「iPhoneを探す」はとても便利な機能ですが、iOSをダウングレードしたい時など、「iPhoneを探す」をオフにする必要が生じる場合があります。どのようにオフにするのでしょうか。今回は「iPhoneを探す」をオフにする4つの方法を解説します。
Appleはこれまで、最先端技術をiPhoneのiOSに実装させ、世界を驚かせ続けてきました。さらに厳選されたアプリをiPhoneに標準装備させることにより、質の高いサービスも提供しています。解像度の高い画像で写真や動画を撮影できるカメラ、AIの先駆けとも言われるSiriによる音声操作機能など、数えたらきりがありません。
そんな標準装備されたアプリの中に「iPhoneを探す」があります。「iPhoneを探す」は、2010年6月15日に初めてiPhoneに搭載された標準機能で、GPSを使いiOS端末の位置を検出して表示するサービスです。毎日の生活に欠かせないiPhoneですが、うっかり置き忘れて紛失してしまうことがあります。
iPhone本体も高額ですが、それ以上に、iPhoneに登録されているクレジットカード情報や個人情報は重要で、他人の手に渡ってしまえば一大事です。それを防ぐ目的で登場したのが「iPhoneを探す」です。「iPhoneを探す」は有効にも無効にもできますが、無効設定にすることには、メリットとデメリットの両方が存在します。これからそれらを解説します。
「iPhoneを探す」はオンにすることもオフにすることもできるとはいえ、「iPhoneを探す」が標準装備されていることからすれば、オン設定にすることを目的に実装されていることは明らかです。「iPhoneを探す」をオン設定にすることのメリットが大きいことを表しています。
しかし、「iPhoneを探す」をオンにすることには多少とはいえメリットがあります。どんなメリットでしょうか。
「iPhoneを探す」をオフにするメリットには、自分の現在地が他の人に知られる心配がないことが挙げられます。プライバシーを重視するユーザーには必要なことかもしれません。また自分の現在地を常に誰かにチェックされていると考え、自分がいわば刑務所から仮釈放された犯罪者なように感じ、あまり気分のいいものではないと感じるユーザーもいます。
「iPhoneを探す」を無効にすることのデメリットを考えるためには、「iPhoneを探す」をオンに設定したときのメリットを考える必要があります。「iPhoneを探す」の本来の目的は、紛失したiPhoneを探し当てることです。そのため「iPhoneを探す」をオンに設定しておくと、紛失したiPhoneを追跡し探し当てるのに役立つ機能が活用できます。
しかし「iPhoneを探す」がオフ設定だと、その機能が活用できなくなります。これがデメリットです。
紛失したiPhoneを追跡し探し当てるのに役立つ機能には、iPhoneの位置を特定できる機能があります。例えばGPSを使ってiPhoneの現在地を探し当て、地図アプリで表示できます。また「サウンドモード」を活用できるので、iPhoneから音を出してどこにあるかを探し当てることもできます。
しかし「iPhoneを探す」をオフにすると、これらの機能が使えなくなります。これは「iPhoneを探す」を無効にすることのデメリットの1つです。
「iPhoneを探す」の目的には、iPhoneが第三者の手に渡り、悪用されるのを防ぐことも含まれます。そのため「iPhoneを探す」には「紛失モード」があります。「紛失モード」に設定すれば、遠隔からiPhoneをロックし、第三者が操作できないようにできます。
しかし「iPhoneを探す」がオフになっていると、遠隔からのロックができないので、発見した第三者が悪用したり、個人情報を盗んだりするリスクが高まります。これは「iPhoneを探す」を無効にすることのもう1つのデメリットです。
「iPhoneを探す」を無効にするどんな状況があるかは、この記事の後半で説明します。ここでは「iPhoneを探す」を無効にする状況が生じたときに、どのようにオン設定を解除し、オフ設定を行えるのかを説明します。4つの方法で行えます。1つ目はiPhoneの設定から無効にする方法です。2つ目は「iPhoneを探す」アプリから無効にする方法です。
3つ目はPCから遠隔操作で無効にする方法です。そして4つ目はAndroidスマホから「iPhoneを探す」を無効にする方法です。これからこれら4つの方法を詳しく説明します。
「iPhoneを探す」をオフにする1つ目の方法は、iPhoneの設定から無効にする方法です。その方法と手順を説明します。iPhoneのホーム画面にある「設定」を選択します。「設定」画面にある「ユーザー名」を選択します。「ユーザー名」画面にある「iCloud」を選択します。
「iCloud」画面に「iPhoneを探す」があるので、それを選択し「オン」にします。その後「Apple IDのパスワード」を入力するポップアップが現れるので、入力し「オフにする」を選択します。これで完了です。
「iPhoneを探す」をオフにする2つ目の方法は、「iPhoneを探す」アプリから無効にする方法です。その方法と手順を説明します。iPhoneホーム画面にある「iPhoneを探す」アイコンを選択します。表示されるiPhoneをクリックします。次の画面下に「アクション」が表示されるので、それをクリックします。
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