Slackのワークスペースの使い方!作成/削除/参加/切り替え方法を解説!
働き方改革により、職場にいなくても働ける時代になるあらゆる場所がワークスペースになりました。その中でも遠隔にすんでいる人同士のコミュニケーションツールであるSlackとSlackの中心というワークスペースの使い方について説明しています。
目次
Slackについて
現在、働き方が大きく変化しています。政府の働き方改革の方針もあり、在宅ワークや一般のワークスペースから仕事をするという方も増えています。インターネットを利用して、遠隔地同士で、同じプロジェクトに関わるケースも増えいています。
そのような環境の中、遠くに住んでいる方や仕事をしている方とプロジェクトのコミュニケーションをスムーズに行うためにいろいろなビジネスツールが登場しました。その中でも、チャット機能を利用してビジネスのコミュニケーションを円滑にするツールとして、有名なツールにSlackとChatwork(チャットワーク)があります。
この記事ではその中でもSlackについて説明していきます。記事を参考にしていただいて、新しいビジネスコミュニケーションの仕方に触れてみてください。
Slackとは
Slackとは、2013年に公開されたアメリカ発のビジネスコミュニケーションツールのことです。このSlackでのコミュニケーションはワークスペース内に設けられたチャットを利用して行います。
連絡をチャットで行うために、情報をワークスペース内に発信しておけば、グループ全体の進捗管理を行うことができます。また、リモートワークで遠隔地で働いている方ともチームで仕事をし、そのために必要な情報共有ができることがメリットです。
遠隔地同士で働いている人が、あたかも同じ事務所内でそばにいて働くようなコミュニケーションがとれる便利なツールがSlackです。
Slackのワークスペースとは
Slackはワークスペースとチャンネルと言われる二つの機能を主に利用してメンバー間でコミュニケーションを取ります。この項ではこのワークスペースについて説明します。
Slackのワークスペースとは、会社でいうところの事務所のような存在です。会社の事務所と同じようにここで、他のメンバーと連絡を取ったり、共同で業務を行います。
Slackのワークスペースを新規作成する際にワークスペース名を入力する画面では、「社名またはチーム名を教えてください」と表記されています。このことからも、Slackのワークスペースはプロジェクト全体で考えると企業や部署のような存在であるとわかります。
Slackのチャンネルとは
Slackのチャンネルとは、会社でいうところの小会議室や、ミーティングルームのような存在です。ここでは、担当ごとにプロジェクトの詳細な打ち合わせや情報共有を行います。
Slackのワークスペースが企業や部署のような存在であるのに対し、Slackのチャンネルは課や係のような存在です。仕事やプロジェクトでコミュニケーションが一番必要なのグループと言えます。
Slackのチャンネルはワークスペース内で公開設定にしていると、チャンネルに招待されているメンバー以外も見ることができます。チャンネルをワークスペース全体に対して、会社の掲示板のように使うこともできます。
Slackのワークスペースでできること
Slackはワークスペースを中心にプロジェクト内でコミュニケーションを図っていきます。このSlackのワークスペースは、プロジェクト全体で考えると企業ごとや部署にのような存在です。この項では、このワークスペースでできることについて声明していきます。
メンバーの招待
Slackのワークスペースでコミュニケーションをするにはメンバーにワークスペースに参加してもらわないといけません。ワークスペースには”メンバーを招待する”機能があります。この機能を利用してワークスペースにメンバを招待します。
ワークスペース内にある”メンバーを招待する”をクリックします。
メンバー招待画面に切り替えられます。メールアドレス入力欄に招待する方のメールアドレスを入力し、”招待を送信する”ボタンをクリックしてください。
メールアドレスを入力された方に、ワークスペースに参加を促すメールが届きます。
チャンネルの作成
Slackのワークスペースのコミュニケーションの多くはこのチャンネルを利用して行います。”チャンネルを追加する”機能を利用してワークスペース内にチャンネルを作成します。
ワークスペース内にある”チャンネルを追加する”をクリックします。
チャンネル一覧画面に切り替えられますので、”チャンネル名を検索する”欄にワークスペース内に作成するチャンネル名を入力し、”チャンネルを作成”ボタンをクリックしてください。
