インスタグラムの企業アカウント開設方法!法人アカウントの活用成功事例5選!

企業によるSNSのアカウント運用は、今やマーケティング活動上の大きなテーマです。そうした中、数あるSNS中でも今急激に注目を集めつつあるのがインスタグラムです。今回はインスタグラムでの企業アカウントの開設の背景と方法、運用方法と活用参考例をお伝えします。

目次

  1. 1インスタグラムで企業アカウントを運用する重要性
  2. 企業がインスタグラムへビジネス参入する市場背景
  3. 企業アカウント活用のメリット
  4. 2インスタグラムの企業アカウント開設の前に決めておく事
  5. ペルソナの設定
  6. 目標(KPI)の設定
  7. ブランドコンセプトの設定
  8. アカウント運用のルールを設定
  9. 3インスタグラムでの企業アカウントの作り方
  10. 企業アカウントの開設手順
  11. パソコンでインスタグラムを利用する方法
  12. インスタグラムの認証バッジとは?
  13. アカウントの切り替え方法
  14. アカウントの削除方法
  15. 4インスタグラムの企業アカウントの運用
  16. 定期的な投稿を行う
  17. ユーザー別のアプローチ方法
  18. インスタグラムインサイト機能の活用
  19. ハッシュタグやタグ付け投稿の見直し
  20. 写真や動画の投稿内容をブラッシュアップ
  21. ターゲット修正とペルソナの見直し
  22. キャンペーンの実施
  23. 5インスタグラムの企業アカウント活用が向いている企業・業種
  24. インスタグラムの企業アカウント活用の成功事例5選!
  25. ハーゲンダッツ ジャパン(@haagendazs_jp)
  26. G-SHOCK OFFICIAL(@gshock_jp)
  27. H&M(@hm)
  28. 北欧・暮らしの道具店(@hokuoh_kurashi)
  29. Lavie(@lavie_city)
  30. 6企業アカウントを運用してマーケティングに役立てよう!
  31. Instagramの記事が気になった方にはこちらもおすすめ!

インスタグラムで企業アカウントを運用する重要性

国内SNSにおけるインスタグラムの地位は、LINE、Twitterに続き、Facebookと第3位の地位を競うレベルに達しています。もちろん成長率では四つのSNSの中でも飛び抜けています
 

  インスタグラム Facebook Twitter LINE
国内月間アクティブユーザー数 2,000万人 2,800万人 4,500万人 7,600万人
2018年10月 We Love Social調べ

そんなインスタグラム上に企業アカウントを解説・運用する意義について、以下に説明します。

企業がインスタグラムへビジネス参入する市場背景

増大するアクティブユーザー数を受けて、インスタグラムへのビジネス参入が広まっています。

第一に考えられるのが広告展開です。実際2017年3月には全世界で月間アクティブ広告主が100万社を超えています。

しかし今注目されているのは、インスタグラム上に法人アカウントを開設・活用してのビジネス展開です

画像でのコミュニケーションを主体とするインスタグラムは、商品告知や企業の持つ世界観をユーザーに伝えるメディアとしてきわめて有効です

加えて、リツイートや「いいね」によって拡散が期待できるTwitterやFacebookに比べ拡散力に欠けると思われていたインスタグラムに、2018年5月からストーリーズによるシェア機能が追加され、その面でも条件は整備されました。

企業がインスタグラムに法人アカウントを開設する機は熟しているといえます。

今注目されているマーケティング手法!

