ポケモンGOの個体値の見方や確認方法!アップデート後の変更点も解説
ポケモンGOでは、ポケモン1匹1匹に個体値と呼ばれる能力値が与えられています。個体値が異なると、同じポケモンレベルまで強化させてもCP値が異なり強弱の差が現れます。ポケモンGOで強いポケモンを育てるためには、本記事を参考に個体値の見方を覚えてください。
目次
- 1ポケモンGOの個体値とは?
- ・個体値とはポケモンが持つ隠しステータス
- ・身長や重さは個体値には影響がない
- ・進化しても個体値はそのまま
- ・個体値が知りたい時は調べてもらう
- ・5種類の星はパーセンテージ
- ・3つのバーは個体値の数値を表示
- 2ポケモンGOの個体値の調べ方
- ・個体値のチェックとは
- ・ポケモンの交換で個体値を変化させられる
- 3ポケモンGOの個体値を厳選する必要はある?
- ・バトルで闘うポケモンは厳選が必要
- ・ある程度個体値の高めのポケモンを入手する
- ・交換を利用して厳選してみる
- 4ポケモンGOがアップデートで大幅変更!
- ・変更1:個体値がグラフで表示されるようになった
- ・変更2:個体値チェックが連続でできるようになった
- ・変更3:リーダー評価中にお気に入り登録・解除が可能になった
- ・変更4:ゲージ技の発動方法がタップからスワイプに変更
- ・変更5:タイプによってスワイプ方法が異なるようになった
- ・変更6:ゲージ技の判定が3段階になった
- ・変更7:名前検索の項目に個体値と性別検索が追加された
- ・変更8:今まで表示されなかった相手のCPが確認可能になった
- ・変更9:ボールの大きさが小さくなった
- ・変更10:チームリーダーのポケモンが変更になった
- 5ポケモンGOの個体値で厳選してみよう!
ポケモンGOの個体値とは?
2016年7月6日にポケモンGOがリリースされて以来、ポケモンたちは種類ごとの種族値と、個体ごとの能力値の個体値、そして強化によって強くなるポケモンレベルでその強さが決定され、CP(コンバット・ポイント)という形で表示されていました。このうちトレーナーにはっきりと見えるのはポケモンレベルだけでした。
残るふたつのうちの種族値は、強い種族と弱い種族という形でかなり明確でしたが、個体ごとに異なる個体値については、トレーナーが言葉でなんとなく教えてくれるものの、3年の間ずっとはっきりしないままでした。しかし、2019年7月17日に「GOロケット団」の登場とともにリリースされた1.117.0からは、個体値が明確に表示されるようになったのです。
個体値とはポケモンが持つ隠しステータス
ポケモンGOの個体値というのは、1匹1匹に設定された「こうげき」「ぼうぎょ」「HP」の3つパラメータを、それぞれ0〜15の16段階で表すステータスを指します。どの数値も15に近ければより能力が高く、すべての数値が15のポケモンを100%やオール15などと呼びます。
身長や重さは個体値には影響がない
ポケモンGOに登場するポケモンには、それぞれ重さや体高が設定されています。それによってリーダーからは、巨大なポケモンとか小さなポケモンとかと呼ばれますが、この重さや体高は各ポケモンの素質である個体値にはまったく関係がありません。大きいから強いということも、小さいから弱いということもないのです。
進化しても個体値はそのまま
ポケモンGOでは、たびたびポケモンが進化します。しかし、進化して違う種族になっても、種族値が変わるだけで個体値に変化はありません。それはポケモンが進化しても、強化に依るポケモンレベルに変化がないのと同様です。したがって、同じ進化をさせるのならば、なるべくなら個体値の高いポケモンを進化させたほうが、あとあと有利となります。
