2019年03月12日更新
Safariのブックマーク同期方法!iOSのiPhoneとMacでお気に入りを同期させるには?
iPhoneやMacのブラウザと言えばSafariが使われています。複数のデバイスを使っていると同期させれば表示便利です。Safariのブックマークを同期させる方法や他のブラウザとiPhoneのSafariブックマークを同期させる方法を解説します。
目次
- 1SafariのブックマークをiPhoneとMacで同期したい!
- ・お気に入りのページは複数デバイスで共有
- ・修理や機種変更のときも同期しておけば安心
- 2iCloudを使ってSafariのブックマークを同期する
- ・Macの設定方法
- ・iPhone・iPadの設定方法
- 3iTunesを使ってSafariのブックマークを同期する
- 4ChromeやFireFoxなどSafari以外のブックマークをiOSで使える?
- ・拡張機能を使えば簡単に同期可能
- ・Google Chromeのブックマークを同期する場合
- ・Firefoxのブックマークを同期する場合
- 5Safariのブックマークを同期してiPhoneもMacも便利に使おう
SafariのブックマークをiPhoneとMacで同期したい!
MacやiPhoneでインターネットを閲覧する時に使用するブラウザアプリとしてSafariがあります。MacやiPhoneでSafariはデフォルトでインストールされており多くのAppleユーザーが使用しています。
職場や家庭でMacをSafariを使い、携帯端末としてiPhoneでSafariを使っているなど複数のデバイスでSafariを使用しているユーザーではそれぞれの端末にお気に入りやブックマークを登録していくとデバイスごとに別々のブックマークが登録されて使い勝手が悪くなります。
またSafari以外にもMacやPCではGoogle ChromeやFirefoxなど、他のブラウザを使っている場合もあり、他のデバイスやブラウザのお気に入りやブックマークを同期させたいこともあります。この記事では異なる端末のSafariのお気に入りやブックマークを同期させたり、違うブラウザソフトのブックマークを同期させたりする方法を解説していきます。
お気に入りのページは複数デバイスで共有
MacやPCの間ではエクスポート、インポート機能を使えばそれぞれのお気に入りやブックマークを同期できますが、iPhoneとMacやPCのSafariを簡単に同期する方法としてiCloudを利用して同期する方法があります。
共通のiCloudアカウントを使用する事で同期され一方のデバイスでSafariのお気に入りやブックマークを登録すればすぐに同じiCloudアカウントを使用している端末が同期されます。
修理や機種変更のときも同期しておけば安心
iOS端末を修理に出す場合や、新しく端末を購入した場合も同じiCloudアカウントを入力すれば簡単に前の端末に保存していたSafariのブックマークを同期ができます。またデスクトップパソコンにiTunesがインストールされていればバックアップ機能を利用して、バックアップしたブックマークを違う端末に復元をさせることで同期させます。
iCloudを使ってSafariのブックマークを同期する
SafariをiCloudを経由してMacやPCのお気に入りやブックマークを同期させる方法です。同期させるデバイスは同じiCloudアカウントを使用します。WindowsPCではiCloudをインストールしておく必要があります。
Macの設定方法
Macでは「アップルメニュー」をクリックします。「システム環境設定」をクリックします。
「iCloud」をクリックします。
iCloudの項目が表示され、Safariの項目の「チェックボックス」にチェックを入れます。
次のようなウインドウが表示されます。「OK」をクリックするとMacに保存しているSafariのお気に入りやブックマークがiCloud上にアップロードされiCloudに保存されているSafariのお気に入りやブックマークの情報と結合されて保存されます。
iPhone・iPadの設定方法
iPhone・iPadでは端末の「設定」をタップし、「Apple ID」をタップします。
「iCloud」をタップします。
iCloudの項目が表示されます。Safariの項目のスライドボタンを「オン」にスライドします。
次のようなウインドウが表示されます。「結合」をクリックすると端末に保存しているSafariのブックマークとiCloud上のSafariのお気に入りやブックマークが結合されます。
これでSafariの同期が完了しました。この方法は同じiCloudアカウントをそれぞれのデバイスに使用する事で同期できます。それぞれのデバイスでSafariのブックマークを追加・編集してもすぐに他の端末のSafariに反映されます。しかしそれぞれのデバイスのiCloudアカウントが違って登録している場合は同期できないので注意が必要です。
iTunesを使ってSafariのブックマークを同期する
iTunesのバックアップ機能を利用してSafariのお気に入りやブックマークを同期させます。MacもしくはiTunesがインストールされているPCが必要になります。iTunesをクリックして起動させ、同期したいのブックマークがあるiPhoneを接続し、iTunesのデバイスのアイコンをクリックします。
接続されたiPhoneの内容が表示されます。「今すぐバックアップ」をクリックし接続したiPhoneのデータをバックアップします。
バックアップが終了すると同期させたいiPhoneを接続させます。iTunesのデバイスのアイコンをクリックします。接続されたiPhoneの内容が表示され、「バックアップを復元」をクリックします。
ウインドウが表示され先ほどバックアップした端末の名前を選びます。「復元」をクリックすると接続したiPhoneにバックアップしたデータを復元させます。
これで同期は完了しました。この方法も復元をすればSafariのお気に入りやブックマーク以外のデータも同期元の端末のデータに書き換えられます。お気に入りやブックマークのみ同期させることはできません。このiTunesのバックアップ機能は修理に出す前や機種を変更した時には有効に使えます。
ChromeやFireFoxなどSafari以外のブックマークをiOSで使える?
