Windows Vistaを初期化する方法!ディスクのフォーマット手順を解説!

Windows Vistaを使用しているときに起きた不具合を解決する際に初期化は有効な手段です。Windows Vistaで行う初期化を行う際の注意点と手順、また初期化と同様の効果があるディスクのフォーマットとの違いとフォーマットの手順にてついて紹介します。

Windows Vistaを初期化する方法!ディスクのフォーマット手順を解説!のイメージ

目次

  1. 1Windows Vistaの初期化とディスクのフォーマットの違い
  2. 2Windows Vistaを初期化する方法
  3. 3Windows Vistaハードディスクのフォーマットの方法
  4. 4Windows Vista初期化の注意点
  5. 5Windows Vistaの初期化とフォーマットは簡単!

Windows Vistaの初期化とディスクのフォーマットの違い

PCの動きが遅くなった、原因不明のエラーが出て今まで通りに使えなくなった、といったようなWindows Vistaのトラブルを解決する際の最後の手段がWindows Vistaの初期化またはディスクのフォーマットです。混同されがちなWindows Vistaの初期化とディスクのフォーマットですが、実は全く違うものです。最初にその違いについて説明します。

初期化はPCを購入時の状態に戻す

Windows Vistaの初期化とは、その言葉の通り、PCを購入時の状態に戻すことです。そのため、購入後にインストールしたソフトやバックアップしていないデータ(写真や音楽、作成した資料)など、購入してから現在までの蓄積したデータはすべて消去されることになります。

同時にPCに感染していたウィルスやPCの動作を遅くさせていた原因も除去されるため、PCを再び安心して使える状況にするためには最適な方法とも言えます。

フォーマットはハードディスク内のファイルを消去する

Windows Vistaの初期化がPCを購入時の状態に戻すことであるのに対し、ディスクのフォーマットはあくまで、ハードディスク内のファイルを消去(初期化)するだけにとどまります。ハードディスク内の容量が一杯だと、PCの処理速度が遅くなる可能性があります。その問題を解決するには、ディスクのフォーマットが最適な方法となります。

Windows Vistaを初期化する方法

Windows Vistaで何らかのトラブルが発生し、メーカー推奨の解決方法を試しても解決しない場合は諦めてWindows Vistaを初期化するという方法を取りましょう。初期化することで自分の使いやすかったPCとお別れすることになりますが、また一から作り始めてより良いWindows Vistaにする機会と捉えればショックも軽減されるはずです。

Windows Vistaの初期化にはいくつかステップがありますが、そのステップを順番に踏まえることで簡単に初期化できます。初期化の方法は2種類ありますが、使用しているPCによっては選択肢が限られてきます。使用できる方法で初期化を行なってください。

初期化前の準備

Windows Vistaを初期化する前に必ず準備を行いましょう。準備をきちんとせずに、Windows Vistaの初期化を開始すると、初期化がうまくできない、PCに別のトラブルが発生するといった問題が起こる可能性があるからです。また、初期化前の準備を行うことで、必要なデータを失わずに済むというメリットもあります。

バックアップを取る

Windows Vistaの初期化前の準備で1番重要な作業です。PCがうまく起動しない、全く動かない、という状態でなければ写真や音楽、資料などのデータのバックアップを取ることは可能です。バックアップを取る際には当然ですが、外付けハードディスクを使用します。しかし、ここで注意しなくてはならないのが外付けハードディスクの容量です。

普段はあまり意識していなくても、意外とPCの中には膨大な量のデータが保存されています。そのため、容量が小さい外付けハードディスクを使用すると、すべてのデータのバックアップが取れないという結果に陥ります。Windows Vistaを初期化する際に用意する外付けハードディスクはなるべく容量の大きいものを選びましょう。

周辺機器を取り外す

Windows Vistaを初期化する前に必ず、USBやプリンタなどの周辺機器を外しておきましょう。周辺機器が接続されている状態だと、初期化が正常に行われず、購入時の状態に戻せない可能性があります。インターネットの有線LANを使用している場合も、抜いておいた方が安全です。

ノートパソコンはACアダプタに接続する

ノートパソコンでWindows Vistaを利用している場合、初期化する際に周辺機器を取り外すのは共通ですが、ACアダプタだけは接続しておきます。初期化途中でノートパソコンのバッテリーが切れた場合、初期化が中断されてしまい、さらなるPCの故障につながる可能性があるからです。

ノートパソコンの場合は、バッテリー容量を確認しながら初期化を行うことがポイントとなります。

リカバリーアンドユーティリティーディスクを利用する

リカバリーアンドユーティリティーディスクとは、Windows VistaのPCを購入する際に付属でついてくることがある初期化用のディスクのことを指します。初期化用にメーカーで作られたものなので、安全に確実にWindows Vistaの初期化をしたい場合には、こちらの方法を使用することをおすすめします。