ましてや2段階進化するようなポケモンなら、元の個体値が高いポケモンを進化させないと、種族のアメがもったいないことになります。ジム戦やレイドバトルに使うポケモンを進化させる前には、かならず対象の進化させるポケモンの個体値を確認してください。そして、その上でそのポケモンを進化させるのか、進化させないのかを判断してください。
個体値が知りたい時は調べてもらう
手持ちのポケモンの個体値をチェックする際には、チームリーダーに依頼します。詳しい個体値の見方については、のちほど説明します。
5種類の星はパーセンテージ
2019年7月のアップデート以降は、チームリーダーに調べてもらうと星の数が表示され、ひと目で個体値がチェックできるようになりました。星の見方は簡単で、星ゼロから星3つ、そして星3つの上に周囲がピンク色の全5種類で個体値が表示されます。もちろん星が多いほど個体値が高く、ピンク色の場合はすべてが15の100%、オール15ポケモンになります。
3つのバーは個体値の数値を表示
また個体値をチェックすると、星の下に3本のバーが表示されます。この見方も簡単で、「攻撃」「防御」「HP」の3つのパラメータについて、0〜5、6〜10、11〜15の3つのブロックに分かれているので、簡単に個体値が確認できます。たとえば上図の場合は、攻撃14、防御13、HP10の個体値のポケモンであることが確認できます。
アップデート前は、このようなはっきりした表示はなく、それぞれのチームのリーダーがそれぞれの言い回しで、星の数に相当する評価を教えてくれました。それがアップデート後はこのように3本のバーではっきりと、ほぼ数値がチェックできるスタイルでの表示となりました。個体値の見方がわかりやすくなったことは大いに評価できます。
ポケモンGOの個体値の調べ方
それでは、あらためてポケモンGOでの各ポケモンの個体値のチェック方法をお伝えします。
個体値のチェックとは
ポケモンの個体値をチェックするには、まずチェック対象のポケモンを選び、右下の「≡」アイコンのメニューボタンをタップし、「ポケモンを調べてもらう」を選択します。
すると、チームリーダーにそのポケモンの大きさについてコメントされますので、画面をタップして次の画面に進みます。するとさきほど見方をお教えした星と3本のバーによる個体値が表示されます。
ポケモンの交換で個体値を変化させられる
さて、先にポケモンの個体値は進化しても強化しても変わらないとお伝えしました。しかし、この個体値を変える方法が一つだけ存在します。それがポケモンの交換です。ポケモンをほかのトレーナーと交換すると、個体値は必ず変化します。ただしその変化はランダムなので、必ず個体値がアップする方向に変化するとは限りません。
実際、上の例では交換した結果個体値は大きく下がってしまいました。もっとも、見方を変えればもともと進化・強化するに値しなかったポケモンが、やはり使えないままになっただけなので、せいぜいほしのすなを損した程度で済みます。
交換はなるべくたくさん行う
先にお伝えしたように、ポケモンGOの交換を使えばポケモンの個体値を変化させられます。しかし、必ずしも良い方向に個体値が変化するとは限りません。そのため、個体値の変化が良い方向に出たポケモンを入手するには、交換を数多くこなすしかありません。サイコロで1の目を何度も出したければ、その分だけサイコロをたくさん振るしかないのです。
ポケモンGOの個体値を厳選する必要はある?
