noteの書き方!始め方・見出しの作り方や売れるコツを初心者向けに解説
noteを始めてみたいけれども、書き方がわからない、始め方がわからない方が少なくありません。誰でも有料記事の販売ができるnoteは、ブログよりも魅力的です。この記事では、noteの書き方や始め方、売れる有料記事の作り方を伝授します。
目次
- 1noteの書き方は難しくない!
- ・noteとは?
- ・noteを始めるメリット
- ・noteの仕組みと手数料
- 2初心者でも簡単なnoteの始め方
- ・アカウントを登録
- ・初めてのnoteを書いてみよう
- 3初心者でも読まれるnoteの書き方について
- ・キーワードを選定しよう!
- ・見出しを付けるコツ
- ・記事の書き方のコツ
- 4もっと自分なりの味を出すnoteの書き方について
- ・Twitterと連携させよう
- ・リアクションを設定しよう
- ・noteのテーマをしっかり決めよう!
- 5売れる有料noteを作るための書き方のコツについて
- ・無料ゾーンの使い方について
- ・アイキャッチとタイトルは特に重要
- ・読者のターゲットを絞る
- ・特典を付けよう!
- 6noteの書き方のコツを身に着けよう!
noteの書き方は難しくない!
最近、noteという、ブログのようなサービスに興味を持つ方が増えています。noteに記事を書いてみたいけれど、noteの始め方や記事の書き方がわからないといった意見が多く聞かれます。
今までは、詳細な深掘りした情報を伝えたいときのプラットフォームは、ブログが主なものでした。しかしここ最近、始めるのならブログではなくnoteだと言われています。いったいnoteとはどのようなもので、始め方はどうしたらいいのか、気になっている方も少なくないでしょう。
この記事では、今、ブログに代わって誰でも情報を発信可能、収益化もしやすいメディアとして注目を集めているnoteの書き方や始め方を、詳しく解説します。
noteとは?
まず、noteと言われてもどんなものなのかわからない方もいることでしょう。noteとは、ブログの様に記事を書いて発表できるプラットフォームです。ブログとの大きな違いは、文章だけではなく、どんなコンテンツでも発表できる点です。
ブログは文章がメインで、画像や動画などは文章の付録のようなものでした。動画ならYouTubeなどの動画共有サービスで、イラストならピクシブなど、コンテンツの種類によって、発表できるプラットフォームが決まっていました。
しかし、noteでは、文章に限らず、動画やイラストや写真などの画像、音楽やトークなどの音声情報など、ありとあらゆるコンテンツを発信できます。しかも、1記事ごと販売できます。
ブログで収益化するためには、アフィリエイト広告を貼るか、自分で作ったものをブログ上で宣伝するしかしかありませんでした。しかし、noteなら自分で作ったコンテンツを誰でも簡単に販売できます。
自分で作ったコンテンツを何でも発表でき、その上販売までできてしまうプラットフォームが、noteです。
noteを始めるメリット
noteを始めるメリットの1つ目は、誰でも自分のコンテンツを販売できる点です。自分なりの情報を有料で発信したい方はとてもたくさんいます。多くの方が、ニッチな分野でお金をもらってもいいほどの、コアな情報を持っています。
しかし、今まではそれを有料で発信するのはとてもハードルが高いものでした。情報商材を作ると、どこか胡散臭い目で見られてしまう場合もあります。しかし、noteなら今までの情報商材のような怪しさもなく、有料レベルの情報を発信できます。ぜひ、情報発信に興味のある方は、noteであなただけのコアな情報を発信してみましょう。
2つ目のメリットは、プラットフォームを変えなくても、noteだけであらゆるコンテンツを発表できてしまう点です。小説を書きながら映像も作っている方は、小説も映像も、どちらもnoteのアカウントだけで発表できます。
ブログとYouTubeなど、複数のプラットフォームを行き来せずに済む点は、複数の表現方法を持つクリエイターには便利な点です。
noteの仕組みと手数料
noteの仕組みは、次の3種類があります。無料版を発信するのであれば、特にお金はかかりません。しかし、有料版を販売する場合は、販売した価格に応じて手数料がかかります。
無料note
