「Linux」で利用できる便利な「rename」コマンドを使った、複数のファイル名を一括変換する方法を紹介します。「Linux」の「rename」コマンドは基本的な操作でありながら、非常に便利な機能で。「rename」コマンドの使い方をマスターしましょう。
本記事冒頭の本章では、「Linux」で利用できる「rename」コマンドとはどういったコマンド・オプションなのかを紹介します。「rename」コマンドを利用したことがない人は、そのコマンド・オプションの特徴を理解しましょう。
「Linux」の「mv」コマンドでは、ファイル名の変換ができますが、一括でファイル名の変換ができません。そういったときに利用するのが「rename」コマンドです。「rename」コマンドでは、ファイル名の変換から拡張子の一括置換ができるので、覚えておくと非常に便利なコマンドです。
「Linuxディストリビューション」には、「rename」コマンドが標準搭載されています。h
「Linux」で利用できる「rename」コマンドは、MacパソコンやWindowsパソコンでも利用することができます。しかし、それぞれのOSでコマンドの入力方法が異なるので注意しましょう。次の章からは、「Linux」の「rename」コマンドの入力方法や、拡張子一括変換のコマンド例を紹介していくので参考にしてみてください。
本章では。早速「Linux」の「rename」コマンド・パラメーターの使い方を紹介します。
コマンド パラメーター |
$ rename「変換前文字列」「変換後文字列」「対象ファイル(複数選択可)」 |
例 | $ rename .txy .TXT a.txt b.txt |
$ rename .txt .TXT *.txt |
Linux【Ubuntu】での「rename」コマンド・パラメーターの使い方は、【CentOS】と若干異なるので解説します。
コマンド パラメーター |
$ rename 's/「変換前文字列」/「変換後文字列」/「対象ファイル(複数選択可)」 |
例 | $ rename 's/.txt/.TXT/' a.TXT b.TXT |
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