2018年6月に、インスタグラムの「ショッピング機能」が国内でも運用開始されました

「ショッピング機能」は、インスタグラムの投稿に付随した画像に商品名や値段をタグ付けし、ユーザーがそのタグをタップすることで自社のECサイトに誘導できる機能です。インスタグラムを、自社ショールームから自社のセレクトショップに変身させられる強力な機能で、これまでのSNSマーケティングの手法を大きく変えそうです。

企業アカウント活用のメリット

インスタグラム上での企業アカウント開設・運用のメリットには以下の6点が挙げられます。

ユーザーとの接点が増え親しみやすさが増す

インスタグラムに限らず、SNS上に企業アカウントを開設・活用する一番のメリットはユーザとの接点が増えることです。見込み顧客に対しては新規顧客への誘導が、既存顧客に対してはロイヤルカスタマーへの誘導が期待できます

特にインスタグラムでは画像でのコミュニケーションが主体なため、商品告知や既存商品を使用した新たな提案、世界観の提示が容易で、ファン層の拡大に大きな威力を発揮します。また自社ブランドや商品との接触時間の増大はユーザーの親近感の強化につながります。

またTwitterで顕著ですが、企業アカウントのキャラクター性を重視することで企業のいわゆる中の人の存在をユーザーに認識していただき、冷たい企業イメージを暖かな人間のイメージに塗り替え、企業のファンを増やしている例も少なくありません。

インスタグラムでの企業アカウント開設・活用は、見込み顧客・既存顧客の両者に対するマーケティング上の大きな武器なのです。

ユーザーからのフィードバックが得られる

SNSでの企業アカウントの運用には、ユーザーの生の声を直接受け取れるメリットもあります。これはインスタグラムにおいても変わりはありません。

これは単に苦情受け付け窓口が一つ増えたことを意味しません。SNSではよりネガティブな声と共にポジティブな声も届けられ、商品の改良につながる事例が得やすく、開発現場や営業現場の志気も高められます

また、コメントだけでなく「いいね!」の数などをカウントすることでユーザーへのアピールの度合いを数値化することも可能です。

いずれのフィードバックも、従来の手法では得難い重要なマーケティング事例を御社に与えてくれます。

企業や商品・サービスの認知度向上

SNSで企業アカウントを開設・活用することで、接触回数が劇的に増大します。それによって企業自身や商品・サービスの認知度向上を期待できます

特にインスタグラムでは画像・映像での投稿がメインであるため、商品は画像で、サービスは映像で伝えることで、ほかのSNSに比べて自社製品の存在と価値を伝えることが容易です。

また広告を打つ際のマーケティングと同様、想定顧客のインスタグラム上での行動を分析し、投稿時刻やハッシュタグなどをコントロールして最適な投稿を行うことで更なる効率アップが期待できるのです。

若年層へのアプローチに効果的

2017年8月段階で、インスタグラムの最大ユーザー層は29歳以下の女性であり、男性でも29歳以下が最多を占めています。したがって、テレビや新聞などのレガシーメディアではリーチしづらくなっている若年層へのアプローチが期待できます
 

女性 29歳以下 360万人 +26%
30代 244万人 +22%
40代 203万人 +45%
50代 205万人 +112%
男性 29歳以下 219万人 +55%
30代 118万人 +14%
40代 172万人 +64%
50代 205万人 +49%

2017年8月 Nielsen Mobile NetViewより

しかし増加率では50代女性が圧倒的で、これを前提にすると2018年暮れの時点では50代女性が最多層になっている可能性すらあり、マーケティングの変更が必要です。

それでも29歳以下の、特に女性にリーチし易いインスタグラムの特性は変わっていません。ただし漫然と投稿するのではなく、ハッシュタグなどを利用してリーチ層をセグメント化していく必要が高まるでしょう。

炎上しにくい

リツイート機能や「いいね!」によって拡散が期待できるTwitterやFacebookですが、反面この機能によってネガティブな投稿も拡散されやすく、それにより炎上する事例は数多くみられます

それに対し、基本的に拡散機能がないインスタグラムでは炎上事例が少ないといえます。

ただしインスタグラムにも、24時間限定のストーリーズによるシェア機能が2018年5月から追加されました。24時間限定ということで、拡散力はほかのSNS程ではなく、炎上に至りにくい現在のインスタグラムの仕組みを保ちつつ、ある程度の拡散が期待できる絶妙なラインを狙った機能強化といえるでしょう。

法人でも開設費用や審査がない

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この記事のライター
julyten
PDAの頃から携帯機器やPC関係を扱ってきた旧きプロレス愛好家。

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