iCloudはデータをクラウド上に保存することができ、データを削除する必要がなくなるので便利ですよね。しかし、使っていると容量は無くなり保存できなくなります。今回は、そういった際にiCloudのデータを削除してストレージに空きを作る方法を3つ紹介します!
iCloudは、クラウド上に写真やデータ等をバックアップすることができるサービスで5GBまでは無料、それ以上の容量は月額料金がかかるシステムとなっています。また、所有しているiOSデバイスであればiCloudに預けているデータをどのデバイスからでもアクセスすることができるのでかなり便利です。
iCloudには撮影した画像、作成した書類等のデータを自動的にバックアップし、iCloud上に保存する機能もあるので知らないうちに使っている人も多いでしょう。
iCloudを使っていると「iCloudストレージの空き容量が不足しています」こんな表示を見たことはありませんか?この表示はiCloudのストレージの空きが少ない事を表しています。今回はそういった際、iCloudのストレージ容量を整理する方法について解説します。
iCloudのデータストレージ容量を整理する方法について解説する前に、“なぜiCloudの容量が不足するのか?”について解説していきます。iCloudの容量が不足する原因としては
上記では、iCloudのデータストレージ容量が不足する原因について解説しましたが、実際にデータストレージ容量が不足した際にどういったデメリットを生じるのでしょうか?恐らく、普段使っている中でデメリットを感じることは少ないでしょう。しかし、使っている携帯電話を機種変更等する際にiCloudのバックアップからデータを復元しますよね。
もし、急な故障をしたときにバックアップが自動的に取れていたら復元も簡単に済みますが、データ容量が少ない状態で放置し、バックアップも最新の状態でない場合、データを復元できたものの内容がかなり過去の物で困ってしまう可能性があります。
そういった思いもよらないトラブルに備えるためにも、iCloudのストレージデータ容量を整理して、バックアップを最新の状態で保存しておく事をオススメします。
ここまでで、iCloudのストレージに空きを作っておく必要性は分かって頂けたでしょう。上記のように携帯の機種変更や急な故障で買い替えが必要になった際、バックアップデータから元のデータを読み込んで使いやすい状態に戻します。その際、古い状態のバックアップデータでは困りますよね。
ここからは、そういった古いバックアップデータやもう使っていないiOSデバイスのバックアップデータを消去し、整理する事でストレージに空きを作る方法について解説します。それでは、実際にiCloudの不要なバックアップデータを消去し、整理していきましょう。
まずはiPhoneの【ホーム画面】→【設定】を開いてください。設定が開けたら次に、【パスワードとアカウント】を選択してください。
選択すると、[Gmail]や[携帯キャリアのアドレス]が表示されています。その中に【iCloud】があるので選択しましょう。
選択すると、自身のiCloudのデータ利用状況が確認できます。
赤線で囲っている【容量】を選択するとデータストレージの詳細が表示されます。その中に【ストレージを管理】とあるので選択してください。
【ストレージを管理】を選択すると、使っているiCloudのストレージ使用状況が表示されます。その中の一番上に【バックアップ】とあるので選択してください。
選択すると、バックアップデータを保存しているiOSデバイスが表示されます。その中から【消去したいバックアップデータ】を選択してください。その後、バックアップデータを下にスクロールしていくと【バックアップを削除】と表示されるので選択すれば、削除することができます。
上記の方法で、古いバックアップデータやもう使っていないデータを消去することができますが、現在使っているiOSデバイスのバックアップデータの容量も軽減することができます。iCloudは、過去に使っていたが既に消去しているアプリのデータも残っています。
もう使っていないアプリやデータのバックアップも更新を停止しデータを消去し、整理する事でストレージに空きを作ることができるでしょう。まず途中までは上記の方法と同様に行い、【バックアップ】の画面まで移ってください。
バックアップデータに移り、次に消去したいデータを決め、上記の【赤線で囲っているチェック】を外しましょう。
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