さて、ここまでポケモンGOで入手したポケモンの個体値について述べてきましたが、そもそも個体値にそんなにこだわる必要があるのかと疑問を持つ人もおいででしょう。それについては、ケースによるというのが回答になります。
バトルで闘うポケモンは厳選が必要
ポケモンGOを、ただポケモン図鑑を埋めるためのゲームとして楽しんでいるのであれば、個体値にこだわる必要はありません。しかし、ウィロー博士のスペシャルタスクをクリアしたり、ジム戦やレイドバトル、トレーナー同士の各種バトルをしたりするのなら、CPの高いポケモンは欠かせません。
トレーナーレベルが同じならポケモンレベルの上限は同じですし、同じ種族を使えば種族値も同じです。そうなると、あとは個体値の差でしかポケモンに強弱を付けるものはありません。つまり、バトルに使うポケモンであれば、個体値を厳選するしかないのです。
ある程度個体値の高めのポケモンを入手する
個体値にこだわりまくるのであれば、もちろん望ましいのは100%のオール15ポケモンです。しかし、オール15の100%のポケモンはなかなか手に入りませんし、せっかく入手できてもバトル向きではない、種族値の低いポケモンであることもしばしばです。そこで次善の策として、攻撃がMAXの15のポケモンのなかから、個体値が高めのポケモンを選びます。
上図のように、バトル向きの種族で攻撃がMAX、かつ星3つのポケモンであれば、差し当たっては十分に戦力になります。2019年8月現在のポケモンGOでは、防御やHPよりも攻撃の数値を最優先でチェックしてください。
交換を利用して厳選してみる
前章の「ポケモンの交換で個体値を変化させられる」の節でお伝えしたように、個体値が低めの個体であっても、交換することで個体値の高いポケモンになる可能性があります。個体値が低くても種族値の高いバトル向きのポケモンを、フレンドと交換することで個体値の高い、厳選されたポケモン軍団を作成することが可能です。
ポケモンGOがアップデートで大幅変更!
冒頭でもお伝えしたように、2019年7月17日に行われたバージョン1.117.0のアップデートによって、ポケモンGOは大幅に変化しました。ここからは、このアップデートによって起こった10の変化についてお伝えします。
変更1:個体値がグラフで表示されるようになった
バージョン1.117.0のアップデートによる最も大きな変化が、ポケモンの個体値がはっきりとした形で確認できるようになったことです。これまでは、「言うことなし」とか「とっても強いぜ」といった言葉で漠然としか教えてもらえなかった個体値が、アップデート後は星の数と3本のバーで、明確に確認できます。
4段階の総合評価は星の表示に変更
アップデート前は、チームリーダーのセリフで個体値の合計が0〜22,23〜29,30〜36、37〜45の4段階評価されていたのに対し、アップデート後は星0〜3,そしてピンク色の星3の計5段階評価に変更されました。星での個体値合計についてはアップデート前と同じで、ただ37〜45の1段階が、37〜44と45の2段階に分けられただけです。
しかしそのおかげで、100%のオール15ポケモンがひと目で確認できるようになりました。
変更2:個体値チェックが連続でできるようになった
アップデートの2つめのメリットが個体値チェックを連続できるようになったことです。上図のように個体値を確認している段階で、左右の◀▶をタップすると前の、もしくは次のポケモンの個体値を確認できます。
アップデート前には、いったん個体値チェックを抜けて、さらにポケモンの個別表示を抜けて、ほかのポケモンを選んだ上で、あらためて個体値チェックをし直さなければならなかったことを思えば、個体値の見方が大きく改善されたと言っていいでしょう。
変更3:リーダー評価中にお気に入り登録・解除が可能になった
リーダーの個体値表示を確認しながらポケモンをお気に入り登録したり、お気に入りを解除できたりするようになったのも、地味ながらとても助かる改善です。
変更4:ゲージ技の発動方法がタップからスワイプに変更
ここからはしばらくの間、個体値とは関係のないアップデートが続きます。まず変わったのがトレーナー同士やGOロケット団との戦闘時のゲージわざの発動方法が変わったことです。アップデート前は、連打でゲージわざの威力を増していましたが、アップデート後は画面に表示されるアイコンをスワイプで消す方法に変わりました。
