデル)、Mac mini (2009年前期以降モデル)、iMac (2007年中期以降モデル)、Mac Pro (2008年前期以降モデル)などが挙げられます。
MacOSのEl Capitan(10.11)をダウンロード・インストールする前に、Macのバックアップをとりましょう。
Macにデフォルトで搭載されているバックアップアプリ「Time Machine」を使うと、簡単な操作でバックアップをとることができますが、手動で必要なデータを外付けハードディスクやDVDなどの記録媒体にコピーをとっておいてもいいでしょう。
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