2019年10月13日更新
LINEで画像が送れない!写真添付して送信できない対処法!【iPhone/Android】
LINEを使っていて、まれに画像が送れないで困ることがあります。自分のiPhone・Androidの問題なのか、通信環境の問題なのか、はたまた写真に問題があるのかと迷ってしまいます。そんなLINEで画像が送れないときの対処法をズバリ解説します。
目次
LINEで画像が送信できない原因とその対処法
上の紹介文でもお話ししましたが、LINEで写真などの画像が送れない場合の原因は、大きく分けて以下の4つがあります。
- あなたのiPhone・Android端末の設定に原因がある
- 通信会社側の問題とあなたの契約の問題のふたつの通信環境に原因がある
- 写真のサイズが大きすぎることに原因がある
- あなたのiPhone・Android自体、もしくはLINEアプリに原因がある
これら4つの原因とその対処法について、これから説明していきます。
あなたがもし原因をわかっていて、対処法だけを知りたい場合は、目次に記したそれぞれの章をタップ or クリックして、その章へ直接アクセスしてください。
アクセス制限が原因でLINE画像が送れない場合
ついさっきまでメッセージに写真を貼付できていたのに、突然送信できなくなった場合は、このパターンではありません。
そうではなく、LINEを再インストールしたり、LINEアプリをアップデートしたりした直後に写真が送れない場合は、LINEの写真へのアクセス権限がオフになっている可能性があります。
アクセス権限がオフになっていて画像が送れない
LINEのアクセス権限がオフになっていて添付画像を送れない場合は、
- iPhoneなら「端末の[設定]>[プライバシー]>[写真]で、LINEに写真へのアクセスを許可してください。」と
- Androidなら「この機能を利用する権限がありません。お使いの端末の設定から、本機能へのアクセスを許可して下さい。」と
それぞれ表示されます。
iPhoneでアクセス権限をオンにするには
iPhoneで先に述べた表示が現れた場合は、そのまま”設定”ボタンをタップします。
するとLINEの写真へのアクセス権限の許可画面に移行しますので、”読み出しと書き込み“を選択してチェックを入れ、アクセス権限をオンにしてください。
これでLINEがiPhoneの写真ライブラリへアクセスできるようになり、画像を送れないという状態が解消されます。
土壇場で写真が添付できないという状態に陥らないように、あらかじめLINEのアクセス権限を許可しておくのであれば、ホーム画面から”設定”を立ち上げ、“プライバシー”を選択し、“写真”を選んで、”LINE”をタップして、上の画面を呼び出します。
正直なところ後者は階層が深く面倒なので、LINEを扱っていて写真添付ができなくてポップアップウインドウが出てきたら“許可“する、程度に覚えておけば十分です。
Androidでアクセス権限をオンにするには
Androidで先に述べた表示が現れた場合は、まずホーム画面に戻るか通知領域から”設定”を立ち上げ、”アプリ”を選択します。
表示されるAndroidにインストールされているアプリの一覧から“LINE”を選びます。
”アプリ権限”の中から”権限”を選び、”ストレージ“(または”写真”)をタップして、スイッチをオンにします。
これでLINEがAndroidの写真ライブラリにアクセスできるようになり、画像を送れないという状態が解消されます。
通信環境が原因でLINE画像が送れない場合
LINEアプリの権限に問題がないのに写真の添付ができないとなると、次に考えられるのは通信環境の問題です。
一口に通信環境と言っても、キャリア側の問題かもしれませんし、あなたの端末の契約の問題かもしれません。
電波状況が悪くて送れない
いまや日本中どこでも携帯の電波は届く気分になっていますが、意外に電波の届かないところは存在します。
街角でもちょうどビルなどの影響で電波が回り込めなかったり、お店などでも席によって電波が弱かったりする場合もあります。また山や海に行くと、観光地であってもスマートフォンのアンテナが立たず、気がつくと圏外になっていたりします。
テキストメッセージならやり取りできるのに、LINEアプリから画像を送信できないのだとしたら、電波が弱くてデータ量の多い画像の送信に時間がかかりすぎるためかもしれません。
また、キャリア側の通信障害という可能性もあります。LINEアプリ以外のブラウザやTwitterも正常に動作しないかも確認してください。
通信環境を改善する
LINEアプリからの画像送信ができないときには、一度モバイル通信を切ってからつなぎ直すとうまく行く場合もあります。簡単にモバイル通信を切るには、“機内モード“を利用するのがおすすめです。一度“機内モード”に切り替えてから、“機内モード”をオフにして電波を捕まえ直すと、うまく画像を送信できることがあります。
