グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND(バンド)」の使い方や登録方法を解説!
BANDはカレンダー・アルバム・掲示板などの機能を搭載したグループ交流系SNSアプリです。LINEの親会社NAVERのアプリのためLINE BANDとも呼ばれます。この記事ではアプリの登録・設定方法や基本的な使い方、アプリの評判について紹介します。
目次
- 1グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」とは
- ・「LINE BAND」はグループコミュニケーションアプリ
- ・「LINE BAND」の特徴は?
- 2グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」は「LINE」と何が違う?
- 3グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」の使い方
- ・(1)「LINE BAND」アプリをダウンロード
- ・(2)アプリから会員登録を行う
- 4グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」の機能は?
- ・LINEのグループとは違いがある
- 5グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」はどんな人に評判が良い?
- ・ネット上のみの交流で利用可能
- ・非公開BANDはオフライン仲間の交流が目的
- ・公開BANDは共通の趣味などが目的
- 6グループ交流系SNSアプリ LINE BAND(バンド)の評判
- ・Google Playでの評判
- ・App Storeでの評判
- 7グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」を活用してみよう!
グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」とは
いつも一緒に遊ぶ仲間や、スポーツのチーム、会社のプロジェクトなど、私たちは普段様々なグループに属し、交流をしています。LINE BAND(バンド)は、このようなグループでの交流活動に必要な機能を搭載したグループ交流系SNSアプリです。
「LINE BAND」はグループコミュニケーションアプリ
LINE BAND(バンド)は、グループでのコミュニケーションに特化されたアプリで、たとえば以下のような交流活動に役立ちます。
- 写真や動画、地図やその他ファイルを共有
- グループチャットやグループコール(通話)
- グループのメンバーでカレンダーを共有、出欠確認
LINEのグループ会社が運営
このアプリの正式名称はBAND(バンド)ですが、SNSアプリLINEで知られる、株式会社LINEの親会社であるNAVERが運営しているため、特にLINE BANDと呼ばれることが多いようです。
「LINE BAND」の特徴は?
今や多くのSNSアプリが利用されており、用途によって使い分けられていますが、LINE BANDの特徴とは何なのでしょうか。ここでは「メンバーのみの閲覧ができる(公開設定)」・「スマホだけでなくPCでも使用可能」の2点について説明していきます。
メンバーのみの閲覧ができる
下の画像は、LINE BANDの主な機能であるグループを作成する画面です。カバー写真を選ぶアイコンの下にある「秘密」に注目してください。
これは、Bandタイプと呼ばれる公開設定です。BandとはBANDアプリ内でグループを指すことばで、LINE BANDでは、このBandタイプを「秘密」・「一部公開」・「公開」の3つから選ぶことができます。
ここで「秘密」を選択すれば、Band(グループ)に所属しているメンバー以外はそのBand内での投稿を閲覧することができません。セキュリティーも万全で、アプリの公式サイトではビジネスシーンでの使用も推奨しています。
スマホだけでなくPCでも使用可能
LINE BANDでは、スマホアプリだけでなく、同一のアカウントでPCからもログインすることができます。スマホアプリが使えないメンバーがいてもPCからBANDのサイトにアクセスしてもらえばBANDの機能・サービスを受けることができます。
また、LINE BANDでは、写真や動画だけでなくWordやPDFなどのファイルをBand内で共有することができます。そのときに、いちいちスマホアプリにデータを移動させる手間が省けます。
ちなみに、PCからアクセスすると上記のような画面になります。
グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」は「LINE」と何が違う?