noteには、まず無料版noteがあります。これは、記事を販売せずに、noteのプラットフォームを借りて発表するだけです。今までのブログと同じような感覚だと考えていいでしょう。いきなり有料noteを販売する自信がない方は、無料版noteから始めてみるといいでしょう。もちろん、完全無料ではじめられ、手数料はかかりません。
有料の単品note
noteでは、書いた記事を有料で販売できます。記事の内容は、自分で好きなようにつくってかまいません。ノウハウや情報だけではなく、自作の小説を販売している方もいれば、日記を販売している方もいます。
記事の価格は自分で自由に設定できます。最低販売価格は100円から、上限は1万円です。その間で自由に設定しましょう。
noteで記事を有料で販売したら、プラットフォーム手数料として、売上金額の10%をnoteに支払います。また、購入者の決済手数料も、販売金額から差し引かれます。決済手数料はクレジットカード決済なら5%、携帯キャリア決済なら15%です。
その上、売上金が振り込まれる際は、売上金の合計金額から270円の振込手数料も差し引かれます。noteで販売価格を決める際は、これらの手数料も考えて値付けしましょう。
買い切り型有料マガジン
単品noteがある程度貯まってきたら、それらをまとめてマガジンとして販売できます。1記事100円の記事を5記事買ったら500円のところを、まとめてマガジンにして400円にする、といった感じです。こちらは有料マガジンとか、買い切り型のマガジンと言われます。
マガジンの販売手数料は、単品noteと同じ販売価格の10%です。決済手数料や振込手数料も同じようにかかります。
定期購読有料マガジン
noteでは月刊の定期購読マガジンも発行できます。noteで定期購読マガジンを発行するためには、月額500円の有料会員のnoteプレミアムに加入する必要があります。noteプレミアムは月額500円ですが、定期購読マガジンが発行できたり、noteの販売価格の上限が5万円になったりと、500円以上の価値はあります。
ぜひ、高額な商材を販売する自信のある方は、noteプレミアムに加入しましょう。定期購読マガジンは、決済手数料や振込手数料は単品noteと変わりません。しかし、プラットフォームの利用手数料は販売価格の20%と2倍になります。
初心者でも簡単なnoteの始め方
いきなり有料noteを作るのはハードルが高くても、無料でノートに記事を書いてみることは誰でもできます。初心者でも簡単にできる、noteの始め方をお伝えします。
アカウントを登録
noteの始め方では、まずはアカウントを登録する必要があります。アカウントの始め方をお伝えします。
まずは、上記のリンクからnoteのページへ入り、右上の「無料登録」をクリックします。
noteの始め方は、メールアドレスでの登録か、Facebook連携もしくはTwitter連携で行います。メールアドレスで登録した場合は、メールに認証用リンクが送られてくるため、そちらをクリックすると登録できます。
初めてのnoteを書いてみよう
noteのアカウントの登録ができたら、実際にnoteの始め方を見ていきましょう。まずは初めてのnoteを書いてみましょう。
画面の右上の「投稿」をクリックします。
どんなコンテンツを投稿するのか選択できます。今回は「テキスト」を選んでみます。
テキストの記事を書くためのエディタが開きます。こちらに記事タイトルを入力して、記事を自由に書いていきましょう。noteの始め方は意外に簡単です。ぜひnoteが気になっている方は、この始め方ではじめてみましょう。
初心者でも読まれるnoteの書き方について
ブログやSNSなどである程度の実績のある方なら、noteの始め方も難しくはないでしょう。しかし、情報発信が初めての初心者の方には、読んでもらえる記事の書き方が少し難しいかもしれません。ただ書くのではなく、読者の心をつかむ記事の書き方には、コツがあります。ここからは、noteで初心者から読んでもらえる記事を書くための、コツをお伝えします。
キーワードを選定しよう!
まずはどのようなテーマで書くのか、キーワードをしっかりと決めましょう。noteへのアクセスは検索エンジンからも可能で、SEO対策としてもキーワード選定は大切です。あなたが書きたい内容で、アクセスされる需要のあるキーワードはどのようなものなのか、しっかりと選び、タイトルなどに組み込みましょう。
どんな人にどんなテーマで読んでもらいたいのか?
