【Android】スマホの広告ブロック方法!ブラウザの広告を消すアプリを紹介!

Androidスマホでネットサーフィンをすると多数出てくる広告に悩まされたことはありませんか。今回はAndroidで表示される広告の種類、Chromeでのブロック方法、広告ブロックが簡単に出来るブラウザなどをご紹介します。

【Android】スマホの広告ブロック方法!ブラウザの広告を消すアプリを紹介!のイメージ

目次

  1. 1AndroidスマホのChrome等で見かける広告って?
  2. 広告の種類
  3. 広告をブロック(非表示に)するデメリット
  4. 2アプリでAndroidのChromeの広告をブロックする方法
  5. Androidのroot権限不要の広告ブロックアプリ:Fiter Proxy
  6. Fiter Proxyの設定方法
  7. Androidのroot権限とは
  8. root権限不要アプリの注意点
  9. 3ブラウザの機能でAndroidのChromeの広告をブロックする方法
  10. Google Chromeの広告ブロック機能
  11. 広告ブロック機能の設定手順
  12. 4Android端末のroot化でChromeの広告をブロックする方法
  13. 【注意】Android端末のroot化
  14. AdAwayをインストール
  15. AdAway利用時の注意点
  16. 5Androidで広告ブロック機能のあるブラウザを利用する
  17. 広告ブロック機能のあるブラウザ
  18. 6Androidのどのブラウザでも広告を消すことができるアプリ
  19. AdGuard
  20. 7Androidの広告をブロックしてネットサーフィンを快適に!

AndroidスマホのChrome等で見かける広告って?

Androidスマホでネットサーフィンをすると必ず出てくる広告です。なぜ広告が出てくるのでしょうか。一般的なものとして、サイトのレンタルサーバーや無料ブログに最初から組み込まれているもの、サイト運営者が広告収入を得るためのものなど多数存在します。広告を表示することで、ブログの運営費を賄い、閲覧者は無料でページから情報が手に入るという仕組みです。

Androidスマホ

広告の種類

広告にも色々な種類があります。Androidスマホで多く見られる5種類をご紹介します。

バナー広告 サイトの上下に表示される固定された広告で、ブログなどでは「次ページ]の下部分に表示されます。
ポップアップ広告 サイト訪問時にページを隠すように浮かび上がる広告です。誤クリックしやすい傾向にあり、不快感を強く感じる広告がある。
追尾型広告 閲覧者の検索履歴を参考にした広告になります。複数のサイトで何度も同じような広告を目にする場合はこの追尾型広告です。
広告提供元は、アフィリエイト会社やGoogle、Yahoo!など様々なものがあります。

様々な情報がある

広告をブロック(非表示に)するデメリット

広告をブロックして消す、つまり非表示にするメリットは快適なネットサーフィンが出来る点です。では、デメリットはあるのでしょうか。閲覧者には直接デメリットはありません。しかし広告を非表示にするとサイト運営者に収入が入らなくなります。サイト運営には時間と労力がかかり、対価として収入を得るものです。収入が入らないサイトは更新しないと選択することもあるでしょう。

広告をブロックして非表示にするデメリットは、「サイト運営者の意欲を下げ、お気に入りページの運営を停止する」リスクにつながります。

アプリでAndroidのChromeの広告をブロックする方法

それでは実際にAndroidスマホのChromeで広告をブロックして消す方法をご説明します。様々な方法がありますが今回は「Fiter Proxy」というアプリを使用します。

Androidのroot権限不要の広告ブロックアプリ:Fiter Proxy

Fiter Proxyとは、Google playストアからダウンロード出来る無料アプリで、Androidスマホのroot権限不要の広告ブロックアプリです。Fiter Proxyは初期設定が必要ではありますが、1度設定してしまえば後は自動で広告をブロックして非表示処理します。まずplayストアからインストールしましょう。

Fiter Proxy

Fiter Proxyの仕組みを簡単に説明します。Androidスマホからサイトへアクセスします。プロキシとしてFiter Proxyを通して通信、フィルターとしてFiter Proxy機能、広告との通信を正常に行わないよう処理します。結果として、サイト閲覧時には広告がブロックされ非表示となります。

Fiter Proxyの設定方法

次に設定方法をご説明します。画像はFiter Proxyの起動です。まず確認するのは1番上の状態が[Active]になっているか見ましょう。ポート設定は8000になっていますが、特に変更の必要はありません。

