LINEをインストールして、まず気をつけるべき注意点は何でしょうか。誰でも簡単に使いこなせるLINEだからこそ、インストール後にきちんと初期設定をする必要があります。今回はその初期設定をする際の注意点について解説いたします。
手軽な連絡手段として、昨今急激に普及しているLINEですが、これからLINEをインストールして利用する場合に気をつけるべき注意点とは何でしょうか。実は、LINEは実際に使い始める前の初期設定がとても重要です。
使い始める前にきちんと初期設定をしておかなければ、個人情報の漏洩や、人間関係のトラブルに発展する恐れがあります。そうならないようにするにはどうしたらよいのでしょうか。LINEをダウンロードしてからの初期設定での注意するべき点を、これから解説いたします。
LINEをインストールすると、まず初期設定で、アカウントの登録が必要になります。いくつかの項目があり、それぞれに注意点がありますので確認していきましょう。LINEのダウンロード後の初期設定で気をつけたいのが、プロフィールの設定にある自分のアイコン画像についてと、メールアドレス・パスワードの設定についてです。
それぞれの注意点を踏まえつつ、解説していきます。LINEを早く使ってみたいと焦らずに、まずは基本的な設定からしていきましょう。
プロフィールの設定では自分についての情報をいくつか登録し、友だちにわかりやすくすることができます。その中でも目につくのが自分のアイコンの画像です。LINEでは自分のアイコンの画像を自由に変えることができます。
友だちに自分をわかりやすくすることができるということから、自分のアイコンを自分の顔写真に設定しようとする方も多いでしょう。しかし注意点はここにあります。LINEで自分のアイコンの画像を自分の顔写真にすることは、実は危険です。一体何が危険なのでしょうか。
それは、LINEのID検索という機能で、不特定多数の人に自分の顔が見られるようになってしまう恐れがあるからです。これによって、何らかのトラブルに巻き込まれる恐れがあるので、自分の顔写真は使わないほうが無難です。LINEのIDについては後述いたします。
次にメールアドレスとパスワードの設定についてです。メールアドレスとパスワードを最初に設定しておいたほうがいいのには、以下の理由があります。まず、タブレットやパソコンなどの他の端末に同じアカウントを紐付けるのに必要になります。また、機種変更でアカウントを引き継ぐ時にもメールアドレスとパスワードが必要になります。
メールアドレスを登録しなくてもLINEの利用は可能ですが、上記に加え、誤ってLINEアプリをアンインストールしてしまった場合に、アカウントを復旧、つまり再インストールするのに必要になりますので、初期設定の段階で設定しておくとよいでしょう。
LINEをインストールした後の設定で、次に注意点となるのは、「友だち自動追加」と「友だちへの追加を許可」のチェックを入れるか入れないかについてです。まず、「友だち自動追加」とは何かから見ていきましょう。
「友だち自動追加」とは、自分がアドレス帳に登録している知人や友だちがLINEを利用している場合、自動で「友だち」に追加される機能です。LINEをいちいちこうかんする手間が省け、便利な機能ではありますが、「電話番号は知っているけれどLINEの交換まではしたくない」という人まで自動で追加されてしまうため、注意が必要です。
次に、「友だちへの追加を許可」ですが、こちらは、既にLINEを利用している人で自分の電話番号をアドレス帳に登録している人の場合、その人の「友だち」に自動で自分のアカウントが追加される機能です。こちらも「友だち自動追加」同様、知られたくない人にまで知られてしまいますので注意が必要です。
また、自分が知らない相手でも、相手が自分をアドレス帳に登録していればメッセージを送ってくることが可能になる場合もあるため、迷惑メッセージやスパムメッセージを受信しやすくなるという注意点もあります。
「友だち自動追加」「友だちへの追加を許可」のオン・オフは、LINEの画面下、一番右側にある"その他"から画面上、一番右側の歯車のマークの"設定"をタップし"友だち"のところで設定ができます。どちらの項目もチェックを外しておいた方が無難と言えるでしょう。
LINEのインストール後、設定する項目に、自分の「ID」と「メッセージ受信拒否」の設定があります。ここでもいくつかの注意点がありますので解説いたします。
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