世界的なSNSとして多くのユーザーに利用されているFacebookにはFacebook Workplaceと呼ばれる企業向けFacebookサービスが存在します。今回はFacebook Workplaceとは何なのかということと使い方、料金について解説します。
世界でも最も人気のSNSとしてTwitterやInstagramと並ぶ存在となっているのがFacebookです。他のSNS比べて現実の情報を組み込むことが多いのが特徴です。実はこのFacebookには、企業向けのFacebookであるFacebook Workplaceというものが存在しています。今回はこのFacebook Workplaceについて解説していきます。
Facebook WorkplaceとはどのようなFacebookなのかというと、Facebookが提供しているビジネス特化のSNSになります。企業で取得したアカウントから、より仕事に役立てることを意識して作られています。今はネットを利用するビジネス展開が主流になってきていますので、企業でSNSのアカウントを取得するのも珍しくありません。
Facebook Workplaceの特徴としては、企業向けとはいっても、外観はそれほどFacebookと変わりません。新しくFacebook Workplace用に使い方などをインプットする必要がありませんので、すぐに操作にも慣れることが期待できます。Facebookを使いこなしている方であれば、問題なくFacebook Workplaceも操作可能です。
Facebook WorkplaceとはどのようなSNSなのかを理解できましたら、次に進みましょう。ここでは、個人向けのFacebookと、企業向けであるFacebook Workplaceの違いについて確認していきます。Facebook Workplaceでは、Facebookに比べてどのような機能が搭載されているのかということを理解しておくことをおすすめします。
Facebook Workplaceでできることとして最初に挙げられるのが、コンテンツの見出しなどのマークダウンができるということです。見栄えのよいテキストに編集することで、ストレスなくチェックすることが可能になります。太文字など適宜コンテンツの見た目を自由に決めることができます。
Facebook Workplaceには、ビジネス向けのチャット機能がついています。Work Chat呼ばれるチャット機能を駆使してコミュニケーションを取ることが可能です。ビジネスで必要になるのが、グループでのやり取りです。通常のFacebookでは、個人でメッセージを送りますが、Work Chatでは、複数でチャットをすることができます。
そしてFacebook Workplaceの便利機能といえるのが、チャットボット機能です。チャットボットの機能を利用するには、Facebook Workplaceの有料のプランに契約していることが前提となりますが、自動的に返答をしてくれるようなチャットボット機能は、業務の効率化を狙える機能でもありますので、使う価値は十分にあります。
そしてFacebook Workplaceは、他社サービスと連携が可能だというのが強みです。決してFacebook関連のみで完結するようなものではありませんので、様々なものを連携させて、より快適な使い方が実現できます。例えば、ファイルサービスと連携させて、データのやり取りを効率化させることができるようになっています。
先ほど触れましたが、Facebook Workplaceには、プランがあります。使用状況に合わせて有料プランにアップグレードする使い方もあれば無料のプランで使用することもできます。ここからは、Facebook Workplaceを使用することで発生する料金について説明していきます。無料と、有料プラン別に紹介します。
まずは、Facebook Workplace Standardです。これはFacebook Workplace Standardとは、無料プランのことを指しています。無料プランでも基本的な機能が使用できます。無料プランで制限されるのは管理者コントロールや1対1の管理者向けメールサポートなどとなります。無料プランで不便を感じるようであればアップグレードしましょう。
では、有料プランの説明になります。Facebook Workplaceの有料プラン名は、Facebook Workplace Premiumと言います。有料プランになっていますが、トライアル期間が設けられており、90日間有料プランをお試しで利用することができるようになっています。有料プランでは、管理者権限などを設定することができるようになります。
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