それでも画像を送信できないのであれば、電波が弱いのでしょうから電波を強く捕まえられるところに移動します。「今すぐ写真を送信したいのに!」というはやる気持ちは抑えて、お店だったらお店を出てから、観光地だったら基地局のありそうな売店やロープウェイなどの駅近くまで行ってから、再びLINEアプリから画像を送信してください。
移動が終わる頃にはLINEアプリから画像を送信することを忘れてしまっている場合もありますので、ご注意ください。
通信速度制限がかかっていて送れない
あなたの契約で定められている通信量をオーバーした場合、通信速度が規制されて実用的な速度で画像が送れない場合があります。月ごとに規定されている通信量までに十分余裕があっても、連続する3日間で利用できる通信量に制限がある場合は、やはり速度制限を受けてしまいます。
自分の契約とこれまでに利用した通信量を確かめて、速度規制を受けていないかを確認してください。
Wi-Fiを利用する
自分の契約とこれまでに利用した通信量を確認した結果、通信速度規制を受けているとわかったなら、通信量を使わずに済むWi-Fiを使える場所に移動します。
ただし、誰でも使えるフリーWi-Fiは速度が出ない場合が多く、画像を送信するに足るような通信速度を確保するにはお金を払って入るお店でないとなかなか難しいようです。ちょうど休憩したりお茶にしたりしたかった場合はいいのですが、LINEアプリで写真を1枚送るためだけにこの手のお店に入るのは、ちょっと割高かもしれません。
セブン-イレブンの7spotは、お店にもよりますが無料の割に回線品質が良いことが多いので、うまく利用するといいでしょう。
写真や画像の容量が原因でLINE画像が送れない場合
最新のスマートフォンはカメラの性能が上がったのは良いのですが、そのせいで画像ファイルのデータ量が非常に大きくなっています。そのため、LINEアプリからトークへ画像添付すると、ファイルサイズが大きすぎて送信できないという場合もあります。
写真や画像の容量が大きすぎてLINEで送れない
また、LINEアプリで画像を添付して送信できたとしても、元の画像の大きすぎるファイルサイズではデータ通信量を使いすぎて月末に通信速度規制を喰らうことにもなりかねません。
送信できる、できないにかかわらず、LINEアプリ上で送信する画像サイズは小さくしたほうが無難です。
iPhoneで画像を圧縮して添付するには
iPhoneのLINEアプリでは、基本的には画像を圧縮して送信するようになっています。そのため、iPhoneのLINEアプリで写真を送信できない場合は、この方法では解決できない可能性が高いと見ていいでしょう。
iPhoneでは、LINEアプリのトークルームで画像を送信する際、メッセージ入力欄の左にある”ライブラリ”ボタンをタップしたあと、ライブラリ画面を上にスワイプして全画面表示に切り替えます。
そして送信する画像を選択すると左下にライブラリマークが黒く表示され、これをタップすると緑色に変わります。
非常にわかりづらいのですが、LINEのイメージカラーである緑色になった状態が「圧縮されていないオリジナル」状態での画像送信を意味し、黒色では「圧縮してファイルサイズを小さくした」状態での画像送信となります。
基本が黒色表示であるため、送信時にあえてオリジナルを選択したのでなければ、これ以上この部分で画像のファイルサイズを下げることはできません。
Androidで画像を圧縮して添付するには
Androidでは、貼付する写真の圧縮度合いをLINEアプリの設定で変更できます。画像のファイルサイズが大きすぎてうまく送信できないと思われる場合は、この方法でファイルサイズを小さくします。
そのためには、まずLINEアプリの“友だち”タグから、右上の“歯車“アイコンの”設定”ボタンをタップし、開いた”設定”画面から“写真と動画”を選択します。
“写真と動画”画面に切り替わったら、”送信する写真の画質“を選びます。
するとポップアップメニューが表示されますので、”標準”または“低画質”を選択して、画像をより圧縮するようにします。
これで改めて画像を送信し直してみてください。LINEアプリからうまく送信できたのなら、画像のファイルサイズが大きすぎたのが原因だったと判明します。
画像圧縮アプリを使う
それでもうまく送信できなかったり、LINEの圧縮画像に満足が行かなかったりした場合には、リサイズアプリを利用すべきです。
現在のスマートフォンに搭載されているカメラは高画質になりすぎて、スマートフォン上で見るには画素数が多すぎますので、どんと画素数を減らします。またスマートフォンの画角では広すぎて、見せたいものだけをアップにできないことも多いので、見せたいところだけを切り抜いてしまえば、やはり画素数を減らし、データ量を小さくできます。
iPhone用のImageResizeは、こうした場面で使える心強いアプリです。
それでもLINEで画像が送れない場合の対処法
ここまで記した方法で、ほとんどの場合はLINEアプリで画像を送れない状態は解消されますが、それでもうまくいかない場合があります。
そんなときは、スマートフォン自体に問題があるか、LINEアプリに問題があるかしか可能性は残っていません。
