2019年03月15日更新
MacとiPhoneの連携で使える便利機能13選!連携してできることを解説!
MacとiPhoneの連携で使える便利な機能を紹介します。iPhoneやMacなどのApple製品はそれぞれのデバイスで連携しておけば、デバイスの能力を最大限まで引き上げることが可能です。本記事を参考にiPhoneとMacの連携方法をマスターしよう。
目次
- 1MacとiPhoneを連携してできることとは?
- ・データの共有
- ・ アプリの同期
- ・通話やメールの転送
- ・作業の効率化
- 2MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜共有〜
- ・AirDrop
- ・連係カメラ
- ・QuickTime Player
- 3MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜同期〜
- ・標準アプリの自動同期
- ・iCloudで連携できるその他のアプリ
- 4MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜転送〜
- ・iPhoneセルラー通話
- ・SMS・MMSの転送
- 5MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜効率化〜
- ・ユニバーサルクリップボード
- ・Instant Hotspot
- ・Apple Payで指紋認証決済
- ・キーチェーン
- ・Handoff
- 6MacとiPhoneを連携させて便利に使おう!
MacとiPhoneを連携してできることとは?
Appleが提供しているmacOSとiPhoneなどのiOSデバイスは、それぞれのAppleデバイスと相性がよく、デバイスを連携することでそれらの利便性が最大化されます。Mac PCやiPhoneなどのiOSデバイスを購入することのメリットを本章でご紹介していきますので、これからMacPCやiPhoneを購入する方は、Apple製品購入の判断材料にしてください。
MacとiPhoneを連携することで利用できる機能は下記の通りです。
MacとiPhoneのデータ共有 | MacとiPhoneにインストール済みアプリの同期 |
MacとiPhoneの通話やメールの転送 | MacとiPhoneの作業効率アップ |
データの共有
MacとiPhoneを連携することで、それぞれのデバイスのデータファイルを共有することが可能となります。MacとiPhoneをライトニングケーブルで接続すれば写真や動画、連絡先やカレンダーなどの標準アプリのデータファイルを共有することができます。
またAppleが公式に提供しているクラウドサービス【iCloud】を利用することで、MacとiPhoneをライトニングケーブルで接続しなくても、標準アプリのデータファイルの共有やiPhoneのバックアップデータをMacパソコンに保存しておくことも可能です。
MacパソコンとiPhoneにはBluetooth機能が搭載されているので、iPhoneやMacなどのiOSデバイス同士が近くにあれば、Bluetoothを利用して音楽データファイルや写真、動画データファイルも送受信することができます。
アプリの同期
iPhoneとMacパソコン両方に対応しているアプリや、iPhoneに標準インストールされているアプリは、MacパソコンとiPhoneを接続すると自動で同期されます。iPhoneの標準アプリのほとんどがMacパソコンにも対応しています。iTunesを利用すれば、アプリに内包されているデータも共有することが可能です。
通話やメールの転送
iPhoneにかかってきた電話、またはFacetimeなどのテレビ電話は、Macパソコンで通話を開始することが可能です。Mac側で事前に設定しておけば、iPhoneに着信があった場合、デスクトップ上に表示されワンクリックで電話を受けることができます。
Macパソコンには【メッセージ】アプリが標準インストールされており、iPhoneと連携しておけばSMS・MMSの履歴が共有されMac上でSMS・MMSを送信することも可能となります。
作業の効率化
iPhoneとMacパソコンを利用することで作業効率を上げることが可能です。iPhoneのメッセージなどの文章入力をMacのキーボードで入力したり、iPhoneで表示中のWebサイトをMacパソコンに表示したりすることもできます。MacとiPhoneを連携した作業効率化は様々な方法があるので、次の章から詳しくご紹介していきます。