ワークスペース内に新たなチャンネルが作成されます。
Slack内の設定
Slackのワークスペースでは、ワークスペースの画面を利用して、チームで作業を行っているため、打ち合わせや会議中などワークスペースから退出していること知らせておく必要があります。現在の自分の状況を知らせる方法としてステータス機能があります。
ステイタス機能を設定する方法とSlack内での自分のプロフィールを変更する方法を説明していきます。
ステータス
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックしてください。
メニューが画面が表示されますので、”ステータスを設定”をクリックしてください。
ステイタス名を入力する画面が表示されますので、”ステータスを入力”欄に現在の状況を入力してください。
ステータスを入力すると”次の時間の経過後に削除”と表示されますので、”今日”をクリックします。削除するまでの時間が表示されますので”ステータス削除するまでの時間”を選んでクリックしてください。
設定が終わりますと、メニューのプロフィール名の右横にアイコンが表示されます。
プロフィール
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックし、メニュー画面から”プロフィール&アカウント”をクリックしてください。
画面の右側に”プロフィールを編集する”ボタンが表示されますので、クリックしてください。
プロフィールを編集するに画面が切り替えられますので、修正箇所を入力して、”変更を保存する”をクリックしてください。
ワークスペースの設定
Slackのワークスペースでは、様々な外部アプリと連携して機能を強化することができます。この項では、ワークスペースのメンバー管理や連携している外部アプリの管理など様々な設定について説明していきます。
メンバー管理
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックし、メニュー画面から”その他管理項目”をクリックしてください。
選択画面が表示されますので、”メンバー管理”をクリックしてください。
メンバーの一覧が表示されますので、”…”をクリックし、”情報を編集する”をクリックしてください。
編集画面が表示されますので、氏名と表示名が編集できるようになります。
App管理
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックし、メニュー画面から”その他管理項目”をクリックし、表示された”APP管理”をクリックしてください。
App管理画面が表示されますので、”管理するアプリ”をクリックし、設定を変更してください。
設定と権限
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックし、メニュー画面から”その他管理項目”をクリックし、表示された”ワークスペースの管理”をクリックしてください。
設定と権限画面が表示されますので、必要な項目の”開く”をクリックし、設定を変更してください。
Slackの新規ワークスペースの作成方法
Slackを利用してコミュニケーションを図るには、ワークスペースを作成しなければなりません。この項では新たにワークスペースを作成する方法について説明していきます。
アプリ
こちらの説明ではブラウザーでSlackを起動させていますが、Slackは、MACやWindows、Android、iPhone、Linuxなどで利用できるアプリが用意されています。
ワークスペースの作成手順
この項ではSlackのワークスペースを作成する方法について説明していきます。
Slackを始める
SlackのWEBサイトに接続すると、メールアドレスを入力する画面が表示されます。”メールアドレス”を入力し、”Slackを始める”をクリックしてください。
ワークスペースをスタートする
「ワークスペースをスタート」に画面が切り替えられますので、”ワークスペースを新規作成”をクリックしてください。
入力したメールアドレスに6桁の確認コードを記載されたメールが届きますので、”6桁の確認コード”を入力してください。
ワークスペース名を入力する
「社名またはチーム名を教えてください。」と画面が切り替えられますので、”入力欄”にワークスペース名を入力し、”次へ”をクリックしてください。
プロジェクト名を入力する
「今チームで取り組んでいるプロジェクト名を1つあげてみてください。」と画面が切り替えられますので、”入力欄”にプロジェクト名を入力し、”次へ”をクリックてください。入力したプロジェクト名がチャンネル名になります。
