2019年05月24日更新
iPhoneで動画再生できない・見れない場合の原因と対処法!
iPhoneで動画が再生できない、動画が見れないときには考えられる原因にはどういうものがあるのでしょうか。また対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。この記事ではiPhoneでビデオが再生できないときの原因と対処法についてみていきましょう。
目次
- 1iPhoneで動画が再生できない原因
- ・動画の拡張子があっていない
- ・メモリの容量が不足している
- ・ネット回線の問題で見れない
- ・Safariの履歴が溜まっている
- ・通信制限がかかっている
- 2iPhoneで動画が再生できない場合の対処法
- ・動画の拡張子を変更する
- ・メモリの容量を確保する
- ・Wi-Fi環境で通信する
- ・Safariの履歴を消す
- ・通信制限を解除する
- 3iPhoneのカメラロール内のビデオが再生できない場合の原因と対処法
- ・iPhoneのストレージ容量がいっぱいになっている
- ・新しいiOSによる不具合
- ・動画の形式によって見れない
- ・iCloudの容量の問題
- 4iPhoneで動画が何をしても再生できない場合
- ・修理に出すためにバックアップを取る
- 5iPhoneで動画が再生できない場合の対処法を試してみよう
iPhoneで動画が再生できない原因
iPhoneで動画が再生できないときがあります。iPhoneなどのスマホでは動画を視聴するのを楽しみにしている人もたくさんいます。以前はYouTubeやニコニコ動画などが動画サービスの主流でしたが、現在ではNetflixやAmazonプライムビデオなど、質の高い動画が見放題のサービスが増えてきて、iPhoneで動画を楽しむ人も増えてきました。
しかし、iPhoneでビデオを見ることを楽しみにしていたのに動画が再生できない、ということになると大変です。この記事ではiPhoneで動画が再生できないときの原因と対処法についてみていきましょう。iPhoneで動画が再生できない原因には次のようなものがあります。
動画の拡張子があっていない
動画でも画像でも、文書ファイルでもデジタル形式で保存されるファイルには、そのファイルがどんな種類のファイルであるのかを示す拡張子というものが付けられています。音楽ファイルは「mp3」とかがありますし、Wordの文書ファイルは「doc」などがファイル名の最後に付けられています。
当然、動画ファイルにも拡張子がありますが、その種類は実はとてもたくさんです。主なものだけでも10種類以上あります。しかし、iPhoneやiPadで再生できる動画の拡張子は「m4v」「mp4」「mov」「qt」の4種類だけです。
拡張子が違ってファイル形式が違うとiPhoneでは再生できません。iPhoneにPCからコピーした動画が再生できないときには拡張子がiPhoneで再生可能なものかどうかを確認してみましょう。
メモリの容量が不足している
他にアプリをバックグラウンドで動かしている場合には、メモリの容量が不足して動画が再生できないことがあります。メモリとはPCやスマホが同時並行的に様々な作業を行うための作業台のようなところです。
他のアプリが動いていると、メモリの中に動画を再生できるスペースがなくなってしまい、動画が再生できないことがあります。iPhone上で動いているアプリを停止して動画が再生できるかどうか確認しましょう。
ネット回線の問題で見れない
YouTubeや道外配信サービスなどの動画をダウンロードして再生するのではなく、ストリーミング形式で見る場合には、ネット回線に問題が生じていることが原因でビデオが見れないことがあります。YouTubeなどの動画を見るためには10Mbps程度のネット速度が必要です。
インターネット回線に通信障害が出ていないか、ネットは繋がっている場合にはスピードテストをしてみて十分な回線速度が出ているか確認してみましょう。
Safariの履歴が溜まっている
アプリではなくブラウザのSafariで動画を見ている場合には、キャッシュや一時ファイルなどの履歴が溜まりすぎてしまったことが原因で、動画の再生ができないことがあります。
ブラウザには次にログインが必要なサイトへログインが楽になるようにIDやパスワードを記憶したり、同じページを表示するときに表示が早くなるように情報を記憶する機能があります。
この履歴が溜まってしまうとブラウザの動作が重くなり、データの読み込みや処理に時間がかかるようになります。iPhoneのSafariが重いと思ったら、こまめに履歴を消去しましょう。
通信制限がかかっている
SIMカードでのデータ通信を動画再生のために使っている場合には、月間で使える高速通信容量を使い切ってしまい、通信制限が掛かってしまっている可能性もあります。月の途中で突然動画が見れなくなった場合には、その月に使った通信容量を確認してみましょう。
iPhoneで動画が再生できない場合の対処法
iPhoneの動画が再生できない場合の対処法についてみていきましょう。
動画の拡張子を変更する
動画ファイルの形式がiPhoneで再生できない拡張子の場合には、拡張子を変更してiPhoneでも再生できるようにしましょう。
