LINE Ads Platformは、LINEが提供する運用型広告サービスです。多くのユーザーを抱えているLINEの広告サービスということで、非常に注目されています。本記事では、LINE Ads Platformの特徴から、出稿・運用方法、費用まで解説します。
メールに代わるメッセージツールとして多数のユーザーをもつLINEですが、そのLINEが2016年6月に運用型広告サービスとしてスタートさせたのがLINE Ads Platformです。省略してLAPとも呼ばれるLINE Ads Platformとは、一体どのようなサービスなのでしょうか。
LINE Ads Platformには、3つの特徴があります。
まず1つ目の特徴は、LINE Ads Platformはクリック課金型広告であるということです。クリック課金型(Pay Per Click、PPC)広告とは、インターネットを利用した広告の中で、リンク先を設定した文章やバナー、画像などをユーザーがクリックしてリンク先のページに移動するごとに広告料金が発生する方式のものです。
クリック課金型広告は、広告を見た人に広告をクリックしてもらわないと広告料金が発生しないため、魅力的な文章やバナーなどを作成する必要があります。しかし、その広告に興味のある人がクリックするため、ターゲットとする人を効率よく集めることができるというメリットもあります。
2つ目の特徴は、LINE Ads Platformはインフィード広告であるということです。インフィード広告とは、LINEやFacebook、TwitterなどのSNS上のタイムラインや、モバイルサイトの記事間に挟まれる広告方式のものです。
インフィード広告は、投稿や記事などコンテンツの間に違和感のないように挟まれるため、ユーザーの目に自然な流れで入ってくるというメリットがあります。
引用元:LINE Ads Platform 媒体資料2019年1-3月
3つ目の特徴は、LINE Ads PlatformはLINEのタイムラインやLINE NEWSなどを利用した配信方法であるということです。日本全国のスマートフォンユーザーのうち、LINEのみを利用しているというユーザーは、Facebookのみ、Twitterのみを利用しているユーザーと比べて圧倒的に数が多く、より多くのユーザーにアプローチできるというメリットがあります。
LINE Ads Platformで広告掲載をするときのフォーマットの種類を、以下で説明します。
LINE Ads Platformの静止画広告は、LINEのタイムラインやLINE NEWSのコンテンツに違和感なくなじみ、見た目にも分かりやすい表示ができます。表示サイズやスタイルにはいくつか種類があります。
Cardとは、1200×628サイズ(横長)の広告フォーマットの種類を指します。LINE NEWS、タイムライン、LINEマンガ、LINE BLOG、LINEポイントに対応しています。
引用元:LINE Ads Platform 媒体資料2019年1-3月
Squareとは、1080×1080サイズ(正方形)の広告フォーマットの種類を指します。LINE NEWS、タイムライン、LINEマンガ、 LINE BLOG、LINEポイントに対応しています(LINE NEWS、LINEマンガ、LINEポイントは一部のみ配信可となっています)。
引用元:LINE Ads Platform 媒体資料2019年1-3月
1 / 5
続きを読む