なかなか使用する機会がないため、PC購入時に取扱説明書などと一緒にしまい込んでいる可能性がありますが、初期化する際は1度探してみてください。

手順

実際に、リカバリーアンドユーティリティーディスクを使用して初期化する際の手順を説明します。大まかな流れは変わりませんが、メーカーや機種によって手順が異なることもあるため、説明書を参照してから作業を行なってください。ここでは、「富士通」のリカバリーアンドユーティリティーディスクを使用する際の手順を説明します。

FUJITSUのロゴ画面

まず、PCの電源を入れます。最初に表示される「FUJITSU」のロゴ画面の下にメッセージが表示されているときに、キーボードの「F12」キーを何度か押します。画面上に「起動メニュー」が表示されたら、リカバリーアンドユーティリティーディスクを挿入します。

トラブル解決ナビの画面

キーボードの「↑」「↓」キーを使用して、起動メニューの中から「CD/DVD Drive」または「CD-ROMドライブ」を選び、「Enter」キーを押します。「トラブル解決ナビ」が表示されます。

トラブル解決ナビの「リカバリ」タブをクリックします。表示されるアイコンの中に「リカバリの実行」があるため、そのアイコンをクリックします。

リカバリタブの画面

アイコンをクリックすると、画面右ページに「実行」ボタンが表示されるため、「実行」をクリックします。「マイリカバリをお使いではありませんか?」と確認の画面が表示されますが、問題ないため、右下の「実行」ボタンをクリックして作業を進めます。

リカバリ画面

復元を始める(初期化する)にあたっての注意書きが表示されます。最後まで読み、問題がなければ「同意する」にチェックを入れ、右下の「次へ」をクリックします。再び、PCを購入時の状態に戻すことの説明が書かれた画面が開きます。そのまま「次へ」をクリックします。

リカバリ画面

リカバリ実行の最終確認画面が表示されます。画面下部の「リカバリを実行」をクリックすると、Windows Vistaの初期化が開始されます。リカバリ中の進捗状況が画面に表示されますが、完了するまで行う作業はないため、放置しておいて大丈夫です。

リカバリが完了したら、「続いて更新プログラムの確認を行います」という表示が出ます。ここでディスクを入れ替えます。リカバリーアンドユーティリティーディスクを取り出し、アプリケーションディスク2をセットし、「OK」ボタンをクリックします。

最後に、「リカバリが完了しました」と表示されるため、「OK」ボタンをクリックします。これでリカバリアンドユーティリティーディスクを使用したWindows Vistaの初期化は完了です。

初期化によって多くのデータが消えることになるので、途中で多くの確認画面が表示されますが、きちんとデータのバックアップを取っていれば問題ないため、表示に従って作業を進めていきましょう。

PCのリカバリー領域から初期化する

Windows Vista購入時に付属であったはずのリカバリーアンドユーティリティーディスクを紛失してしまった場合、または購入したPCにリカバリーアンドユーティリティーディスクがついていなかった場合でもWindows Vistaを初期化できます。

手順

これから紹介する方法もメーカーや機種によって、手順が異なることがあるため、必ず説明書またはメーカーサイトを参照してから作業を行うようにしてください。付属のリカバリーアンドユーティリティーディスクを使用しないため、よく確認せずに行うと初期化が正常に行われないだけでなく、PCの故障の原因にもなります。

ここでは、dynabook AX/5*Eシリーズで、PCのリカバリー領域から初期化を行なう際の手順を説明します。

dynabook AX/5*Eシリーズはノートパソコンであるため、初期化作業を行う前にACアダプタと電源コードが接続されているか確認しておきます。電源を切った状態で、キーボードの「0(ゼロ)」キーを押し、同時に電源ボタンを押します。dynabookのロゴ画面が表示されたら、手を放します。

リカバリの警告画面

リカバリー(初期化)を行うにあたっての警告画面が表示されます。この画面に書かれているように、データのバックアップを取っており、ACアダプタも接続されていれば、問題はないため、画面下部の「はい」をクリックします。

復元方法の選択画面

「復元方法の選択」画面が表示されるため、上の選択肢の「初期インストールソフトウェアの復元」にチェックを入れます。下の「ハードディスク上の全データの消去」はパソコンの破棄・譲渡の際に、個人情報保護の観点から実行される方法です。そのため、PCのトラブルを解決する目的で行われる初期化では使用しません。

復元方法の選択画面

「初期インストールソフトウェアの復元」画面が表示されたら、復元する際の構成の選択を行います。選択肢中央の「パーティションサイズを変更せずに復元」にチェックを入れ、画面下部の「次へ」をクリックします。