MacとiPhoneで連携することでできることは無限大です。詳しい設定方法や連携してできることを本記事でマスターしておけば、iPhoneとMacの新たな魅力を発見することができます。
MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜共有〜
本章ではMacとiPhoneの連携で使える便利機能【共有編】をご紹介します。本記事冒頭でも述べたようにiPhoneとMacには様々な共有方法がありますが、本章では下記の機能の共有方法をご紹介します。
- AirDrop
- 連携カメラ
- QuickTime
AirDrop
AirDropはMacやiPhoneなどのデバイスが半径約9メートル以内にあると、それぞれのデバイス間でケーブル接続無しでファイル共有ができる機能です。送受信できるファイルも画像データファイル、動画データファイル、音楽データファイルなどほとんどの形式データファイルに対応しています。
AirDropでファイル共有したい場合は、AirDrop機能を有効にする必要があります。コントロールセンターを起動し、ネットワーク部分を長押ししてください。AirDropのスイッチが表示されるのでタップして有効化してください。
共有したいファイルの【共有】アイコンをタップして【タップしてAirDropで共有】に表示されるMacやiPhoneデバイスをタップしてください。
連係カメラ
macOS MojaveにはiPhoneとのカメラ連係が利用できます。事前に設定しておけば、対応しているMacアプリからiPhoneのカメラを自動で起動し、簡単にデスクトップに写真を転送することが可能です。またカメラ連係には書類のスキャン機能も搭載されており、スキャンした書類を簡単にメールなどのアプリに転送でき、非常に便利な機能です。
MacパソコンとiPhoneを持っているユーザーは、カメラ連係を利用することで作業効率を大幅にアップすることが可能となります。カメラ連係の詳しい設定方法は下記のApple公式リンクを参照にしてください。
QuickTime Player
MacパソコンのQuickTime Playerを利用すれば、iPhoneの画面収録機能を連携して利用することが可能です。iPhoneとMacパソコンをライトニングケーブルで接続し【QuickTime Player】>【ファイル】>【新規画面収録】>【iPhone】と設定するだけで、パソコン上でiPhoneの画面を簡単に収録することができます。
詳しいQuickTime Playerの使い方は、下記のApple公式リンクを参照にしてください。
MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜同期〜
続いて本章ではMacとiPhoneの連携で使える便利機能【同期編】をご紹介していきます。
標準アプリの自動同期
Macの標準アプリである【連絡先】【カレンダー】【リマインダー】は、iPhoneにも標準インストールされています。これらのアプリをiPhoneとMacを連携してできることをご紹介していきます。
連絡先
MacとiPhoneを同期してできることといえば、連絡先の連携です。iPhoneとMacの連絡先の同期はiCloudの設定から変更可能です。
カレンダー
MacとiPhoneを同期してできることの定番と言えば、カレンダーの連携です。連絡先同様、iPhoneとMacのカレンダーの同期はiCloudの設定から変更可能です。
リマインダー
MacとiPhoneのリマインダーアプリの同期も連携してできることの1つです。iPhoneとMac両方でリマインダーアプリの編集、管理が可能で、こちらもiCloudを利用して連携します。
iCloudで連携できるその他のアプリ
iCloudで連携できるその他のアプリ一覧は下記のリストを参照にしてください。
写真アプリ | メールアプリ | Safari |
メモアプリ | Siri | キーチェーン |
Macを探す | 株価アプリ | ホームアプリ |
これらのアプリの連携はMacのシステム環境設定のiCloudから、連携、及び連携の解除設定が可能です。
MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜転送〜
続いて本章ではMacとiPhoneの連携で使える便利機能【転送編】をご紹介します。本記事冒頭でも述べましたが、iPhoneで受信した電話をMacで受けることが可能です。またSMS・MMSなどのテキストメッセージも、MacとiPhoneのテキストアプリで同期されます。
