2019年08月28日更新
楽天モバイルの端末・SIM紛失時の対処法!SIMの利用停止と再発行手順を解説
我々にとって、スマートフォンをはじめモバイル端末は、生活になくてはならないものです。楽天モバイルは、新しいキャリアであるが故に、紛失時の楽天の対応が未知数です。本記事では、楽天モバイルの紛失時の対策を、順を追って解説していきます。
目次
- 1楽天モバイルの端末・SIMを紛失した場合の対処の手順
- ・【対処法その1】「iPhoneを探す」「デバイスマネージャー」などの携帯追跡機能を使う
- ・【対処法その2】警察に紛失届を出す
- ・【対処法その3】おサイフケータイ機能・Apple Payを無効にする
- ・【対処法その4】楽天モバイルのサポートでSIM停止・再発行手続き
- 2【STEP1】楽天モバイルSIM紛失時の対処法
- ・【iPhoneを探す】で携帯端末を探す
- ・【Androidデバイスマネージャー】で携帯端末を探す
- 3【STEP2】警察に紛失届を出す
- ・電子申請・届出システムを活用しよう
- 4【STEP4】おサイフケータイ機能・Apple Payを無効にして不正利用防止対策
- ・おサイフケータイを機能停止して不正利用防止対策
- ・Apple Payを機能停止して不正利用防止対策
- 5【STEP4】楽天モバイルサポートでSIM再発行手続きをする
- ・楽天モバイルではSIMの再発行が可能
- ・SIMの停止手続きと再発行手続き
- ・楽天モバイルの再発行費用
- 6楽天モバイルを紛失ときはSIMの停止と不正利用の対策が最優先!落ち着いて対処しよう!
楽天モバイルの端末・SIMを紛失した場合の対処の手順
スマートフォンが見つからないと慌てますね、本記事では「楽天モバイルの端末・SIMを紛失した場合の対処の手順」を手順通りに解説していきます。
紛失対策は「楽天モバイル」だけでなく、スマホ全般に共通しています。お使いのスマホにおきかえて、対処の参考にしてください。まずは心当たりの場所を徹底的に探すことから始めましょう。それから下記の対処法を実行していきます。
別の携帯端末、固定電話で着信ベルをならしてみましたか、どうしても見つからない場合は「PC」を利用して探すことにしましょう。
【対処法その1】「iPhoneを探す」「デバイスマネージャー」などの携帯追跡機能を使う
「対処法その1」として、携帯端末の機能を使いスマートフォンを探すことにします。この場合、次の項がスマホ、パソコンで設定してあることが条件になります。
紛失した場合、携帯ショップ(大手キャリア)でも「探す機能」を使い、端末(スマホ、タブレット等)探してくれるようですが、「楽天モバイル」では紛失端末を探すサービスはありません。
iPhone,iPad
- 紛失スマホ(モバイル端末)~「iPhoneを探す」が「オン」になっている
- 紛失スマホ(モバイル端末)~「iCloud」の設定ができている
- 紛失スマホ(モバイル端末)~モバイル端末の「電源」が「ON」になっている
- パソコン~「iCloud」にログインできる(Mac,Windows)
Android
- 紛失スマホ(モバイル端末)~Androidの「デバイスを探す」がONになっている
- 紛失スマホ(モバイル端末)~モバイル端末の電源がONになっている
- パソコン~「デバイスマネージャー」にログインできる
【対処法その2】警察に紛失届を出す
「端末の電源が入っていない」「圏外にある」「バッテリー切れ」この場合、携帯追跡機能で追うのは厳しいです。端末をロックすることもできないため、警察に「紛失届」か「盗難届」を出すことになります。
【対処法その3】おサイフケータイ機能・Apple Payを無効にする
紛失したスマホ(端末)が移動している場合、拾われた可能性が高いです。「Android」ならばロックをかけます。「iPhone,iPad」なら「紛失モード」にします。これで「おサイフケータイ」「Apple Pay」は使用できなくなります。
【対処法その4】楽天モバイルのサポートでSIM停止・再発行手続き
紛失、盗難で端末が戻らないときは「おサイフケータイ」「Apple Pay」の機能停止の次に、最後の手段として、費用は掛かりますが、楽天モバイルのサポートで「SIMの停止」「再発行手続き」をとります。この手続きは紛失対策の最後に行います。先に実行するとインターネットが切れてしまうからです。
【STEP1】楽天モバイルSIM紛失時の対処法
ここから本格的な解説に入ります。
【iPhoneを探す】で携帯端末を探す
Macユーザーの方はたやすくログインできますが、WindowsユーザーはPCから「iCloud」へのログインは初めての方もいるでしょう。ブラウザから検索するとすぐわかります。
一度ログインしたことがあると、上の様に表示されます。ここには「Apple ID」と「パスワード」を入力します。
次に「2ファクタ認証(SMSメールで携帯モバイルに確認コードが送られる)」の画面になりますが、コードが送られるスマホは紛失していますので、下の「iPhoneを探す」をクリックします。
上の画面になります。「iPhoneを探す」をクリックします。
