Google翻訳アプリのカメラでのリアルタイム翻訳方法!海外の約30言語に対応!

無料で使えるGoogle翻訳アプリは、スマホに入れておくと海外旅行で大いに助けてくれます。その中でもカメラ入力によるリアルタイム翻訳は、メニューや標識などの表示をその場で翻訳してくれる優れものです。今回はそのカメラによるGoogle翻訳について説明します。

目次

  1. 1Google翻訳のカメラ入力の使い方
  2. Google翻訳アプリのダウンロード
  3. 2Googleのカメラ翻訳機能
  4. Google翻訳の対応言語は?
  5. 英語画像をリアルタイムのARモードで翻訳
  6. 以前撮った写真の翻訳
  7. 3Google翻訳のカメラ翻訳の精度は?
  8. 4Google翻訳のカメラ以外の機能
  9. Google翻訳の会話機能
  10. 5Google翻訳のカメラ入力を海外で使ってみよう
  11. Googleの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

Google翻訳のカメラ入力の使い方

Google翻訳アプリは、海外旅行に行ったり、洋書を読んだりする際には欠かせないスマホアプリです。文字入力からの翻訳はもちろん、音声入力の翻訳も可能な上、カメラ入力による画像の翻訳までできるという利便性の高さには目を見張るものがあります。

特に海外旅行時のカメラ入力による画像のGoogle翻訳は、空港や駅での乗り場案内や運行状況の翻訳、レストランでのメニューの翻訳、スーパーの品物や博物館の説明文の翻訳など、ありとあらゆるところで便利に使うことができます。

これから説明するGoogle翻訳アプリのカメラ入力の使い方を身につけて、あなたの周囲の翻訳事情をより良いものにしてください。

Google翻訳アプリのダウンロード

Google翻訳アプリは、iPhoneならApp Storeで、AndroidならGoogle Playから無料でダウンロードできます。まずは以下のリンク先からダウンロードしてください。

‎「Google 翻訳」をApp Storeで
Google 翻訳 - Google Play のアプリ

Google翻訳アプリをインストールしたら、オフライン翻訳ファイルをダウンロードしておきます。オフライン翻訳ファイルがなくても、ネットに繋がっていれば翻訳は可能ですが、海外旅行ではうまくネットに繋がらなかったりアクセスコストが高く付いたりしますので、オフライン翻訳ファイルをダウンロードしておくことおすすめします。

なおオフライン翻訳ファイルは言語ごとに必要ですので、ひとまず英語と日本語の翻訳ファイルをダウンロードしておき、あとは出かける先の国の翻訳ファイルをダウンロードします。翻訳ファイルは翻訳言語を選択するとダウンロードをすすめられますので、「ダウンロード」ボタンを選択し、確認画面で「ダウンロード」をタップしてダウンロードします。

Google翻訳のオフライン翻訳ファイルはそこそこのファイルサイズがありますので、Wi-Fi環境でのダウンロードをおすすめします。また、スマホの残り容量が少なすぎるとダウンロードできない場合もありますので、容量の確認はしっかりと行ってください。

Googleのカメラ翻訳機能

Google翻訳アプリのカメラ入力による翻訳では、2種類の翻訳方法が可能です。ひとつはARモードのカメラで読み込んだ画像をリアルタイムで翻訳するモードで、もうひとつは撮影しておいた画像を読み込んで翻訳するモードです。

ARモードでのリアルタイム翻訳のほうが高度な機能であるため、言語によっては後者にしか対応しないものも少なくありません。

Google翻訳の対応言語は?

Google翻訳自体は100以上の言語に対応していますが、そのうちARモードのカメラ入力でリアルタイム翻訳できるのは、日中英西韓露の6か国語以外にヨーロッパを中心に合計28か国語、また写真に撮っておいた画像からテキストを見つけだして翻訳可能な言語は、同じく日中英西韓露の6か国語を含めて48か国語となっています(2019年2月現在)。

Google翻訳のカメラ入力による翻訳は英語、スペイン語のほかにヨーロッパ言語に多く対応しているので、ヨーロッパと南北アメリカ大陸、オセアニアではほとんど不便を感じずに利用できます

英語画像をリアルタイムのARモードで翻訳

それではARモードのカメラで読み込んだ画像をリアルタイムで翻訳する方法をお教えします。Google翻訳アプリを立ち上げたら、翻訳する言語を確認したのち「カメラ入力」を選択します。すると画面がカメラ入力のものに切り替わりますので、英語の文を含むものにカメラを向けます。するとリアルタイムで英文が和文翻訳されて画面に表示されます。

なおこの時、カメラ入力画面の下から2段目の「眼」「ライト」「+」のアイコンは、それぞれ翻訳のオン/オフ、ライトのオン/オフ、ズーム/広角を表します。暗いところや自分の影で文字が見えづらいところでは「ライト」機能が活躍してくれますし、細かい部分を翻訳したいときには「+」ボタンが助けになります。

また、Google翻訳のカメラ入力によるリアルタイム翻訳は便利なのですが、翻訳中はずっとスマホを同じ位置に構えていなければならず、地味に腕が疲れますし、細かく腕が動いて翻訳表示がちらついて見づらくも感じます。

そこで画面右下の「ポーズ」ボタンをタップすると、その時点で画像が固定されますので、落ち着いて翻訳文を読むことができます。この状態で、画面をドラッグして移動させたり、ピンチイン/ピンチアウトしたりもできますので、細かいキャプションなどもしっかりと読むことができます。

以前撮った写真の翻訳

Google翻訳アプリのカメラ入力モードで、画面左下の「ライブラリ」ボタンを選択すると、写真ライブラリから翻訳する写真を選ぶことができます。写真を選ぶと、画像上のテキストを検索して、テキストと判断した部分を白い枠線で囲んで表示されます。

その中から翻訳して欲しい部分を指でドラッグすると、その部分の元のテキストと翻訳された文が表示されます

また、一部分が翻訳された状態で翻訳文の右にある「→」をタップすると、写真から見つけたテキストの全文とそれを翻訳した文をまとめて見ることができます

Google翻訳のカメラ翻訳の精度は?

ここまでの記述でGoogle翻訳のカメラ入力による翻訳の便利さはおわかりいただけたことでしょう。しかし気になるのは、画像認識による文字認識からの翻訳の精度がどのくらいのものか、ということです。

そこで手許の1983年刊のカタログ「アルフォンス・ミュシャ作品集(1983・日本展より)」の中の巻末p.161のVlasta Cihákováによる「COSMOPOLITE AND PATRIOT MUCHA」を翻訳させて、同誌p.159掲載の翻訳文と比較しました。

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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