NoxPlayer6の設定と使い方！Androidエミュレーターのインストール方法を解説！

NoxPlayer6とはエミュレーターソフトの一つで、WindowsのPCでAndroidスマホの動作をエミュレーションするためのものです。NoxPlayer6を使うことで、Androidスマホ用のアプリをPCでも動かすことが出来ます。

エミュレーターのソフトはいくつか存在します。その中でNoxPlayer6にはいくつかのメリットがあります。まずNoxPlayer6は無料で使用出来ます。

そして、エミュレーターソフトとは、疑似的に動作を再現するためのものですら、疑似的に再現するためのリソースが必要でその分動作が重くなります。そのエミュレーターソフトの中ではNoxPlayer6は高速に動作します。また、細かい設定や目的にあったプラグインを別々にインストールする等の面倒な手順は必要なく、簡単に使い始めることが可能です。

それではNoxPlayer6のデメリットはどうでしょうか。エミュレーターソフトとは、疑似的に動作を再現するためのものですので、Androidスマホを完璧に模倣しているわけではありません。エミュレーターソフトの種類によって、動くAndroidアプリが多かったり少なかったりするのです。このNoxPlayer6は多くのアプリが動作すると言われていますが、動作しないアプリもありますので注意が必要です。

エミュレーターソフト全般に言えることですが、動作速度はPCのスペックに依存します。最近のスマホは随分と高性能になってきていますし、PCはその能力の全てをエミュレーターソフトに割り当てられるわけではありません。そのため、PCのスペックや使い方によっては動作が重く感じる場合があります。

NoxPlayer6のインストール方法についてご説明します。

まずは、公式サイトからNoxPlayer6をダウンロードします。

NoxPlayer6の公式ページを開いたら、「ダウンロード」をクリックして、ダウンロードを開始します。自動でダウンロードが行われると、ファイルは「ダウンロード」フォルダの下に格納されます。ファイルの保存先を確認された場合には、適当なフォルダを選んで保存してください。

ダウンロードしたファイルを実行して、NoxPlayer6をインストールします。「ダウンロード」フォルダの下、もしくはファイルの保存先を指定した場合には、そのフォルダの下にある「nox_setup_」で始めるファイルを実行します。ファイル名途中の数字はバージョン番号なので、今後のバージョンアップで変更される部分です。ここは気にしなくても構いません。

ファイルを実行するとインストーラーが起動します。「Noxのライセンス契約を読み、同意しました」をクリックするとライセンス契約の内容が表示されます。規約を確認してからチェックを入れ、「インストール」を選択してください。

「カスタム」を選択すると、インストール先のフォルダや、ショートカットの有無が変更できますが、ここは無理に変更する必要はありません。カスタムの内容については後で軽く触れます。

カスタムインストールは無理に変更する必要はありませんが、カスタム可能な項目について簡単に説明します。「場所」に書かれているフォルダはインストール先のフォルダ名です。「デスクトップショートカット」はチェックを入れてあるとデスクトップにNoxPlayer6のショートカットが作成されます。

「タスクバーに追加」にチェックを入れてあると、タスクバーにNoxPlayer6のショートカットが作成されます。「起動時に開く」にチェックを入れてあると、Windows起動時にNoxPlayer6も起動します。

インストールを実行しましたら、後はインストーラーの指示に従って進みます。途中で「開始」ボタンを押したり、チュートリアルがあります。インストーラーはインターネットと通信をしながらインストールをします。

NoxPlayer6のインストールに失敗する場合、ウイルスチェックソフトや、ファイアウォール等で通信が疎外されている可能性があります。一時的にウイルスチェックソフトや、ファイアウォールを止めるとインストール出来る可能性があります。

NoxPlayer6のインストールが終わりましたら、NoxPlayer6の設定を変更します。ここで変更するのは画面サイズとGoogleアカウントの二点です。特にGoogleアカウントはアプリのインストールに必要ですのでご注意ください。

インストールしたばかりのNoxPlayer6の画面サイズは「タブレット」になっています。横長の画面は普段お使いのAndroidスマホとは違うために違和感があるかと思います。画面サイズの変更の使い方についてご説明します。

設定の変更は、NoxPlayer6のウィンドウ右上の歯車マークで行います。歯車マークをクリックすると、システム設定のウィンドウが開きます。画面サイズの変更は、ここで「高級設定」タブを選択して行います。

インストールした直後は解像度の設定がタブレットになっているかと思います。今回は「携帯電話」「540x960」に設定してみます。変更後、「設定を保存」ボタンをクリックすると、再起動するメッセージが表示されますので「再起動」ボタンをクリックして再起動します。

上の画像が再起動した後のホーム画面です。画面サイズが変わっていることがお分かりになるかと思います。PCの画面サイズとの兼ね合いと、普段お使いのAndroidスマホのサイズを見ながら使い方に合わせた画面サイズに設定してください。

NoxPlayer6はエミュレーターですから、Androidアプリを動かすためのものです。そしてAndroidアプリを動かすためには、Google Playからアプリをインストールしなければいけません。そのためのGoogleアカウントの設定についてご説明します。

アカウントの追加は、NoxPlayer6のホーム画面のあるToolsから行います。まず「Tools」を選択し、開いたウィンドウの中から「設定」を選択します。

設定を選択後、「アカウントの追加」を選択、Googleを選んでGoogleアカウントの追加をします。

Googleへのログイン画面が出ますので、Googleアカウントを持っている場合はメールアドレス、パスワードを入力してログインします。

Googleアカウントを持っていない場合には、「アカウントを作成」を選択し、氏名等の個人情報を入力してアカウントの作成をしてください。

アカウントの追加が終わりましたら、本人確認をします。本人確認とは、新しいデバイスからのアクセスが正規ユーザーの手によるものかの確認です。Gmailに「新しいデバイスでのログイン」と題されたメールが届きます。ここでアクティビティの確認をすることでNoxPlayer6からアカウントへのアクセスが承認されます。

さて、ここまででやっとNoxPlayer6の準備が整いました。後は、使い方に合わせて各アプリをインストールするだけです。アプリのインストールはGoogle Playストアより行います。

Google Playストアを開いたらアプリを選んでインストールします。上部の検索ウィンドウにインストールしたいアプリの名称や種類を入れて検索をします。

検索結果は、検索ウィンドウの直ぐ下に表示されます。

検索結果から、使いたいアプリを選択するとアプリの詳細な内容が表示されます。

詳細表示画面でインストールボタンをクリックすることで、インストールが開始されます。このとき、アプリを使用するために必要なアクセス権限についての確認画面が出ます。同意することでアプリを使用できますが、不必要な権限まで求めて来るアプリも残念ながら存在します。必要な権限なのか、個人情報を盗む目的を持った怪しいアプリなのかは、しっかりと確認してから同意するようにしてください。

NoxPlayer6というエミュレーターソフトのインストール、設定についてご説明しました。エミュレーターとはAndroidアプリを使うためのソフトです。使い方に合わせてアプリを選ぶことで、より一層便利にAndroidアプリを使えます。それぞれの使い方で楽しく使いましょう。