Appleが提供する音楽配信サービス「iTunes」がお使いのiPhoneを認識しない不具合が生じ、困った経験をしたiPhoneユーザーの方々のため、今回は、iTunesがiPhoneを認識しない5つの原因と、それぞれの対処法をご紹介していきます。
まずはじめに、USBケーブルが不具合の原因でiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されないとされる場合の対処法をご紹介していきます。PCに接続したデバイス(今回はiPhoneの場合)がiTunesで認識されない場合は、不明なエラー、または「0xE」エラーが画面に表示されることがあります。そのような場合は、以下の項目を確認し、ご紹介していく手順に従って、認識されない不具合に関する対処法を実践してみてください。
まずはじめに、USBケーブルで接続できているか確認しましょう。USBケーブルで接続できているか確認するには、まず使用しているデバイス以外のUSBアクセサリーをすべてPCから取り外しましょう。次に、USB ポートを一つずつ正常に動作するかを確かめ、USBケーブルで接続できるかを確認しましょう。
iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない原因の一つに、USBポートの不具合が考えられます。MacやWindowsのPCには、USBポートがいくつか用意されている場合が多いです。現在接続しているUSBポートの調子が悪い場合が考えられるので、使用しているUSB機器を一旦外しましょう。
先ほど接続していたUSBポート以外のUSBポートにiPhoneを接続し、iPhoneとの接続の不具合が改善され、iPhoneが認識されるかるかどうかを確かめてください。
USBポートを変えてもiPhoneが認識されない場合は、USBケーブルに問題がある可能性が考えられます。古いUSBケーブルを長い間何度も使いまわしていると、ケーブルの中で断線している可能性があります。ケーブルを交換する、Apple純正のケーブルを使うといった対処法を試してみましょう。
次に、PCの設定が不具合の原因でiPhoneがiTunesのデバイスとして認識されないとされる場合の対処法をご紹介していきます。PCに接続したデバイス(今回はiPhoneの場合)が「iTunes」で認識されない場合は、不明なエラー、または「0xE」エラーが画面に表示されることがあります。そのような場合は、以下の項目を確認し、ご紹介していく手順に従って、認識されない不具合に関する対処法を実践してみてください。
iTunesのバージョンが最新になっているかどうかを確認しましょう。PCにiPhoneを接続して音楽のダウンロードやプレイリストの作成といった作業をする場合、「iTunes」が必要なケースがほとんどです。MacやWindowsといったPCへのiPhone接続に問題はないのに、iPhoneがiTunesのデバイスとして認識しない場合は、現在使用しているiTunesが、最新バージョンに更新されているかを確認しましょう。
この「iTunes」はよくバージョンアップされているため、たまにしかiTunesを使わないユーザーの方のバージョンは、知らない間に昔のバージョンを使用しているという可能性があります。
お使いのPCがMacの場合は「App Store」を開き、画面上部の「アップデート」をクリックしましょう。「iTunes」のアップデートがあるかを確認し、最新のバージョンがあれば「インストール」をクリックしましょう。
お使いのPCがWindowsの場合は、まず「iTunes」を起動します。画面上部にある「ヘルプ」のタブから「更新プログラムの確認」をクリックしましょう。最新バージョンがあれば、表示される案内に従い、最新バージョンをインストールしましょう。
PCのソフトウェアのバージョンを確認しましょう。古いバージョンのソフトウェアを使っている場合は、何かしらの不具合が生じやすくなります。MacやWindowsのPCごとにソフトウェアのバージョンを確認し、最新のソフトウェアのバージョンがある場合は、PCのソフトウェアを最新のバージョンにアップグレードしましょう。
Macのソフトウェアのバージョン確認、アップグレードを入手するには、以下の手順に従って操作してください。まずはAppleアイコンのメニューから「システム環境設定」をクリックし、「ソフトウェアアップデート」をクリックして最新のソフトウェアアップデートがないかを確認します。新しいアップデートがある場合は、「今すぐアップデート」をクリックし、最新のバージョンをインストールしてください。
画面に「この Mac は最新の状態です」と表示されている場合は、MacOSとそのすべての機能が最新バージョンの状態になっています。
Windowsのソフトウェアのバージョン確認、アップグレードを入手するには、以下の手順に従って操作してください。最新のバージョンがある場合、Windowsでは更新プログラムが自動的にダウンロード、インストールされるように設定されますが、手動でもソフトウェアの状態の確認、アップグレードを実行が可能です。
更新プログラムを手動で確認するには、ホーム画面のWindowsアイコンをクリックし「設定(歯車アイコン)」をクリックします。設定メニューの中から「更新とセキュリティ」を選択しましょう。画面左側の「Windows Update」から「更新プログラムの確認」を選択します。
Macでの設定に問題がないかを確認しましょう。確認する設定の項目は以下の2点です。
まずはUSBが表示されるか確認しましょう。「option」キーを押しながら「Appleメニュー」をクリックし「システム情報」または「システムレポート」をクリックしましょう。画面左側のメニューリストの中から「USB」を選択します。USBをクリックすると 「USB 装置ツリー」が画面中央に表示されます。
「USB 装置ツリー」の下に iPhoneの詳細情報が表示されている場合は、最新のMacOSを入手するか、最新のiTunesのバージョンをインストールしましょう。
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