数多く表示されるアイコンを、スワイプでたくさん消せば消すほどゲージわざの威力が増すようになったのです。
変更5:タイプによってスワイプ方法が異なるようになった
スワイプで消すアイコンの表示パターンですが、わざのタイプごとに表示パターンが異なります。そのため、それを消すスワイプの方法もわざの種類に合わせて変更しなければなりません。
わざタイプ | アイコン表示パターン |
---|---|
ノーマル | 円状にあちこちに順に表示される |
ほのお | 炎のエフェクトから湧くように表示される |
みず | 右上から左下へと表示される |
くさ | 左上から右下へと表示される |
でんき | 雲が湧きそこからジグザグに降るように表示される |
こおり | 斜めと横一線とが混ざって降るように表示される |
かくとう | こぶしが表示された辺りに表示される |
どく | 下からぶくぶくと湧き上がるように表示される |
じめん | 下から飛びだすように表示される |
ひこう | 右から左へと表示される |
エスパー | 大きな円を描くように表示される |
むし | 左から右へと表示される |
いわ | 斜め列が何度も表示される |
ゴースト | 交互に2個と3個のパターンで横一線に表示される |
ドラゴン | 円状にあちこちに順に表示される |
あく | 円周上に飛び飛びに表示される |
はがね | 斜め列が何度も表示される |
フェアリー | 大きな円を描くように表示される |
変更6:ゲージ技の判定が3段階になった
ゲージわざの威力が、スワイプでアイコンを消した数によってNICE!(ナイス)→GREAT!(グレート)→EXCELLENT!(エクセレント)と3段階に変化します。もちろんエクセレントが最強です。前節で記した表を参考に、わざごとに有効なスワイプパターンを身につけてください。
変更7:名前検索の項目に個体値と性別検索が追加された
バージョン1.117.0のアップデートの結果、ポケモンの検索画面で個体値の強さによる検索と、性別による検索が可能となりました。個体値の強さはチームリーダーの説明による個体値の見方と同様、星の数で表されます。星0のポケモンは「0*(アスタリスク)」、星1なら「1*」、星2なら「2*」、星3なら「3*」、オール15の100%なら「4*」で検索できます。
また、ポケモンの性別での見方は、オスなら「おす」、メスなら「めす」で検索するだけです。
変更8:今まで表示されなかった相手のCPが確認可能になった
アップデート前は表示されなかった対戦相手のCPが、アップデート後は確認できるようになりました。相手のCPを確認できることで、自分のポケモンを早めに引っ込めるか長く引っ張るかの判断がしやすくなり、同時にシールドの使いどころも決めやすくなりました。
変更9:ボールの大きさが小さくなった
ポケモンを捕まえる際の各ポケモンボールのサイズが、1〜2回り小さくなりました。操作性にはほとんど影響はないようです。
変更10:チームリーダーのポケモンが変更になった
トレーニングの際に対戦するチームリーダーの使うポケモンも、アップデートに際して変更されました。
リーダー | リーグ | 先鋒 | 中堅 | 大将 |
スパーク (黄色) |
マスター | ライコウ | バンギラス | サンダー |
ハイパー | サンダース | レントラー | ジバコイル | |
スーパー | プラスル | マルマイン | ポワルン(あまみず) | |
ブランシェ (青色) |
マスター | スイクン | メタグロス | フリーザー |
ハイパー | グレイシア | エンベルト | マンムー | |
スーパー | ニューラ | トドグラー | ポワルン(ゆきぐも) | |
キャンデラ (赤色) |
マスター | エンテイ | ボーマンダ | ファイヤー |
ハイパー | ブースター | バクフーン | ブーバーン | |
スーパー | ワカシャモ | マグカルゴ | ポワルン(たいよう) |
ポケモンGOの個体値で厳選してみよう!
以上、ポケモンの強さの基準となる個体値について、個体値の見方や、個体値の意味、そして個体値の高いポケモンを集める方法などを説明したほか、2019年7月のアップデートで起きたポケモンGOの変化についてもお伝えしました。
本記事を参考に、100%のオール15ポケモンやそれに次ぐポケモンを強化し、スワイプテクニックを磨いてゲージわざの威力を増大させ、各種バトルの勝率を上げていってください。