LINEも様々な機能が次々と実装され、多機能なSNSアプリとして発展しています。そのため、グループ会社が運営しているとはいえ、LINEとBANDの違いが判らないというユーザの声もしばしば聞かれます。
ここではLINEとBANDの違いについて、「流れる過去トークや写真が振り返れる」・「LINEの一部スタンプしか使用できない」の2点について紹介していきます。
「LINE」で流れる過去トークや写真が振り返れる
LINEはトークルーム(チャット)を中心に作られているアプリです。そのため、人数の多いグループラインで話が盛り上がったりすると未読件数のメッセージがものすごい数になったり、過去の投稿を探すのが大変になることがあります。いわゆるLINEの「流れる」現象です。
一方、BANDは、掲示板が中心に作られているアプリで、コミュニケーションは主に掲示板への投稿で行われます。掲示板にはタグ付け機能や検索機能がついているためLINEでは「流れ」てしまう過去の投稿を簡単に振り返ることができます。
トークでは「LINE」の一部スタンプしか使用できない
LINE BANDは主として掲示板を使って交流が行われますが、LINEとよく似たトーク機能も搭載されています。使い方はLINEとよく似ているので、LINEユーザーならすぐに使えるでしょう。
ただし、1つ注意点があります。LINEの関連会社が運営しているアプリですから、LINEと同じスタンプが使えると思われがちなのですが、LINEと共通しているスタンプは一部です。たとえば、チェリーココはいますがブラウンとコニーはいないようです。
LINEと同じように、LINE BANDでも、ユーザーがスタンプを作成・登録(LINEと同じく審査あり)が可能ですが、これも、BAND独自のスタンプということで、LINEとは別物のようです。
グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」の使い方
それでは、実際にグループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」を入手し、使ってみましょう。
「LINE BAND」の始め方
まずは、LINE BAND(バンド)の入手方法とスマホアプリからのユーザー登録について説明していきます。
(1)「LINE BAND」アプリをダウンロード
各スマホのアプリストア(AndroidならGooglePlay、iPhoneならApp Store)でBANDと検索。アプリをダウンロードしてください。アプリ内課金はありますが基本無料でダウンロードできます。
(2)アプリから会員登録を行う
ダウンロードができたら次は会員登録です。LINE BANDのアプリからは1.電話番号・Eメール 2.Facebookアカウント 3.LINEアカウントの3種類の方法でユーザ登録することができます。アプリをインストールしたらいずれかの方法でユーザ登録を行うことになります。
上の画像はLINE BAND(バンド)のログイン画面です。3種類の会員登録方法が表示されています。電話番号・Eメールのほか、SNS(Facebook・LINE)のアカウントでも登録ができます。最下部にはログアウト後にアプリを起動した際に使用する再ログインのリンクもあります。
BANDアプリから電話・Eメールで登録する方法
アプリを起動し、ログイン画面で、「電話番号またはメールで登録」をタップすると、下図のような入力画面に移ります。ここで電話番号なら国番号(+81)に続けて電話番号(ケータイなら080,090~)、パスワードとアプリ内での登録名を入力します。
Eメールで登録する場合は、画面最下部にある「メールで登録する場合はこちら」をタップし、Eメールアドレス・パスワード・名前を登録します。その後、電話番号で登録した場合はSMSメッセージで、メールアドレスで登録した場合はメールで認証番号が届きますので、入力すれば登録は完了です。
※名前・パスワードは後から再設定できます。
BANDアプリからFacebookアカウントで登録する方法
有名SNSであるFacebookのアカウントを持っている方はFacebook経由でLINE BAND(バンド)に登録することもできます。ログイン画面で「Facebookで会員登録」をタップすると下図の画面に移ります。
Facebookアプリがインストールされている端末なら「Facebookアプリでログイン」、ブラウザを使う場合は「電話番号またはメールアドレスでログイン」をタップして登録します。
BANDアプリからLINEアカウントで登録する方法
LINEアカウントを持っている場合はLINEアカウントでLINE BAND(バンド)に登録することができます。ログイン画面で「LINEで会員登録」をタップするとLINEアプリが起動し、認証画面に移ります。アクセス権限に関する注意事項が出てきますので問題が無ければ「同意する」をタップします。
LINEを運営している会社とLINE BANDの運営会社が共通しているため、LINEアカウントで登録した場合、プロフィールはLINEと共通のものが使用されます(登録名・アイコン)。もし、LINEとは違うプロフィールで LINE BANDを使いたい場合は、登録後、設定画面で変更をすることができます。
↓LINE BANDプロフィール再設定の方法。その他>設定>プロフィール管理と進みます。
グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」の機能は?
