WindowsPCでAirdropは使えない!代わりに「近距離共有」の使い方を解説!

Airdropは簡単にファイル共有できる便利な機能ですが、Windowsでは使えません。ここではAirdropの代わりに使える近距離共有の使い方をご紹介します。WindowsではAirdropが使えなくても、簡単にファイルを共有できます。

目次

  1. 1WindowsPCでAirdropは使えない!
  2. Airdropの代わりに「近距離共有」で共有しよう!
  3. 2WindowsPCで近距離共有を設定しよう
  4. 近距離共有での必要な環境
  5. 近距離共有の設定を有効にする
  6. 共有範囲を選択する
  7. 保存先を指定する
  8. 3WindowsPCでの近距離共有の使い方
  9. 写真を共有する
  10. ファイルを共有する
  11. Webサイトを共有する
  12. 4WindowsPCを近距離共有以外でファイル共有する方法
  13. クラウドサービスを利用する
  14. 5Windowsの近距離共有でAirdropの代わりにファイルを共有しよう

WindowsPCでAirdropは使えない!

AirdropはiPhoneやMacBookなどのApple製デバイスで利用できるWi-Fiアドホックサービスです。Airdropを使うと、データ容量の大きい動画やファイルを近くにいる相手と素早く共有できます。しかしAirdropはWindowsでは利用できません。WindowsユーザーがAirdropのように簡単にデータを共有するにはどうすればよいのでしょうか。

Airdropの代わりに「近距離共有」で共有しよう!

Windows10には、Airdropと似通った近距離共有という機能が2018年のアップデートで実装されました。AppleがAirdrop機能を実装したのは2011年なので、近距離共有機能が実装されるまで7年もの期間、Windowsでは同じような機能を利用できませんでした。

この近距離共有を使えば、Windows10同士のPCならAirdropのように簡単にデータを共有できます。

写真や音楽などのファイルを共有できる

近距離共有はAirdropと同様に、BluetoothやWi-Fiを通じてドキュメントや写真、音楽などを近くにあるPCと共有できます。Webサイトへのリンクも送信できるため、すぐに情報を共有できて便利です。また、Windows10であればどのアプリやファイル形式でも転送できるため、特定のファイル形式に変換する必要がありません。

無料・簡単・スピーディに共有ができる

近距離共有はWindows10の機能の1つなので無料で利用でき、ソフトのインストールする必要もありません。これもAirdropと同じです。また近距離共有はBluetoothやWi-Fiを利用しますが、ペアリングやアクセスポイントの登録などの面倒な作業は一切ありません。誰でも簡単に、かつスピーディーにデータを共有できます。

WindowsPCで近距離共有を設定しよう

近距離共有は誰でも簡単に利用できるといっても、はじめにWindows10での設定が必要です。Windows10のバージョンによっては近距離共有が利用できないので注意してください。また近距離共有に必要な環境や設定は、送信元と送信先の両方で整っていなければなりません。

AirdropはAppleデバイス同士であれば共有できますが、近距離共有はWindows10同士でしか共有できません。相手のPCでも近距離共有の設定が完了しているか確認してください。

近距離共有での必要な環境

近距離共有を利用するには、PCに「Windows10 April Update 2018」というアップデートが適用されていなければなりません。Windows10の「設定」を開いて、「システム」から「バージョン情報」をクリックして、「Windowsの仕様」という項目の「バージョン」を確認してください。バージョンが「1803」以降なら近距離共有を利用できます。

バージョンが古くて近距離共有が使えない場合は、「更新とセキュリティ」を開いて「更新プログラムのチェック」をクリックしてWindows10をアップデートしてください。

また近距離共有はBluetoothもしくはWi-Fiを用いてデータを共有する機能なので、PCの無線環境が整っていないと近距離共有が使用できません。実際に近距離共有を使う前に、無線でPCが利用できるか確認してください。

近距離共有の設定を有効にする

「設定」から「システム」を開くと「共有エクスペリエンス」とあるのでここをクリックしてください。「近距離共有」をオンにすると、すぐにほかのユーザーからデータを共有できます。

共有範囲を選択する

共有範囲は「近くにいるすべてのユーザー」または「自分のデバイスのみ」に選択できます。近年はAirdrop痴漢という、電車などで無差別にわいせつな画像を送り付ける行為をする人がいます。また見知らぬ人に本名がバレて、SNSアカウントまで特定されてしまう被害もあるため、常時「近くにいるすべてのユーザー」に共有を許可すると危険です。

近距離共有もAirdropと同じように、共有する際に確認や拒否ができます。通常時は近距離共有自体をオフにするか、「自分のデバイスのみ」に設定を変更してください。

保存先を指定する

共有範囲の選択の下に、受信したファイルの保存先が表示されています。デフォルトではCドライブのダウンロードフォルダですが、「変更」をクリックすれば任意の場所に指定できます。「近距離共有」という名前のフォルダを作成すれば、どこに保存されたかわかりやすく管理が楽です。

WindowsPCでの近距離共有の使い方

それでは、Airdropの代わりに使える近距離共有の使い方を説明します。写真、ファイル、Webサイトの共有は簡単で、すぐにフォルダに保存されます。また近距離共有やAirdropの便利な使い方も1つご紹介します。

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この記事のライター
古橋侑

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