iPhoneでzipファイルを圧縮して送る・ダウンロードして解凍する方法!

多彩な機能のiPhoneですが、zipファイルを圧縮して送る、またダウンロードして解凍する方法があるのはご存知でしょうか。今回はアプリを使ってiPhoneでzipファイルを送る・開く方法やiOS11以降の新機能を使って見る方法など便利な使い方をご紹介します。

目次

  1. 1zipファイルとは?
  2. iPhoneでもzipファイルを圧縮・解凍できる?
  3. 2iPhoneでzipファイルを圧縮して送る方法
  4. 「Documents by Readdle」で圧縮する
  5. 圧縮したzipファイルを送る
  6. 3iPhoneでzipファイルをダウンロードして解凍する方法
  7. 「Documents by Readdle」にzipファイルをダウンロードする
  8. ダウンロードしたzipファイルを解凍して開く
  9. 4iPhoneの新機能でzipファイルの内容が見られる?
  10. iOS11の新機能「ファイル」アプリ
  11. 「ファイル」アプリの使い方
  12. 5iPhoneでzipファイルを圧縮・解凍しよう!

zipファイルとは?

zipファイルとは、データ容量を圧縮する圧縮フォーマット(形式)、また複数のファイルをまとめてアーカイブ(保管)する※アーカイブフォーマットのファイルです。メールに添付するには容量が大きなデータの圧縮や、形式が違う複数のファイルを1つのzipファイルにまとめ圧縮してメール添付など可能で、ビジネスシーンなどでよく活用されています。

圧縮したzipファイルを開くには、サイズや形式など元の状態に戻す「解凍」操作が必要です。MicrosoftではWindows98からこのzip機能を装備し、MacではOX10.3からzip機能を搭載しています。アーカイブするとは「記憶する」「長期保管する」という意味の用語で、アーカイブは「書庫」「保管庫」とも訳されます

iPhoneでもzipファイルを圧縮・解凍できる?

圧縮・アーカイブツールとして便利なzipファイルは、Windowsユーザーをメインに広く利用され、今は多くのMacユーザーもビジネスなどで利用していますが、iPhoneでもzipファイルを圧縮・解凍できるのでしょうか。残念ながら現在はiPhoneの標準機能ではzipファイルを圧縮・解凍はできません

iPhoneでzipファイルを圧縮・解凍するには、アプリを利用します

圧縮・解凍アプリ「Documents by Readdle」を使う

今回ご紹介するのは、iOS向けのzip圧縮・解凍アプリで評価が高い「Documents by Readdle」を使う方法です。Readdle社から提供されている無料のファイル管理アプリでzipファイルにも対応しており、GoogleドライブやDropboxといった主要なクラウドサービスとも連携でき分かりやすいユーザーインターフェイスでも人気のアプリです

Documents by Readdleによるzipファイルの圧縮・解凍については、圧縮時のパスワード入力には対応していませんが、一部のzip圧縮・解凍アプリに起こる日本語の文字化けもありません

iPhoneでzipファイルを圧縮して送る方法

早速、このDocuments by Readdleを使ってiPhoneでzipファイルを圧縮して送る方法からご紹介します。手順としては、まとめて送りたいファイルをDocuments by Readdleでzipファイルに圧縮し、作成されたzipファイルをアプリから送る流れになります。

‎「Documents by Readdle」をApp Storeで

「Documents by Readdle」で圧縮する

まず送りたいファイルを「Documents by Readdle」で圧縮します。Documents by ReaddleをApp Storeか上記リンクからiPhoneにインストールしてください。

iCloud内のファイルをDocuments by Readdleで閲覧・操作したい場合は、iPhoneの「設定」→「Apple ID」→「iCloud」で「iCloud Drive」をONにし下部のアプリ一覧で「Documents」をONにします

Documents by Readdleを開き(下部のタブを「書類」に合わせ)、画面右上の「編集」をタップします。zipファイルに圧縮したいファイルに✔を入れ画面右下の「…その他」から表示されるメニューで「zip 圧縮」をタップします

ファイルの選択では、複数選択も可能です。複数のファイルを圧縮する時は、1つのフォルダにまとめてからフォルダを圧縮すると、解凍する際にフォルダごと復元(展開)されるので分かりやすくオススメです。

同じ場所(この例ではiCloud)に新しいzipファイルが作成されました。

圧縮したzipファイルを送る

続いて、圧縮したzipファイルを送ります

送るファイルが1つであれば作成されたzipファイルの右下3点「…」をタップ、また複数送りたい場合は画面右上「編集」→送りたいzipファイルを選択→画面右下「…その他」をタップして表示されるメニューで「メール」をタップします。すぐにメールが起動しzipファイルが添付された送信画面が開くので宛先・件名・本文を編集して「送信」します

また、アクションメニューから「アップロード」を選ぶとアカウント連携したクラウドサービスにzipファイルなどをアップロードできます。Douments by Readdleは、Dropbox上のファイルやフォルダを直接操作できるため、Dropboxを利用されている方は是非アカウント追加しましょう。

Documents by Readdleの下部「サービス」タブから「+アカウント追加」で紐づけたいクラウドサービスを選び、iPhone上にアプリがあれば「○○を起動」で、アプリが無ければ「○○にログイン」で進み、認証されれば以後はDocumentsから直接クラウドストレージにアクセスできます。

iCloudやiCloud Driveはもちろんのこと、上記のクラウドサービスとDocuments by Readdleは連携可能です。

iPhoneでzipファイルをダウンロードして解凍する方法

次に、iPhoneでzipファイルをダウンロードして解凍する方法をご紹介します。メールなどに添付されたzipファイルから、クラウドサービスに共有されたzipファイルから、またWeb上のzipファイルをURLでダウンロードしてDocuments by Readdleで解凍します。

関連するまとめ

関連するキーワード

この記事のライター
rico705
主婦業の傍らで奮闘中。クレカやスマホキャリアのコールセンター、生産管理や秘書などの経験も活かしつつ執筆しています。

人気の記事

新着まとめ