Androidスマホでネットサーフィンをすると多数出てくる広告に悩まされたことはありませんか。今回はAndroidで表示される広告の種類、Chromeでのブロック方法、広告ブロックが簡単に出来るブラウザなどをご紹介します。
Androidスマホでネットサーフィンをすると必ず出てくる広告です。なぜ広告が出てくるのでしょうか。一般的なものとして、サイトのレンタルサーバーや無料ブログに最初から組み込まれているもの、サイト運営者が広告収入を得るためのものなど多数存在します。広告を表示することで、ブログの運営費を賄い、閲覧者は無料でページから情報が手に入るという仕組みです。
広告にも色々な種類があります。Androidスマホで多く見られる5種類をご紹介します。
バナー広告 | サイトの上下に表示される固定された広告で、ブログなどでは「次ページ]の下部分に表示されます。 |
ポップアップ広告 | サイト訪問時にページを隠すように浮かび上がる広告です。誤クリックしやすい傾向にあり、不快感を強く感じる広告がある。 |
追尾型広告 | 閲覧者の検索履歴を参考にした広告になります。複数のサイトで何度も同じような広告を目にする場合はこの追尾型広告です。 |
広告をブロックして消す、つまり非表示にするメリットは快適なネットサーフィンが出来る点です。では、デメリットはあるのでしょうか。閲覧者には直接デメリットはありません。しかし広告を非表示にするとサイト運営者に収入が入らなくなります。サイト運営には時間と労力がかかり、対価として収入を得るものです。収入が入らないサイトは更新しないと選択することもあるでしょう。
広告をブロックして非表示にするデメリットは、「サイト運営者の意欲を下げ、お気に入りページの運営を停止する」リスクにつながります。
それでは実際にAndroidスマホのChromeで広告をブロックして消す方法をご説明します。様々な方法がありますが今回は「Fiter Proxy」というアプリを使用します。
Fiter Proxyとは、Google playストアからダウンロード出来る無料アプリで、Androidスマホのroot権限不要の広告ブロックアプリです。Fiter Proxyは初期設定が必要ではありますが、1度設定してしまえば後は自動で広告をブロックして非表示処理します。まずplayストアからインストールしましょう。
Fiter Proxyの仕組みを簡単に説明します。Androidスマホからサイトへアクセスします。プロキシとしてFiter Proxyを通して通信、フィルターとしてFiter Proxy機能、広告との通信を正常に行わないよう処理します。結果として、サイト閲覧時には広告がブロックされ非表示となります。
次に設定方法をご説明します。画像はFiter Proxyの起動です。まず確認するのは1番上の状態が[Active]になっているか見ましょう。ポート設定は8000になっていますが、特に変更の必要はありません。
次にAndroidスマホの設定です。設定からモバイルネットワークを開きます。赤丸の[アクセスポイント]をタップしましょう。
お使いのアクセスポイントを選び、設定を開きましょう。名前やAPNの下に赤丸のプロキシがありますのでタップして下さい。
プロキシの設定にはFiter Proxyと同じ数字を入力します。今回は「8000」となります。
次にWi-Fiも同様に設定しましょう。接続しているWi-Fiを開き、プロキシをタップしてください。
プロキシを手動で入力します。
プロキシのホスト名を[localhost]、プロキシポートを8000に変更しましょう。
これで初期設定完了です。広告が非表示になっていますので確認してください。初期設定はプロキシ設定のみです。非常に簡単な作業で広告をブロックして消すことが出来ます。記事を見ながら操作してください。
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