MacでもiPhoneでも使えるAirmailは高機能と、Macではベータ版が無料使用できることとで、人気のメールクライアントでした。しかしAirmailはMacのベータ版は提供終了され、iPhone版は無料で入手できますが、サブスクリプション制になりました。
Airmailは、高機能でありながらMacではベータ版が無料利用できたことから人気のメールクライアントでした。しかし残念ながら2019年7月末日現在、Mac用のベータ版Airmailの提供は終了しており、Mac App Storeで扱われる有料版のAirmail 3しか利用できません。利用する側にとってはデメリットといえます。
一方、iPhone用のiOS版Airmailは、無料で利用可能です。ただし、無料で利用できるのは1つのアカウントのみで、複数アカウントを使用するには有料のサブスクリプション契約が必要です。こちらも買い切りからサブスクリプションに移行したのはデメリットです。
こうしたデメリットはあるものの、Airmailは多くの機能をスワイプやショートカットキーで処理できる、軽快で多機能な非常に評価の高いメールクライアントです。今お使いのメールクライアントに不満があるようでしたら、Airmailを一度使ってみることをおすすめします。
Airmailは、以下の主要なメールサービスに対応しています。
冒頭でもお伝えしましたが、少し前まではMac用のAirmailには無料版と有料版がありました。「ありました」と過去形なのは、いまは無料版が入手できないためです。そのため、現時点ではMac用のAirmailには3,200円の有料版しかありません。
また、iPhone用のiOS版Airmailは、ダウンロードと1アカウントでの利用は無料で使えますが、複数アカウントを利用するには1か月300円、もしくは1年1,080円のサブスクリプションを契約する必要があります。
ここからは現在では有料のアプリしかない、Mac版Airmailの、インストール方法から設定方法、それに使い方について説明します。
Mac版のAirmail 3は、現在Mac App Storeから有料版を購入します。そのためには、以下のリンクからMac App Storeにアクセスして、Airmail 3を購入し、Macにインストールしてください。
アカウントの設定は、画面に表示される案内に従って、メールアドレスとパスワード、それに必要であれば認証コードを設定していくだけなので非常に簡単です。
アカウント追加するには、メニューバーの「Airmail 3」をクリックして、「設定」を選択、「アカウント」タブを開いて、画面左下の「+」ボタンを選びます。するとメールサービスが表示されますので、利用するGoogleなどのサービスを選択して、あとは画面表示に従うだけです。
つづいて高機能なMac版Airmailを使いこなすための方法をお伝えします。
Airmailは、スワイプやショートカットキーにアーカイブやゴミ箱、スヌーズや返信などさまざまな操作を充てられます。そのため、メールのタイトルを見ただけで、各種のアクションを使ってメールを振り分けるという使い方が可能です。このとき、どのアクションにどの操作を割り当てるのかについては、次の項で説明します。
先の項で記したような使い方をするには、スワイプやショートカットキーに自分の使いやすいような操作を登録しなければなりません。そのためには、メニューバーの「Airmail 3」をクリックして、「設定」を選択、「アクション」タブを開いて、各種アクションにさまざまな操作を割り当てます。これを済ますことで、Airmailがあなたの手の内の物となります。
スワイプ以外に、ショートカットキーには、左右の矢印、Deleteキー、⌘+Deleteキー、Enterキー、Spaceバーが充てられます。そのためキーボードを使って、メールタイトルを確認してSpaceバーで削除、Enterキーでアーカイブ、後で処理するメールは左矢印でスヌーズ、などと流れるようにメールを処理していけるので、有料版購入の価値があります。
それでは、ここからはiPhoneでのAirmailのインストール方法から使い方、設定方法をお伝えします。
1 / 3
続きを読む