SEOなど考えたこともない人にとっては、キーワード選定の必要性がよくわからないことでしょう。キーワードを絞ることは、その記事がどのような読者に向けて、どのようなテーマで書かれているものなのかを明確にすることです。
小説やコラムを販売するのではなく、ノウハウを販売する場合は、特に読んでもらうターゲットは重要です。実用的なnoteを販売したいのなら、キーワードはしっかりと選びましょう。
見出しを付けるコツ
次に重要なのは、タイトルの付け方です。noteのトップページには、さまざまなnoteの記事が並んでいます。多くの記事の中から選んでもらい、クリックされて読んでもらえるかどうかは、タイトルにかかっているといっても過言ではありません。
キーワード選定で選んだキーワードを、不自然にならないように織り込みつつ、読者の目を引くタイトルを付けましょう。
読者に安心感を与えるために結論まで伝える
読者の目を引きつつ、と言いつつも、誇大表現やあおりは入れてはいけません。10年ほど前までなら、誇大表現やあおり表現が通用しました。しかし現在は、読者が賢くなり、実際の中身と乖離したタイトルに釣られなくなりました。
それどころか、タイトルで煽りすぎて中身とのギャップがひどいと、SNSなどで叩かれる可能性もあります。タイトルを付けるコツは、読者に安心感を与えることです。結論やオチを隠すのではなく、タイトルで伝えます。
どのような行動が必要なのか、できるだけ具体性をタイトルで伝えます。すると、読んでもらえる可能性が高くなります。
記事の書き方のコツ
記事本文の書き方の、コツをお伝えします。
スマホモードで書く
noteを書くのはスマホアプリからでもできます。しかし、ある程度の分量の文章を書く場合は、PCがおすすめです。しかし、PCで書く場合は、スマホでの見え方に注意して書くようにしましょう。その理由は、noteを閲覧する読者は、PCからではなくスマホからが圧倒的に多いためです。
PCで書いて保存したものは、必ずスマホアプリから確認しましょう。スマホユーザーのことを考えたコンテンツ作りが、とても大切です。
結論を最初に書く
noteを書く際は、結論を最初に書くようにしましょう。現在の読者は、読む価値があるかどうかをかなりシビアに見極めています。特に有料記事の場合は、冒頭を読んで最後まで読む価値があるかどうか、判断します。
最初に結論を提示して、その後に詳しい細かいことを書いていくことで、読者はストレスを感じることなくすらすらと読み進められます。結論を後回しにして引っ張るのではなく、結論から書き始めることを、意識して書くようにしましょう。
1話完結にすること
noteを書く際は、必ず1つの記事で話が完結するようにしましょう。現在の読者は、何記事も読まなくては理解できないようなものは、なかなか読もうとしてくれません。その記事の中だけで必要な情報を得られるようなコンテンツの方が、好まれます。
できるだけ読者を引っ張りたいと思って、長ったらしい文章を何記事も書くのはやめましょう。その代わり、1つ1つの記事のテーマをしっかりと絞って、1話完結で、1万文字以内の記事で簡潔に収めるようにしたほうが、多くの読者を獲得できます。
もっと自分なりの味を出すnoteの書き方について
noteの始め方と、読者に読んでもらえる書き方が理解出来たら、もっと自分なりの味をノートに出していく方法を見ていきましょう。noteに参入する方が増えている中で、よりあなたのファンを増やして、読者を獲得してくために必要なことは、次の通りです。
Twitterと連携させよう
noteを書くだけでは、そのnoteを多くの読者に広げていくことはできません。noteにも新着記事にトップページから、アクセスできる機能はあります。しかし、毎日多くの方がノートに記事を書いているため、noteのページからだけではあっと言う間に埋もれてしまいます。
そこで重要なのが、Twitterとの連携です。Twitterはnoteの様に深掘りする力はありませんが、拡散力はあります。あなたが発信する情報を必要としている人に届けるためにも、Twitterであなたの記事を拡散して、より多くの読者を呼び込めるようにしましょう。
また、あなたの情報に興味を持ってもらうために、noteとTwitterのプロフィールを充実させることも忘れないようにしましょう。
リアクションを設定しよう
noteがブログと大きく違う点は、販売できることの他に、リアクションが設定できる点があります。リアクションといえば、FacebookやInstagramの「いいね」を思い浮かべる方もいるでしょう。noteのリアクションは「いいね」のようなリアクションではありません。
noteをいくつか読んでみると、記事の最後に「サポートをする」というリンクが設定されていることがあります。この「サポートする」は記事の販売ではなく、その記事を読むことで、読者にしてほしい行動へのリンクが設定されています。
その記事を読むことで、自分の商品を購入して欲しい場合は、商品の販売ページが表示されます。紹介した本や商品のレビューが欲しい場合は、Amazonのレビューページへのリンクが設定されていることもあります。
「サポートをする」を設定することで、読者とのつながりをより深められるのです。
noteのテーマをしっかり決めよう!
