BANDはカレンダー・アルバム・掲示板などの機能を搭載したグループ交流系SNSアプリです。LINEの親会社NAVERのアプリのためLINE BANDとも呼ばれます。この記事ではアプリの登録・設定方法や基本的な使い方、アプリの評判について紹介します。
いつも一緒に遊ぶ仲間や、スポーツのチーム、会社のプロジェクトなど、私たちは普段様々なグループに属し、交流をしています。LINE BAND(バンド)は、このようなグループでの交流活動に必要な機能を搭載したグループ交流系SNSアプリです。
LINE BAND(バンド)は、グループでのコミュニケーションに特化されたアプリで、たとえば以下のような交流活動に役立ちます。
このアプリの正式名称はBAND(バンド)ですが、SNSアプリLINEで知られる、株式会社LINEの親会社であるNAVERが運営しているため、特にLINE BANDと呼ばれることが多いようです。
今や多くのSNSアプリが利用されており、用途によって使い分けられていますが、LINE BANDの特徴とは何なのでしょうか。ここでは「メンバーのみの閲覧ができる(公開設定)」・「スマホだけでなくPCでも使用可能」の2点について説明していきます。
下の画像は、LINE BANDの主な機能であるグループを作成する画面です。カバー写真を選ぶアイコンの下にある「秘密」に注目してください。
これは、Bandタイプと呼ばれる公開設定です。BandとはBANDアプリ内でグループを指すことばで、LINE BANDでは、このBandタイプを「秘密」・「一部公開」・「公開」の3つから選ぶことができます。
ここで「秘密」を選択すれば、Band(グループ)に所属しているメンバー以外はそのBand内での投稿を閲覧することができません。セキュリティーも万全で、アプリの公式サイトではビジネスシーンでの使用も推奨しています。
LINE BANDでは、スマホアプリだけでなく、同一のアカウントでPCからもログインすることができます。スマホアプリが使えないメンバーがいてもPCからBANDのサイトにアクセスしてもらえばBANDの機能・サービスを受けることができます。
また、LINE BANDでは、写真や動画だけでなくWordやPDFなどのファイルをBand内で共有することができます。そのときに、いちいちスマホアプリにデータを移動させる手間が省けます。
ちなみに、PCからアクセスすると上記のような画面になります。
LINEも様々な機能が次々と実装され、多機能なSNSアプリとして発展しています。そのため、グループ会社が運営しているとはいえ、LINEとBANDの違いが判らないというユーザの声もしばしば聞かれます。
ここではLINEとBANDの違いについて、「流れる過去トークや写真が振り返れる」・「LINEの一部スタンプしか使用できない」の2点について紹介していきます。
LINEはトークルーム(チャット)を中心に作られているアプリです。そのため、人数の多いグループラインで話が盛り上がったりすると未読件数のメッセージがものすごい数になったり、過去の投稿を探すのが大変になることがあります。いわゆるLINEの「流れる」現象です。
一方、BANDは、掲示板が中心に作られているアプリで、コミュニケーションは主に掲示板への投稿で行われます。掲示板にはタグ付け機能や検索機能がついているためLINEでは「流れ」てしまう過去の投稿を簡単に振り返ることができます。
LINE BANDは主として掲示板を使って交流が行われますが、LINEとよく似たトーク機能も搭載されています。使い方はLINEとよく似ているので、LINEユーザーならすぐに使えるでしょう。
ただし、1つ注意点があります。LINEの関連会社が運営しているアプリですから、LINEと同じスタンプが使えると思われがちなのですが、LINEと共通しているスタンプは一部です。たとえば、チェリーココはいますがブラウンとコニーはいないようです。
LINEと同じように、LINE BANDでも、ユーザーがスタンプを作成・登録(LINEと同じく審査あり)が可能ですが、これも、BAND独自のスタンプということで、LINEとは別物のようです。
それでは、実際にグループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」を入手し、使ってみましょう。
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