アプリをダウンロードし、ユーザー登録ができたら、早速LINE BAND(バンド)を使ってみましょう。LINE BANDにはユーザーの交流活動に便利な様々な機能があります。ここでは、「掲示板」、「アルバム」、「予定表」、「トーク」機能について紹介していきます。
「掲示板」は自由に書き込める自由帳
掲示板は、LINE BAND(バンド)のメインとなる機能です。掲示板画面には、メンバー間の交流に有用な様々な情報を投稿することができます。
その数はなんと12種類です。投稿ボタンをタップすると、テキストの投稿に加え「写真・動画」・「投票」・「ファイル」・「予定」・「割り勘」などのメニューが出てきます。掲示板は、まさに自由に書き込める自由帳なのです。
上の画像はBandのトップページ。カバー画像の下にあるのが掲示板で、画面右上のペンのアイコンをタップすると各種投稿ができます。
「アルバム」は写真を共有
グループ内でイベントがあったり、同じテーマの写真をまとめて保存したいときは「アルバム」機能を使って共有します。
トップ画面からアルバムのアイコンを選択、または投稿画面から「写真・動画の共有」を選択すると、端末に保存してある画像や、その場でカメラアプリで撮った写真をアップロードすることができます。アップロードした画像・動画は「アルバム」に保存されます。
Band内にアルバムが複数ある場合は投稿時にアルバムを選択することもできます。なお、写真の投稿は一度に100枚までという制限があるので注意が必要です。
「予定表」はスケジュールを共有
予定表機能を使えば、掲示板やカレンダーでスケジュールを共有することができます。検索やタグ付ができるので、大きいグループでも自分に関係のある予定だけを表示することができます。
予定表について、各イベントの参加確認のアンケートや、アンケートをとる機能もついています。
「トーク」は簡易グループチャット
LINE BAND(バンド)は掲示板を主にした交流系アプリですが、他のSNSアプリと同じようにトーク機能も備えています。Bandごとにトークルームを持つことができ、トークルームで1対1、または複数人でのチャットができます。
グループ内でのやりとりは基本掲示板で行いますので、LINE BANDでのトークルームは、特に個別的な連絡をしたい場合など、補助的な使い方になります。
LINEのグループとは違いがある
では、LINEのグループとLINE BAND(バンド)のBandはどこが違うのでしょう。最大の違いは、Bandは設定により、LINE BANDのユーザーならだれでも参加できる公開Bandが作れることです。
LINEでグループを作る場合、オーナーが「友達」を招待することでグループを作ります。基本的に、知り合い同士の交流が主となります(※LINE BANDでも「非公開Band」を作れば同じことができます)。
それに対して、LINE BANDで公開Bandを作れば、オーナー、メンバーが知らない人でもBand参加することができます。例えば、共通の趣味を持つユーザーがつながるグループなどが作成できます。
画像のように、興味のあるカテゴリーを指定して、共通の趣味を持つユーザーと交流することができます。
グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」はどんな人に評判が良い?
