iPadのおすすめペーパーライクフィルム5選を紹介します。iPad用のペーパーライクフィルムを使用した、Apple Pencilでの書き心地を比較レビューします。また、ペーパーライクフィルムの特徴を挙げ、使用が向いているユーザーを検証します。
iPadの「ペーパーライクフィルム」というアイテムを知っていますか?iPadはiPhoneよりも画面が大きく、スマートペンシルを利用する機会も多いはずです。またiPadには専用のスマートペンシル「Apple Pencil」が用意されており、開発元のAppleもiPadの仕様としてスマートペンシルの利用を推奨しているかたちです。
そうした状況の中、iPadユーザーの間で「どうもスマートペンシルの書き心地がしっくりこない」という意見も多いようです。これはあくまで主観の問題なので正誤の問題ではなく、好みによる要素が強いといえますが、ある程度の割合で「しっくりくるスマートペンシルの書き心地」を求めているユーザー層が存在するのは確かなようです。
そうしたニーズに答えてくれるアイテムが、iPad用に開発された「ペーパーライクフィルム」です。「ペーパーライクフィルム」をiPadに装着すると、スマートペンシルとiPadの間にライティングに心地良い環境が生まれ、iPadユーザーの書き心地に対する欲求を満たしてくれます。
今回はそんな「ペーパーライクフィルム」に関して、特徴・製品比較・貼り方・メリット・デメリットなどを紹介します。
「ペーパーライクフィルム」をiPadに装着したときの第一印象は、「Apple Pencilのライティングが紙に書いているような感覚になる」ということです。
「ペーパーライクフィルム」はネーミングからも理解できるように、iPadに「紙のような書き心地」を持ち込むことをテーマとしています。そのため、Apple Pencilで「ペーパーライクフィルム」を装着したiPadにライティングすると、微妙な抵抗感によって紙に書いているような感覚が生まれるように設計されています。
通常のiPad画面のツルツル感覚に違和感・物足りなさを感じていたiPadユーザーは「ペーパーライクフィルム」の新感覚の使用感に興味を持つはずです。
ただ、留意するべき点として、摩擦感が生じるように設計されていることで、Apple Pencilのペン先が消耗しやすいとい側面があります。消耗の度合いは個人差がありますが、可能であれば、「ペーパーライクフィルム」を装着したiPadにApple Pencilでライティングするときは、軽いペンタッチを意識すると消耗が軽減するでしょう。
また、「ペーパーライクフィルム」の素材として日本製の素材が使用されている製品が多いという点も注目するべき点です。日本の製紙技術のクオリティは高いので、素材選びからも「上質紙のような描き心地になる」理由がうかがえます。
「ペーパーライクフィルム」の新感覚の使用感は、偏に「ペーパーライクフィルム」という保護シート上の「摩擦」が作り出しています。「ペーパーライクフィルム」は、Apple Pencilのライティング時にかかる微妙な摩擦バランスのデザインと、紙素材の質感をうまくコラボレートした保護シート・iPadアイテムと言えます。
「ペーパーライクフィルム」のもう1つの大きな特徴が、「ノングレア感」です。特殊な素材のiPad保護シートなのでiPad画面がかなりノングレアな見え方になります。通常の市販されているiPad用のノングレアの保護シートよりもさらにノングレア感が強い印象です。このノングレア感がユーザーの好みを分ける大きなポイントの1つと言えます。
iPad画面に反射感・ギラつき感が一切必要ないというユーザーにとっては問題になりませんが、iPad画面にコントラストが利いた見え方を求める場合は、「ペーパーライクフィルム」の「ノングレア感」は抵抗があるかもしれません。
次に、iPad用「ペーパーライクフィルム」のおすすめ製品の比較をレビューします。
まず、おすすめする製品は、エレコム社製の「ペーパーライクフィルム」(型番:TB-A18LFLAPLL)です。
エレコム社製の「ペーパーライクフィルム」はケント紙のような書き心地をテーマとした保護シートで、「ペーパーライクフィルム」のウイークポイントの1つである「Apple Pencilのペン先が消耗しやすいとい側面」をカバーして、Apple Pencilのペン先が消耗しにくい構造になっています。
また、エレコム社製の「ペーパーライクフィルム」は、3Hの鉛筆硬度を想定して保護シートをコート加工しているので、よりフィルム表面が傷つきにくい構造になっています。価格はオープン価格ですが約2,400円が目安です。
次に、おすすめする製品は、PCフィルター専門工房社製の「ペーパーライク保護フィルム」です。
PCフィルター専門工房社製の「ペーパーライク保護フィルム」は、保護シートが貼りやすく、貼り直しが可能な点が特徴です。水洗いすることで吸着力が回復します。
PCフィルター専門工房社製の「ペーパーライク保護フィルム」もエレコム社製製品と同様に、紙のような書き心地とApple Pencilのペン先消耗をフォローする加工が施されています。価格の目安としては、アマゾン価格で2,600円(税込)となっています。
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