他の選択肢を選んでも初期化はできますが、「パーティションを変更せずに復元」を選択した場合、Cドライブ以外の領域のデータは消去されず、Cドライブにパソコン購入時のシステムを復元してくれるため、1番おすすめです。

復元完了画面

「復元を開始します」という表示とともに最終確認の画面が表示されたら、「次へ」をクリックします。自動的に復元が実行されるため、完了するまで放置しておきます。復元が完了したら、「正常に終了しました」と表示が出るため、画面下部の「終了」ボタンをクリックします。

これで、PCのリカバリー領域からWindows Vistaの初期化を行う作業は完了です。

Windows Vistaハードディスクのフォーマットの方法

次に、Windows Vistaのハードディスクのフォーマットのやり方についてご紹介します。初期化よりも消去されるデータは少ないですが、操作を誤まるとPCの故障に繋がるため、落ちついて作業できる環境で行いましょう。

フォーマット前の準備

フォーマットする前にも準備が必要です。この準備を怠ると、フォーマットがきちんと完了されないだけでなく、更なるトラブルを招く可能性もあります。メーカーや機種によっては、ここで紹介する以外の準備が必要になることもあるため、説明書も参照してください。

バックアップを取る

フォーマットによって、ハードディスク内に保存したデータがすべて消去されるため、今後も使用する重要なデータは外付けハードディスクでバックアップを取りましょう。ハードディスク内のデータのみでも膨大な量となるため、バックアップを取る外付けハードディスクの容量には余裕があると良いです。

PCの管理者アカウントでログオンする

ハードディスクのフォーマットは、重要なデータが消去される可能性があるため簡単に誰でも実行できないように設定されていることがあります。その設定の1つに、管理者パスワードの入力があります。フォーマット作業の途中で管理者パスワードの入力を求められて慌てないためにも、事前にPCの管理者アカウントでログオンしておきましょう。

フォーマットの手順

コントロールパネル

フォーマットを行う前の準備ができたら、実際にフォーマットを行います。まず、スタートボタンのメニューから「コントロールパネル」にアクセスします。コントロールパネルの画面が開いたら、画面左ページの「クラシック表示」をクリックします。右ページの一覧の中に「管理ツール」があるため、それをクリックします。

管理ツールの画面

管理ツールを開いたら、右ページに表示されている「コンピュータの管理」をクリックします。このときに、別画面で「ユーザーアカウント制御」について表示されますが、「続行」ボタンをクリックして作業を続けます。

コンピュータの管理画面

新しく開いた画面の左ページに「ディスクの管理」という文字が表示されるため、その文字をクリックします。すると、右側下部に接続しているディスクが表示されます。「初期化されていません」と書かれているディスクアイコン上で右クリックし、表示された一覧の中から「ディスクの初期化」を選択します。

確認画面が表示されますが、「OK」ボタンをクリックし作業を続行します。これで、ディスクの初期化は完了です。しかし、この状態では使用できないため、ここからディスクを使用できるよう設定します。

ディスクの設定画面

ディスクの初期化が完了すると、「初期化できていません」の表示から「オンライン」の表示に変わります。オンラインになっていることを確認し、ディスクアイコン右側の空白部分を右クリックします。表示される一覧の中から「新しいシンプルボリューム」を選択します。

フォーマット作成についての画面が表示されますが、デフォルトの状態で問題ないため、「次へ」ボタンをクリックして作業を進めて構いません。最後に表示される画面の「完了」ボタンをクリックすれば、Windows Vistaのハードディスクのフォーマット作業は完了です。

Windows Vista初期化の注意点

Windows Vistaの初期化を行う理由が、PCの動作が重くなった、PCが正常に動かなくなった、という場合には初期化は有効な手段です。しかし、Windows Vistaを破棄・譲渡するために初期化する場合は、初期化作業だけでは不十分です。

初期化もフォーマットも完全なデータ消去ではない!

Windows Vistaの初期化もフォーマットもデータを消去してくれますが、完全に消去されるわけではないため、専用のソフトを使用すればデータを復元できます。そのため、Windows Vistaを破棄・譲渡する際は、専門業者に依頼して別の方法で消去してもらう必要があります。

Windows Vistaの初期化とフォーマットは簡単!

Windows Vistaの初期化とフォーマットは今までのデータ等を消去する作業のため、PCの動作の軽量化、PCトラブル(ウイルスなど)を目的として行う際には非常に有効な手段です。データが消えるということで不安を感じることもありますが、バックアップを取るなど事前に準備を行えば、デメリットはほとんどありません。

Windows Vistaの初期化とフォーマットは簡単にできるため、適度に利用して快適なPCライフを楽しみましょう。

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