設定画面

次にAndroidスマホの設定です。設定からモバイルネットワークを開きます。赤丸の[アクセスポイント]をタップしましょう。

アクセスポイントの設定

お使いのアクセスポイントを選び、設定を開きましょう。名前やAPNの下に赤丸のプロキシがありますのでタップして下さい。

アクセスポイントの編集

プロキシの設定にはFiter Proxyと同じ数字を入力します。今回は「8000」となります。

数字の入力

次にWi-Fiも同様に設定しましょう。接続しているWi-Fiを開き、プロキシをタップしてください。

Wi-Fiの設定

プロキシを手動で入力します。

プロキシの手動入力

プロキシのホスト名を[localhost]、プロキシポートを8000に変更しましょう。

決まった文字を入力

これで初期設定完了です。広告が非表示になっていますので確認してください。初期設定はプロキシ設定のみです。非常に簡単な作業で広告をブロックして消すことが出来ます。記事を見ながら操作してください。

Androidのroot権限とは

Fiter Proxyはroot権限不要の広告ブロックアプリと説明しました。そもそもAndroidのroot権限とは何と思う方もいるでしょう。システムファイルの変更やパスワード管理、変更などが出来るシステム管理者権限をroot権限と言います。Androidスマホを普段通り使う上では必要の無い権限ですが、特定のアプリなどで設定が必要となります。

Android

root権限不要アプリの注意点

Fiter Proxyをご紹介しました。Androidのroot権限不要で簡単な設定のみで使用可能なアプリです。しかし注意点が1点、プロキシを通して通信するため速度若干低下する恐れがあります。プロキシを使用しないサイトなど別で設定する、適時Fiter Proxyを非Activeにするなど調整してください。

Android端末

ブラウザの機能でAndroidのChromeの広告をブロックする方法

Androidスマホに初期インストールしているGoogle Chromeを使っている方も多いでしょう。次はGoogle Chromeの機能を使って広告をブロックして消す方法をご紹介します。

Google

Google Chromeの広告ブロック機能

Google Chromeの広告ブロック機能についてまず説明します。ChromeではGoogleの規約に違反している広告をブロックできます。つまり全ての広告をブロック出来る訳では無いのです。Googleは広告提供元でもありますので、不快な思いをする広告だけ非表示に出来れば良い方はこちらの設定をご利用ください。

Chrome

広告ブロック機能の設定手順

Chromeを開き、右上の設定ボタンをタップします。サイトの設定項目の中に[広告]がありますので選択しましょう。

Chromeの設定

広告設定は1つのみ、広告を有効にするか無効にするかのみです。広告を無効にすると、Chromeがある程度の広告をブロックして非表示にします。悪質な広告のみ消す場合は有効は手段ですが、完全に広告をブロックして非表示には出来ませんのでご注意ください。

広告のオンオフ

Android端末のroot化でChromeの広告をブロックする方法

Androidスマホのroot化で広告をブロックして消す方法をご紹介します。まずroot権限はシステムファイルを操作できる管理者権限であるとご説明しました。ではroot化とはどのような状態であるか、またroot化で使用できる広告ブロックアプリについてまとめます。root化は非常にリスクの伴う作業になります。メリットデメリットを十分に調べ、自己責任で実行してください。

Android端末

【注意】Android端末のroot化

root化とは「管理者権限の取得」になります。権限を取得して全ファイルへのアクセスが可能となる状態で、スマホのカスタマイズやゲームのチート行為、非公式アプリの導入などが出来ます。root化には注意点が3点あります。

root化する際にスマホが故障する可能性がある
セキュリティリスクが高まる
メーカー保証外の行為であり、全て自己責任となる

Android端末

3点の中でもセキュリティ機能脆弱化が最大の問題です。システムファイルをはじめ、全てのデータにアクセス可能ということは、本来であればアプリや悪質なマルウェアが閲覧、操作出来ない項目にアクセスしてしまいます。root化した端末はセキュリティソフトを導入しても、マルウェアやデータ乗っ取りを完全に防げません。

スマホの操作

Androidのroot化については、当サイトの記事で詳しく紹介しています。

ThumbAndroidスマホをroot化する方法!メリット・デメリットと解除して戻す方法は?
Androidスマホのroot化とは、管理者権限を手に入れるということです。root化するこ...