noteを始めるのであれば、どのようなnoteにしていくのか、全体のテーマをしっかりと決めましょう。ただ、日々の日記をつらつらと書いていくだけのnoteでは、よほど文章力や面白い出来事に遭遇しない限り、読者は付きません。
同じアカウントで、ある時は車のことを書き、ある時は副業のことを書き、ある時は恋愛のことを書き、といったバラバラなテーマでは、なかなか読者は付きません。車についての情報を伝えるnoteであれば車専用のnoteに、副業についてのnoteであれば、副業のことだけを書くnoteにします。
1つのテーマに絞ることで、あなたの情報を必要とする読者は必ず現れます。ぜひnoteのテーマを決めましょう。
売れる有料noteを作るための書き方のコツについて
ここまでは、有料無料にかかわらず、読者を獲得するためのnoteの始め方をお伝えしてきました。ここから先は、売れる有料記事を書くためのコツをお伝えします。読者を獲得しても、お金を支払ってもらうとなると、なかなか難しいものがあります。有料記事を買ってもらえるようにするためにどうしたらいいのかを、ここからお伝えします。
無料ゾーンの使い方について
有料記事とはいっても、タイトルだけで販売できるわけはありません。冒頭の部分は無料で公開して、続きを読みたい場合は、お金を支払ってもらうように設定できます。有料記事をnoteで販売する場合は、この無料ゾーンの使い方がとても重要です。
記事を買ってもらわなくてはいけないため、一番肝心な部分は無料ゾーンでは公開できません。しかし、情報の出し惜しみをしてしまうと、買う価値がある記事だとは思ってもらえない可能性があります。そのバランスをしっかりととることが重要です。
目次で内容を伝える
無料ゾーンで、その記事で最も価値のある情報を出すわけにはいきません。しかし、どんな情報を得られるのか、無料ゾーンで伝えることはできます。それは目次で内容を伝えることです。もちろん、詳細な中身は本文を読まないとわかりません。
しかし、本文を読めばどのような情報が手に入るのかを、目次で伝えることはできます。目次を上手に作って無料ゾーンでしっかりと見せられれば、あなたの情報を必要としてくれている人に、ちゃんとアピールできます。
アイキャッチとタイトルは特に重要
売れるnoteを作るためには、アイキャッチ画像とタイトルは最も重要なポイントです。というのは、あなたのnoteに興味を持ってもらえるかどうかは、アイキャッチとタイトルで決まるからです。
noteでは、記事の一覧に表示できるアイキャッチ画像を設定できます。ほとんどの読者が、文字情報よりも先にアイキャッチが目に入ります。ここで、目に留めてもらえるかもらえないかで、あなたの記事をクリックしてもらえるかどうか半分以上決まります。
また、アイキャッチ画像に目が留まったら、次に目が行くのがタイトルです。読者の興味を引くタイトルになっているかどうかが、重要です。あおりや大げさな表現はもちろん厳禁です。しかし、ちゃんと読者のニーズをとらえている記事かどうかは、タイトルで判断されます。簡潔にでも情報が伝わって興味を持ってもらえる、タイトルを付けましょう。
読者のターゲットを絞る
読者のターゲットを絞ると、読んでもらえる人の人数が減ってしまうと考えている方も少なくありません。しかし、今の時代は、個人個人の興味の幅がとても狭く限定されている時代です。ニッチな時代と言ってもいいでしょう。
あまり読者のターゲットを広く設定しすぎるよりは、かなり絞り込んでも、有益な情報があれば大丈夫です。noteを作る前に、できれば架空の人物を設定して、その人物の悩みを解決するような気持で書くようにしてみましょう。そのくらいターゲットを絞って書いたものの方が、より読者に伝わるnoteになります。
特典を付けよう!
売れるnoteを作りたいのであれば、特典を付けましょう。特典は、より有益な情報を掲載しているPDFのレポートのプレゼントや、購入者には1回だけ無料のLINEや電話での相談を受け付けるといったものでも、OKです。化粧品や健康食品の紹介なら、試供品のプレゼントでもいいでしょう。
人の心理として「おまけ」には心を揺さぶられるものがあります。特典をもらえることで、その記事を買いたくなる人は必ず現れます。ぜひ、何かプレゼントできるものはないか考えてみましょう。
noteの書き方のコツを身に着けよう!
この記事では、noteの始め方や書き方を詳しく解説してきました。有料で読んでもらうサービスには、有料ブログや有料メルマガもあります。しかし、1記事ずつを販売できるサービスは、今までありませんでした。その点で、これから情報発信をしたい方にはnoteはメリットが大きいサービスだと言えます。
しかし、読者に読んでもらえるnoteを作るためには、いろいろな工夫が必要です。ぜひ、この記事でお伝えしたコツをいろいろと組み合わせて、あなたなりの記事の作り方を工夫してみましょう。最初はうまくいかないかもしれませんが、続けていけば、必ずあなたなりの読んでもらえるnote、売れるnoteが作れるようになるはずです。