これらの連携機能を利用すれば、Macパソコンで作業中にiPhoneのテキスト送信や通話を操作することができるので、作業の効率化に繋がります。
iPhoneセルラー通話
MacとiPhoneの連携でできることの1つが、iPhoneで着信した電話をMacで通話を受けるという機能です。MacパソコンにはFacetimeというアプリが標準インストールされています。MacのFacetimeでApple IDを使ってログインし、iPhoneの電話設定画面からWi-Fi通話設定をONにするだけで設定が完了するので、おすすめの機能の1つです。
詳しい設定方法は下記のApple公式ヘルプページを参照にしてください。
SMS・MMSの転送
Macのメッセージでできることと言えば、iPhoneのテキストアプリとの連携です。こちらもApple IDでログインするだけで、iPhoneのテキスト履歴が連携され、iPhoneを手に取ることなくMac上でテキストを送信することが可能です。長文テキストを送信する際や、Macパソコン内のデータファイルを添付する時に利用すると便利です。
iPhoneからMacパソコンへテキストメッセージを転送するための設定方法は、下記のApple公式ヘルプページを参照にしてください。
MacとiPhoneの連携で使える便利機能〜効率化〜
本記事最後の本章では、MacとiPhoneの連携で使える便利機能【効率化編】をご紹介していきます。本章では下記の便利機能をご紹介します。
ユニバーサルクリップボード | キーチェーン | Apple Payで指紋認証決済 |
Instant Hotspot | Handoff |
ユニバーサルクリップボード
ユニバーサルクリップボードは、MacやiPhoneなどでテキスト、写真データファイル、動画データファイルをコピーして、その他のAppleデバイスに転送する事のできる便利な機能です。iPhoneやMacを連携してできることの中でも、最も利用頻度が高い機能で覚えておくと便利です。
ユニバーサルクリップボードを利用する場合も、iCloudに同じApple IDでログインしておく必要があり、Wi-Fi、Bluetoothなどの機能を有効にしておく必要があります。下記のApple公式ヘルプページにユニバーサルクリップボードの設定方法が紹介されているので参照にしてください。
Instant Hotspot
Instant HotspotとはiPhoneやiPadなどのWi-Fiやキャリア回線を、Macパソコンでパスワード無しで簡単に利用できる機能です。MacとiPhoneの連携でできることの中でも、利用頻度が高い機能の1つです。パスワード無しでインターネット共有をするには、iCloudに同じApple IDでログインしておく必要で、そのほかにも事前準備が必要です。
Instant Hotspotの利用方法、事前準備方法は下記のApple公式ヘルプページを参照にしてください。
Apple Payで指紋認証決済
iPhoneとMacの連携で覚えておきたいのがApple Payの指紋認証決済の連携です。iPhoneのWalletアプリにクレジットカードを登録し、指紋認証決済を有効化しておけば、Macでネットショッピングをする際にも、iPhoneの指紋認証決済が利用できます。Macで指紋認証決済を利用する方法は、下記のApple公式ヘルプページを参照してください。
キーチェーン
iCloudを利用すれば、iPhoneのキーチェーンとMacのキーチェーンが連携されます。iPhoneでパスワードをキーチェーンに保存しておけば、Macで同じサイトにアクセスした際も、パスワードが自動入力されます。キーチェーンの設定方法は下記のApple公式ヘルプページを参照にしてください。
Handoff
HandoffとはiPhoneやMacで作業中のアプリを、その他iOSデバイスを起動して途中の状態を引き継ぎすることのできる機能です。例えばiPhoneのSafariアプリでブラウジングしている場合も、Macで同じページを見ることができます。iPhoneとMac両方のデバイスを持っている方は覚えておきたい機能の1つです。
Handoffの設定方法は下記のApple公式ヘルプページを参照してください。
MacとiPhoneを連携させて便利に使おう!
本記事ではMacとiPhoneを連携させて便利に活用できる機能をご紹介しました。MacとiOS系のデバイスは、それぞれの機能の使い方を理解することで、更に便利に活用することが可能になります。本記事を参考に、MacとiPhoneの連携機能を利用してみてください。