チームメンバーを追加する
「このプロジェクトに取り組んでいるメンバーは他にいますか?」と画面が切り替えられますので、入力欄にワークグループで一緒に取り組んでいくメンバーのメールアドレスを入力し、”メンバーを追加する”をクリックしてください。ワークグループでともに作業するメンバーにワークグループへの参加招待メールが送信されます。
新しいワークスペースが作成されます。”Slackでチャンネルを表示する”をクリックしてください。
名前とパスワードを設定する
Slackのワークスペース画面に切り替えられます。”アカウントを保存する”をクリックしてください。
「名前とパスワードを設定する」画面が表示されます。”名前”と”パスワード”を各欄に入力し、”次へ”をクリックしてください。
「チームの詳細を確認する」画面に切り替えられますので、「Slackワークスペース名」と「SlackのURL」を確認し、”完了”をクリックしてください。「SlackのURL」は今後、サインインに必要となりますので、メモ等を取っておくことをおすすめします。
ワークスペースにサインインする方法
自分で作成したワークスペースやすでに参加しているワークスペースにサインインする方法について説明していきます。
ワークスペースにサインインする
Slackのトップページから、”サインイン”をクリックしてください。
「ワークスペースにサインインする」が表示されますので、”ワークスペースのURL”を入力し、”続行する”をクリックしてください。ワークスペースにサインインされます。
Slackのワークスペースを削除する方法
プロジェクトなどが終了したときなど、いらなくなったワークスペースを削除する方法を説明していきます。
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックし、メニュー画面から”その他管理項目”をクリックし、表示された”ワークスペースの管理”をクリックしてください。
「設定と権限」画面に切り替えられますので、”ワークスペースを削除する”まで、スクロールダウンし、”ワークスペースを削除する”をクリックしてください。
削除を確認する画面に切り替えられますので、”ワークスペースのメッセージとファイルがすべて削除されることを承知しました。”にチェックを入れ、”パスワード”を入力し、”はい、ワークスペースを削除します。”をクリックしてください。
削除の確認ボタンが表示されますので、”OK”をクリックしてください。
画面が切り替わり、「削除されたワークスペース」が表示されれば、ワークスペースは削除できました。なお、全員がワークスペースから退出していなくても、ワークスペースは削除することができます。
Slackで参加者側のワークスペース操作方法
Slackのワークスペースで共同作業するときにはメールアドレスを利用して、招待メールを送ります。この項では、参加招待された時のワークスペースの参加方法や退出する方法を説明していきます。
ワークスペースに参加する
参加招待のメールを開き、”今すぐ参加”をクリックしてください。
ブラウザーが起動し、「ワークスペースに参加する」画面が表示されますので、”氏名”、”表示名”、”パスワード”を入力し、”次へ”ボタンをクリックしてください。
ようこそ!と表示されますので、”さっそくSlackをスタート”をクリックしてください。
Slackのワークスペースに参加できます。
ワークスペースの切り替え
画面の左にあるメニューの一番上の”ワークスペース名とプロフィール名”をクリックし、メニュー画面の”○○に切り替える”をクリックしてください。ワークスペースが切り替えられます。
ワークスペースからの退出
ワークスペースから退出する方法は、”○○からサインアウト”をクリックします。
「Slackからサインアウトしました」画面に切り替えられたら、ワークスペースから退出することができています。
Slackのワークスペースをグループで活用してみよう!
Slackのワークスペースは、遠隔地にいるチームメンバーとコミュニケーションをするツールです。Slackのワークスペースを利用すれば、事務所でいっしょに働いているように円滑にコミュニケーションを取ることができるツールです。このツールを利用すれば、仕事が終わり事務所を退出しているなど、自分の状態も伝えることができます。
働き方改革や技術の進歩で、会社と在宅勤務者など距離の離れたメンバーがチームを組んで同じプロジェクトを取り組んでいく時にSlackのワークスペースを利用してみてください。