Bluetooth(ブルートゥース)デバイスの使い方を紹介します。Bluetooth(ブルートゥース)という名前は聞いたことがあると思いますが、使い方がわからない人も多いでしょう。Bluetoothを利用した事がない人は本記事の使い方解説を参考にしてください。
本記事冒頭の本章では、Bluetooth(ブルートゥース)とはどういったものなのか詳しく紹介していきます。Bluetooth(ブルートゥース)を利用したことがない人は参考にしてみてください。
Bluetooth(ブルートゥース)は、対応する専用のデジタルデバイス(イヤホン・ヘッドホン・キーボードなど)専用の、【近距離無線通信規格】を指します。Bluetooth(ブルートゥース)は「2.4Ghz帯」の無線電波を利用し、デバイス双方間で情報のやり取りをします。Bluetooth(ブルートゥース)自体の機能が開発されたのは、今から約25年程前になります。
Bluetooth(ブルートゥース)には規格やバージョンが存在しており、Bluetooth「1.0」〜「4.0」までのバージョンがこれまでの一般的な規格でした。2019年8月現在、Bluetoothの新バージョン「Bluetooth5.0」を搭載した製品が徐々に発売されており、Bluetoothという機能がローンチしてから約15年の歳月が経っています。
Bluetooth(ブルートゥース)「4.0」の規格では、通信範囲は約10mほどです。国際規格として定められていることから、どの国で製造されたBluetooth(ブルートゥース)デバイスも、通信範囲もほぼ一緒です。
Bluetoothのメリットとは1 | Bluetoothデバイスは消費電力が少ない |
Bluetoothのメリットとは2 | キーボード・マウス・イヤホンなど長時間使用したい デバイスに長けている |
Bluetoothのメリットとは3 | データ通信量を低く抑えるため、データ遅延が起きにくい |
Bluetoothのメリットとは4 | ケーブルがないので、Bluetooth(ブルートゥース) デバイスは持ち運びに便利 |
それではWi-Fi接続との違いはどういった点なのでしょうか?Wi-Fi接続とBluetooth(ブルートゥース)接続の違いを紹介していきます。
Bluetooth(ブルートゥース) | Wi-Fi | |
---|---|---|
通信範囲 | △ | ◎ |
通信速度 | ○ | ◎ |
消費電力 | ◎(少ない) | △ |
複数デバイス同時接続 | 複数デバイス同時接続できない | 複数デバイス同時接続できる |
Bluetoothでは、複数のデバイス接続に対応していないため、1つのデバイスにつき、1つのBluetoothデバイスしか接続できません。反面Wi-Fiでは複数同時接続が可能となります。この複数接続ができないという点は、Bluetooth接続のデメリットとなるでしょう。
またBluetoothには「マルチペアリング」に対応しているデバイスがありますが、これは複数のデバイスとのペアリングを登録しておくことができる機能です。マルチペアリングに非対応の場合、複数のBluetooth対応デバイスがある場合、その都度ペアリング設定が必要です、マルチペアリング対応のBluetoothは、その都度ペアリング設定する必要がありません。
よくマルチペアリングは、複数のデバイスと同時接続できると勘違いしている人がいますが、Bluetoothは複数デバイス同時接続はできないので、注意してください。
続いてBluetooth(ブルートゥース)対応ワイヤレスイヤホンや、Bluetooth(ブルートゥース)対応ワイヤレススピーカーの使い方例を紹介していきます。
スマホとBluetooth対応ワイヤレス・イヤホンを接続する基本的な手順を紹介していきます。
STEP1 | スマホのBluetooth機能を有効(ON)にしておく |
STEP2 | Bluetooth対応ワイヤレス・イヤホンの電源をONにする |
STEP3 | スマホとワイヤレスイヤホンのペアリングを設定する |
STEP4 | スマホとワイヤレスイヤホンのペアリングが完了したら、 スマホ上にBluetooth接続アイコンが表示される |
STEP5 | イヤホンで再生したい音楽の再生を開始する |
基本的なBluetooth対応ワイヤレスイヤホンの接続方法は上記の通りとなります。パソコンにワイヤレスイヤホンを接続したい場合も同じ手順です。
パソコンユーザーの方で、Bluetoothワイヤレスイヤホンを接続したい人は、下記のリンク記事にて詳しい接続方法を紹介しているので参考にしてみてください。またパソコンでも複数のデバイスを同時接続できないので覚えておきましょう。
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