AdAwayをインストール

root化したAndroid端末で使用する広告ブロックアプリは「AdAway」です。インストールするためのリポジトリはf-droidになります。AdAwayは端末のhostsファイルを変更して広告をブロックする仕組みです。設定次第で広告ブロックのみでなく、多くの悪質サイトへのアクセスをブロックできます。

AdAwayインストール後は、[Download files and apply ad blocking]のボタンをタップするだけです。

注意

AdAway利用時の注意点

注意点としては、広告ブロックが永続的に行われるため、特定のアプリが起動できない症状が出る場合があります。もしゲームアプリ等が開かない場合、AdAwayをオフにするか端末のroot化を戻す必要があります。root化しているだけでインストールさえ出来ない場合もありますので、root化およびAdAwayは自己責任でご使用ください。

自己責任

Androidで広告ブロック機能のあるブラウザを利用する

これまでにアプリおよびGoogle Chromeのブロック機能、Androidスマホのroot化による広告をブロックして消す方法についてご紹介しました。次はChrome以外のブラウザアプリを利用して広告をブロックして消す方法をご紹介します。

様々なブラウザ

広告ブロック機能のあるブラウザ

Androidには数多くのブラウザがあります。広告ブロック機能がある4つのブラウザの特徴、ブロック機能についてまとめます。最初からインストールしているブラウザであるGoogle Chromeと比較して、広告がブロックされ非表示となる数が多いので、特殊なアプリを使用したくない場合におすすめです。

Adblock Browser

Adblock Browserですが、こちらのソフトは拡張機能として有名な「Adblock Plus」を配信しているEyeo GmbHの開発したブラウザになります。ブラウザ本体に最初から広告をブロックして消す機能が搭載されているため、インストールするだけで特殊な設定が不要となります。

Adblock Browser

Adblock Browserはバナー広告、ポップアップ、動画広告などをブロックして非表示にします。また広告に含まれたマルウェアをブロックするため、ブラウザのセキュリティ機能にも期待できます。広告を消す機能としては優れており、かなりの割合でブロックできます。若干動作が遅くなるケースもあるため、スマホの性能や相性などによっても使用感が変わるため、一度試してください。

Via

ViaはLakorが開発した軽量なブラウザです。動作が非常に軽快で、広告ブロック機能も実用に耐えうるレベルになっています。残念ながら広告ブロック以外では若干問題があります。他のアプリから開いたページがアクティブにならない、同時に開けるタブ数に限界がある、ブックマーク追加のUIが使いにくいなどまだ改善の余地があるブラウザとなります。

Via

Viaが求める権限も多くあります。Wi-Fi接続情報、端末の画像ファイルへのアクセス権、電話番号・端末ID・通話状況になりますが、通常ブラウザとして使用するだけであればこれらの権限は過剰です。神経質な方は使用を控えた方がよいでしょう。端末ブロック機能や動作は非常に優秀なブラウザです。

Opera

PC版のブラウザもあるOperaです。広告ブロック機能、Cookieの削除、プライバシーのダイアログ削除機能が搭載されている多機能ブラウザであり、Chrome同様にIDやパスワードの管理も可能です。広告ブロック機能としてはChromeより優秀であり、多くの広告が非表示になります。

Opera

Chromeとの違いとして、動作は軽い、タブが横表示である、PDFのダウンロードや閲覧時にエラーが表示される等があります。UIも洗練されており、非常に使い勝手の良いブラウザです。

Firefox

最後はMozilla Foundationおよびその傘下のMozilla Corporationによって開発されているFirefoxです。PC版ブラウザを使用している方も多くいます。Firefoxブラウザには広告ブロック機能がありません。しかしAdblock Plus等の拡張機能を追加によって広告ブロック機能を付与できます。

Firefox

拡張機能追加後は殆どの広告をブロックできます。Firefoxは優秀なブラウザですが、問題点も多数あります。Chromeと比較して動作が遅い、ページスクロールに異常が出る、クラッシュが多いなどの報告があります。使用端末によっての差はありますが、お手持ちの環境で試してみてください。

Androidのどのブラウザでも広告を消すことができるアプリ

Androidのどのブラウザでも広告を消すことが出来るAdGuadというアプリがあります。このアプリはroot権限不要で今まで紹介したアプリとは異なる手順で広告をブロックしています。AdGuadはリストに載っている情報をブロックすると仕組みになっており、設定したリストの内容によって性能が変わるアプリです。Google playストアからインストールできます

AdGuad

AdGuard

Playストアで配信されているAdGuadは一部のブラウザでのみ使用できる機能制限されたものになります。ある程度の広告ブロックは可能ですが、全てのブラウザで使用するためには特定の手順が必要です。完全版ともいえるアプリは、playストア未公認であり「提供元不明アプリ」としてインストールする必要があります。playストアのAdGuadを試して、興味がある方は導入してみてください。

Androidの広告をブロックしてネットサーフィンを快適に!

快適なネットサーフィン

Webサイトやアプリを使用する上で広告収入は運営者のモチベーションを高めるための重要な要素です。今回ご紹介したアプリやブラウザで不快な表現の広告や悪質なタイプの広告をブロックして、ネットサーフィンを快適に楽しみましょう。

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この記事のライター
yuchin0205