職場や家庭で使用しているMacやPCでGoogleChromeやFireFoxなどSafari以外のブラウザを使用している場合も、それぞれのブックマークをiOS端末のSafariブックマークに同期させたい場合があります。
Google ChromeやFirefoxでは全てのデバイスで同じブラウザを使用していれば問題なく簡単に同期できます。Google Chromeでは同じGoogleアカウント使用したり、FirefoxでもFirefoxアカウント使用してFirefox Sync機能を使用したりすれば各デバイスのブックマークが同期されます。
iPhoneのSafariのブックマークとMacやPCのGoogle ChormeやFirefoxのブックマークは直接同期することはできません。しかし各ブラウザの機能拡張でiCloudを経由してiPhoneのSafariブックマークを同期できます。
拡張機能を使えば簡単に同期可能
Google ChromeやFIreFoxのブックマークをiOS端末のSafariにiCloudで同期させるには拡張機能を追加します。各アプリとも機能拡張にiCloudブックマークという機能拡張があり、PC側にはあらかじめiCloudをインストールしておきiPhoneなどのiOS端末と同じiCloudアカウントを用意しておきます。
Google Chromeのブックマークを同期する場合
Google Chromeのウェブストアサイトにアクセスします。ストア検索で「iCloudブックマーク」と入力して検索する。
検索結果よりiCloudブックマークの「Chromeに追加」をクリックすると、インストールがはじまります。
Google Chromeの画面右上にiCloudのアイコンが表示されていれば機能拡張されています。
iPhoneでiCloudを設定します。「設定」をタップし「Apple ID」をタップします。次に「iCloud」をタップしSafariが「ON」になっている必要があります。
これでPCのGoogle ChromeとiOS端末のSafariブックマークが同期されました。
Firefoxのブックマークを同期する場合
WindowsPCのFirefoxではブックマークをGoogle Chromeと同様にiCloudでSafariブックマークと同期ができます。Firefox Add-onsのサイトへアクセスします。メイン画面のアドオンを見つけようの項目に「iCloudブックマーク」と入力し検索します。
iCloudブックマークをクリックし、「+ Firefox へ追加」をクリックしてインストールします。
iOS端末はGoogle Chromeと同じく「iCloud」をタップしSafariが「ON」になっていると同期が完了しました。
Safariのブックマークを同期してiPhoneもMacも便利に使おう
パソコンのSafariをはじめとしたブラウザのお気に入りやブックマークと、iPhoneのSafariのお気に入りやブックマークを同期する方法を解説してきました。複数のデバイスに共通のiCloudアカウントを使用すれば異なるブラウザでも簡単にブックマークの同期ができます。また、どの端末でブックマークの追加・変更してもすぐに各端末に反映されるのが大きなメリットになります。
思いついたら気軽にブックマークをしていき、複数のデバイスを所有しているとブックマークが煩雑になってしまいます。各端末のSafariのお気に入りやブックマークを同期してiPhoneもMacやWindowsPCも便利に使いましょう。