さて、各種機能や使い方を紹介しましたが、このアプリはどのような人に評判が良いのでしょうか。1つの答えは「ゆるくつながっていたい人」です。
「LINE BAND」はゆるくつながっていたい人に向いている
他の有名SNSアプリと比較すると、LINE BAND(バンド)でのユーザー間の関係は、使い方にもよりますが、そこまで密ではなく、他のユーザーとゆるくつながっていたい人には心地よいものとなっています。
ネット上のみの交流で利用可能
SNSアプリというと、一般的には「知っている」ユーザー間での交流がイメージされやすいですが、LINE BAND(バンド)では、少し違った使い方ができます。
やはり、不特定多数のユーザーが参加できる「公開Band」の存在が大きいです。公開Bandのみに参加していれば、完全にネット上のみでのコミュニケーションも可能です。
非公開BANDと公開BANDがある
先ほどからBandの種類の話を挙げていますが、LINE BAND(バンド)には、アプリのユーザーなら誰でも参加・閲覧が可能な公開Bandから、特定のメンバーしか中を見られない非公開バンドまで3種類のBand(グループ)があり、用途によって設定ができます。
LINE BANDでは、Bandタイプ設定で公開範囲の設定が可能で、メンバーのみ閲覧可能な「秘密」、Band名と説明文のみ閲覧可能な「一部公開」、すべてのメンバーが閲覧可能でBand検索が可能な「公開」の3段階から選択可能です。
ちなみに、LINE BAND(バンド)は、Bandの規模を「1000人」と制限のない「Big Band」の2種類から選択することができます。ただしBandサイズの変更は1日1回のみなので注意が必要です。
非公開BANDはオフライン仲間の交流が目的
非公開Bandは、「知り合い」で構成されるグループです。他のユーザーは中(掲示板の投稿など)を見ることができません。スポーツや趣味のサークルなどでの使い方が推奨されています。
また、セキュリティが万全であることも売りにしているので、ビジネスシーンでの使い方も考えられます。
公開BANDは共通の趣味などが目的
公開BandはLINE BAND(バンド)の特徴で、アプリのユーザーならだれでもBandの閲覧、参加申請することができます。
すでに共通の趣味でつながっている公開Bandは多くあり、動画のシェアや情報交換をしています。
参加リクエスト,質問
公開Bandでも、グループへの参加を承認制にするか非承認制にするかを決められます。グループの目的・使い方によって選択をしてください。
承認制にするとグループの参加についてリーダーの承認が必要になります。また、承認制を選択すると「メンバーに質問をする」ボタンが現れます。選択すると、グループ加入に際してメンバーに質問をすることができます。
グループ交流系SNSアプリ LINE BAND(バンド)の評判
以上、グループ交流系SNSアプリ LINE BAND(バンド)について、登録方法と各種機能の使い方について説明してきました。最後に、大手アプリストアのレビューから現在(2019年8月時点)のアプリの評判についてまとめていきます。
Google Playでの評判
2019年8月現在、319,783件のレビューがあり、BANDのスコアは4.3、★5が突出していますのでアプリの評判としては上々であると言えます。
まれに★1のレビューもありますが、多くがアプリ全体の出来というより不具合によるクレームが多いようです。また、そういったレビューに対してはカスタマーサポートから丁寧な返答がある点も印象が良いです。
レビューのコメントからアプリの評判を分析すると、高評価のレビューには「重宝しています」ということばがよく用いられています。使いこなしている人にはすでに無くてはならないアプリになっていると言えます。
また、不具合に対する対応が良かったという旨のコメントも多く、やはりカスタマーサポートの対応がアプリの評判に繋がっていると言えます。
App Storeでの評判
2019年8月現在、BANDに対して842件の評価があり、そのスコアは2.5とやや低めです。ただ、その内訳を見ると★1と★5の評価が多く、2.5というスコアがアプリの評判を反映しているかは難しいところです。
特に、今バージョンでのアップデート内容の評判が悪いので、ユーザーはアプリ自体の出来に評価を下しているわけではなく、★1は今後さらなる改善を求めているというメッセージを含んでいるのではないでしょうか。また、Google playと同じく、デベロッパからの回答は本当に丁寧です。今後改善される事が期待されます。
レビューコメントから評判を分析すると、高評価のコメントに、さきほどもあった「重宝している」に加え、「わかりやすい」というインターフェースへの高評価も見えました。また、デベロッパの迅速な対応に対する言及も見られました。
グループ交流系SNSアプリ「LINE BAND」を活用してみよう!
グループ交流系SNSアプリ LINE BAND(バンド)について、アプリのダウンロードから登録、Band内での各機能について説明し、最後にアプリストアでの評判についてまとめました。
LINE BANDは公開設定により非公開Bandではメンバー間の綿密な情報交換ができ、公開バンドではメンバー間でのゆるいつながりを楽しむことが出来ます。使い方の幅の広さがLINE BANDの特徴と言えます。
BANDを使いこなして、日常の交流活動を効率化し、また、人とのつながりを広げて生活を豊かにしていきましょう。