再びパスワードを求められます。記入して「サインイン」をクリックします。
「iPhoneを探す」が起動しました。
赤枠の緑の円が紛失したモバイル端末の所在です。
次に紛失モードにするために上段の「すべてのデバイス」をクリックして「・・・のiPad」(所有のデバイス)をクリックします。
すると上の図のように「サウンド再生」「紛失モード」「iPadを消去」の選択ができます。
【Androidデバイスマネージャー】で携帯端末を探す
あらかじめ「Googleのアカウント」を登録しておきましょう。※Google Chromeをインストールするときに作成します。
上の様にブラウザで検索します「2」のシャープのサイトを開きます。(下記にリンクあり)
サイトの下方に「デバイスマネージャー」のサイトをクリック
すると「Googleデバイスを探す」の画面になり紛失したスマホの所在が表示されます。
【STEP2】警察に紛失届を出す
電子申請・届出システムを活用しよう
忙しいという方は、「電子申請届け出システム」という、便利なシステムがあります。これを利用しますと、費用は掛からず、わざわざ警察に行かずとも、落とし物の申請が「パソコン」や「スマートフォン」で、行えます。
手続きで本人所有者確認のため、「シリアル番号」を尋ねられるかもしれません。できることなら調べておいた方がよいでしょう。
- 製品のパッケージのバーコード
- 製品購入時のレシート
- PCの”iTunesの環境設定の「デバイス」タブで
ブラウザで上のように検索しますと、全国の警察署の落とし物に関する「サイト」が,
たくさんヒットしますので、中からお住いに該当する警察署を選択します。
電子申請して落とし物が見つかりますと、「メール」で通知されます(費用は掛かりません)ので、メールアドレスの入力が必要になります。
上の画面で、「利用者区分」「利用者ID(メールアドレス)」「利用者ID(確認用)」、を入力したら「登録」ボタンを押して次に進みます。あとは案内に従い、「電子申請」のファイルを、ダウンロードするという運びになります。
※この電子申請サービスは、「官庁の勤務時間」の範囲で行われますので、急いでいる方は、直接警察所や交番に、届けを出されるほうが早いでしょう。
【STEP4】おサイフケータイ機能・Apple Payを無効にして不正利用防止対策
おサイフケータイを機能停止して不正利用防止対策
紛失した楽天モバイルの、「おサイフケータイ」を機能停止するには、パソコンから、「Androidデバイスマネージャー」に、ログインしてリモートロックをかけることにより、「おサイフケータイ」の機能を停止することができます。
Apple Payを機能停止して不正利用防止対策
「iPhoneを探す」機能を使って「紛失モード」にします。紛失モードにすると、「Apple Pay」を使用不能にすることができます。その上紛失した携帯モバイル(スマホ等)にロックをかけたり、追跡して探すことも可能になります。
前の章で「iPhoneを探す」は紛失したデバイスの電源がONでないと機能しないと解説しましたが、機能のコマンドは「クラウド」上に保存され、電源がONにされると「iPhoneを探す」は動作を始めます。たとえ「オフライン」であっても「オンライン」になると「iPhoneを探す」は機能をはじめます。
しかし、オフライン上で「アカウント」を突破され、「デバイス削除」されると回収は不可能になります。悪意のハッカーもそんなにいないと思われますが留意しましょう。
※「紛失モード」は手元に携帯モバイルが戻った場合、設定で解除することができます。
【STEP4】楽天モバイルサポートでSIM再発行手続きをする
スマホ(楽天モバイル)は戻らないとして、最後の手段の「SIMの利用停止」と「再発行」の手続きをしましょう。
楽天モバイルではSIMの再発行が可能
楽天モバイルでは「SIM」の再発行に対応しています。
SIMの停止手続きと再発行手続き
第一に契約者本人が、「楽天モバイル」にSIM停止手続きの、電話をしてください。携帯電話の不正使用を防止するためです。なお利用停止中も「基本利用料」は、負担しなければなりません。
端末を紛失したとき、「SIM」の利用停止、再開に対応する専用窓口は以下のとおりです。
- 0800-600-0500
- 受付時間~AM9:00からPM6:00
- 年中無休/費用は掛かりません
楽天モバイルの再発行費用
SIMの再発行(費用3,000円)は上記の「SIMの利用停止」の手続きをしてから、「メンバーズステーション」にログインして行います。その後、紛失端末が発見されても、SIMは使用できません。
- 再発行費用は3,000円の負担になります。
- 契約時の住所に配送されます
- 到着まで3日~1週間
- 「メンバーズステーション」で再発行できない場合は「楽天モバイルカスタマーセンター」に連絡します。※0800-6000-700(費用は掛かりません)
楽天モバイルを紛失ときはSIMの停止と不正利用の対策が最優先!落ち着いて対処しよう!
スマホやタブレットの行方がわからないときは、まず落ち着きましょう。そして紛失、盗難の可能性が高いときは本記事の順番を守り、対策を実行しましょう。