こちらの記事ではiPhoneでも再生できるmov形式の動画ファイルをmp4の動画ファイルに変更する方法ですが、mov以外のファイル形式からもmp4に変換できる方法があります。ぜひこちらの記事から使いやすい方法を選んで、動画のファイル形式を変更してみましょう。
メモリの容量を確保する
バックグラウンドで動いているアプリが多すぎて、メモリ容量を使いすぎている場合には、余計なアプリを停止してメモリの空き容量を増やす、という対処法を行ってみましょう。
アプリを完全停止する方法は、ホームボタンのあるiPhoneはホームボタンを2回早押しすると、ホームボタンのないiPhoneは画面を下から上にスワイプして指を画面の途中で止めると、iPhone上で動いているアプリが表示されます。必要ないものは終了しましょう。
Wi-Fi環境で通信する
インターネット回線の中でも特にSIMカードのデータ通信でストリーミング動画を再生すると、どうしても回線速度が遅くなり動画がうまく再生できないことが多くなります。SIMカードのデータ通信ではなく、できるだけWi-Fi環境で通信するといいでしょう。
Safariの履歴を消す
Safariの履歴が溜まりすぎていることが動画が再生できない原因になっている場合には、Safariの履歴を消去しましょう。iPhoneの設定を開いて「Safari」を開きます。「履歴とウエブサイトデータを消去」をタップします。
すると「履歴とデータを消去」が出てきます。こちらをタップすると履歴を完全に消去できます。
通信制限を解除する
Wi-Fi環境を使えずに、その月の月間高速通信容量を使い切ってしまった場合には、通信容量を追加して通信制限を解除しましょう。一時的に足りなくなるだけではなく、毎月のように足りなくなる場合には、通信容量を大きなものか、使い放題に切り替えた方がいいでしょう。
iPhoneのカメラロール内のビデオが再生できない場合の原因と対処法
iPhoneで撮影して動画はiPhoneのカメラロールの中に保存されます。カメラロールに保存されているビデオが再生できないときには、まずはiPhoneを再起動させてみましょう。それでも再生できない場合には、次の原因が考えられます。一つずつ対処法を試してみましょう。
iPhoneのストレージ容量がいっぱいになっている
iPhoneのストレージ容量が不足していることが原因でカメラロールに保存してある動画が再生できないことがあります。iPhoneのストレージ容量はiPhoneの「設定」から「一般」を開いて「iPhoneストレージ」で確認できます。
こちらを開くとストレージの使用量が一目でわかります。いっぱいになっていたら、不要なファイルを削除したり、画像をクラウドへアップしたりして、ストレージの空き容量を増やしましょう。
新しいiOSによる不具合
iOSは1年に1回程度大幅にアップデートされますが、新しいバージョンになったときには何かと不具合が起こりやすいものです。アップデートが原因で動画が再生できない、という現象も今までも起きています。
この場合にはすぐに修正用の小規模アップデートファイルがリリースされます。もしもiPhoneのアップデートを手動で行うように設定している場合には、新しいアップデートがないか確認して、リリースされたらすぐにアップデートしましょう。
動画の形式によって見れない
PCから移したり、他の人から送られてきた動画をカメラロールに移すこともあります。動画の形式によっては、iPhoneでは再生できないファイル形式の動画のこともあります。この場合には、「iPhoneで動画が再生できない場合の対処法」の「動画の拡張子を変更する」で動画のファイル形式を変えることで見られるようになります。
iCloudの容量の問題
カメラロールをiCloudと同期させている場合には、iCloudの容量が足りなくなったことが原因でカメラロールの動画が再生できない状態になってしまうこともあります。iCloudの容量が足りなくなったら、容量を追加すると動画が見れるようになります。
iPhoneで動画が何をしても再生できない場合
このようにiPhoneでYouTube動画や動画配信サービスのビデオや、カメラロールに保存してある動画が見れない原因と対処法はいろいろとあります。しかし、ビデオが見れないときの対処法を試したり、インターネット接続を確認しても何の問題もないのに、どうしてもiPhoneで動画が見れない場合には、iPhoneが壊れている可能性があります。
修理に出すためにバックアップを取る
iPhoneが壊れている場合には、修理に出す必要があります。iPhoneを修理に出したら中のデータが全て消えて設定がリセットされてしまう可能性があります。修理に出す前には必ずiPhoneのバックアップを取ってから修理に出しましょう。
iPhoneのバックアップを取る方法はこちらの記事で詳しく解説しています。こちらを参考にしてバックアップを取り、早めに修理に出しましょう。
iPhoneで動画が再生できない場合の対処法を試してみよう
この記事ではiPhoneで動画が再生できない場合の対処法についてみてきました。iPhoneでの動画を仕事でプレゼンなどに使っている人もいるので、突然再生できない状態になってしまったら本当に困ります。
iPhoneで動画が再生できない原因にはiPhoneそのものの問題の場合も、ネット環境などの問題の場合もあります。ぜひ原因を特定して対処していきましょう。