2019年05月11日更新
YouTubeで使える音楽の確認方法!著作権侵害(ポリシー違反)を回避する!
YouTubeで使える音楽を確認する方法をご存知ですか。今回は音楽ポリシーの確認方法を解説します。著作権フリーでYouTubeに使える音楽ダウンロードサイトもご紹介しました。正しく使用して著作権侵害(ポリシー違反)を回避しましょう。
目次
YouTubeで音楽をアップロードするときは著作権に注意!
人気アプリYouTubeは、見て楽しむだけでなく、自分で動画を作成してアップロードできます。ただし、YouTubeに音楽をアップロードするときには著作権に注意しなければなりません。
YouTubeでの著作権とは?
創作された音楽は、知的財産として著作権で守られています。音楽(著作物)は製作者(著作者)に権利があり、著作権者(著作者や著作権を保有する人や団体)に無断で使用してはなりません。音楽を使用する際には、著作権者に許可をとるかフェアユースにのっとり使用する必要があります。
フェアユースとは、動画の利用目的や著作物の性質、著作物利用比率、著作物の利益に対する影響などから判断されます。著作権者に無断で著作物をYouTubeにアップロードした場合は、著作権者は異議申し立てできます。その際にはYouTubeは著作権について判断しません。著作権者から削除通知を受け取り、該当の動画を削除します。
そしてアップロードした当事者に削除通知を転送します。著作権者側が、著作権侵害について裁判を起こすことになった場合にYouTubeは関与しません。
著作者名を表記した、自分で購入したコンテンツを使用した、自分で録音・録画した音楽を使用した、著作権は侵害しませんと明記した、などの場合も著作権侵害に当たりますので注意しましょう。
YouTubeで著作権ポリシーを確認する方法
次に、YouTubeから、著作権ポリシーが設定されている音楽を確認する方法をご説明します。YouTubeの「クリエイターツール」から「作成」を選び、「音楽ポリシー」を選択します。表示されている曲名をクリックすると、著作権者によって設定されたポリシーが確認できます。
音楽の「収益化」が設定されている場合には、動画再生中に広告が表示されます。広告収益は、著作権者の設定によって一部が動画作成者に分配される場合があります。
著作権者が、全世界で該当の音楽の使用を禁止設定している場合は以下のように表示されます。該当音楽をアップロードすると、消音(ミュート)もしくはブロックされます。
著作権者が、音楽を使用出来る国を制限している場合は以下のように表示されます。ブロック設定されている国でアップロードしたときは、消音(ミュート)かブロックされます。
YouTubeで使える著作権フリーのおすすめ音楽サイト
著作権フリーの音楽であれば、YouTubeで自由に使えるので便利です。次に、著作権フリーのおすすめサイトをご紹介します。
YouTubeオーディオライブラリー
著作権フリーで使える「YouTubeオーディオライブラリー」が便利です。YouTubeの「クリエイターツール」から「オーディオライブラリ」を選択します。
一覧された曲は、様々なタグで検索可能です。「気分」タブをクリックすると、「インスピレーション」、「ドラマチック」などの曲の気分で検索できました。他にも、「ジャンル」や「楽器」、「長さ」などの項目から目的の曲を検索できます。
SHW
「SHW」という著作権フリーで使えるサイトもおすすめです。すべて管理人が制作した音楽で、著作権を行使しないので連絡なしで使用を許可すると明言されています。「最新公開作」や「和風」、「管弦・オーケストラ系」などのジャンルから検索可能です。
タイトルをクリックすると楽曲が再生されます。
DOVA-SYNDROME
著作権フリーで使えるサイト「DOVA‐SYNDROME」もおすすめです。200名以上の作曲者が提供してくれた楽曲が使用可能です。9,000曲以上の豊富な楽曲がアップされています。「BGM・ジングル」と「効果音」のジャンルから、検索設定をすることで使いたい曲を検索できます。作曲者からの検索も可能です。
YouTubeで使える著作権フリーの音楽を選ぼう!
YouTubeで動画を作成しアップロードするには著作権についての細かいルールがあります。動画の削除や権利の申し立てをされないように、今回ご紹介した著作権フリーで使える音楽サイトを利用してみてください。