以下に記す方法で、ひとつずつ可能性を潰していきましょう。
端末の不具合で送れない場合
端末の不具合と言っても、あなたのスマートフォンが壊れてしまったというわけではありません。もちろんその可能性もゼロではありませんが、それよりも可能性が高いのは、メモリーが食われすぎているということです。
いろんなアプリを立ち上げていると、スマートフォンのメモリーはどんどん消費されていき、空き容量が減ってしまいますし、その多くない空き容量をやり繰りしているとメモリーの空いている部分が飛び飛びになってうまく処理できなくなることもあります。
そんなときは、容量が減ったり、細分化されたりしたメモリーをすっきりさせて、LINEアプリが作動しやすくさせてやる必要があります。
実行中のアプリを終了させる
iPhoneでもAndroidでも、表面には出てきませんが、切り替えたアプリは裏でしっかりとメモリーを使用しています。中にはメモリーに居座るだけではなく、そこで動いていてCPUパワーも使っていることもあります。
こうしたアプリが裏で足を引っ張ると、LINEアプリは動作が怪しくなり、画像を送れないという事態を引き起こすのです。
Xシリーズ以前のiPhoneならホームボタンをダブルタップ、XシリーズのiPhoneなら画面下からのスワイプを途中で止める、Androidなら“履歴“ボタンをタップして、使用中のアプリを表示したら、適当なアプリを上にスワイプして、端末の空きメモリーを増やします。
端末を再起動させる
先に紹介した「実行中のアプリを終了させる」方法でもLINEアプリで画像添付ができないままであれば、端末の再起動をしたほうがいいでしょう。
実は上で述べた方法では、どうしてもメモリー上にゴミが残っていてメモリーを100%再利用できないため、端末を再起動してメモリーをまとめてクリアしてしまいます。
機種によって方法は違いますが、電源をオフにして、再び電源を入れ直してください。これでLINEアプリから画像が送付できない不都合が解消されることは少なくありません。
LINEアプリの不具合で送れない場合
LINEアプリから画像が送れない原因が端末のメモリーでもないとすると、あとはLINEアプリ、もしくはネットの向こうのLINE自体に問題があると考えられます。
LINEアプリを再起動させる
「端末の不具合で送れない場合」の節では、端末のメモリーの問題を説明しましたが、当然のことながらLINEアプリ自体も長く起動しているにつれ、メモリーを多く消費するようになります。
そこで先に他のアプリに対して行ったように、LINEアプリも一度切り替え画面から終了させてから再起動します。リフレッシュしたLINEアプリでできなかった画像の添付送信が可能になるかもしれません。
LINEを最新バージョンにアップデートする
ここまでやっても添付画像が送れないままだとすると、LINEアプリのバージョンが古い可能性があります。App StoreやGoogle Playを確認して、新しいバージョンがアップされていないかを確認してください。
“アップデート“とあったら、適当なWi-Fi環境下でダウンロードして最新バージョンへとアップデートしてください。
回復するまで待つ
ごく稀にですが、LINE本体に問題が発生しているときもあります。
これまで紹介した方法で画像が送付できないままで変わらないなら、LINEの公式アカウントやTwitterのLINE公式アカウント https://twitter.com/LINEjp_official に報告が上がっていないかを確認します。
【お詫び】
— LINE公式アカウント (@LINEjp_official) January 22, 2019
ただいまAndroid端末において、起動した際に「404エラー」画面が表示される事象が発生しております。LINEのやりとりには問題ありませんので、「✖️」を押して閉じてご利用ください。
突然驚かせてしまい誠に申し訳ございません。今後もLINEをよろしくお願いします。 pic.twitter.com/DSosdBqb0J
また、LINEのトークやTwitterなどに不具合報告が上がるはずなので、それを見て「自分だけじゃないんだ」と自らを慰めて、回復を待ちましょう。
ヘルプセンターに連絡する
以上述べてきた方法を使っても、画像が送付できないままの場合は、LINEのヘルプセンターへ問い合わせをしましょう。問い合わせをするには、かなり階層が深いので、以下に手順を記します。
まずは、LINEアプリの“友だち”タグの画面上部にある“歯車“アイコンの”設定”ボタンを選択して”設定”画面を開きます。
“ヘルプ”を選んで、“サービス一般”を選択したら、“問題が発生している場合”をタップします。
”LINEで問題が発生した場合のお問い合わせ手順“の右にある”∨“をタップして画面を広げたら、その中の”お問い合わせフォーム”を選びます。
“お問い合わせフォーム”に切り替わったら、必要事項を記入してLINEに問い合わせを行ってください。
問い合わせで100%画像添付ができるようになるわけではありませんが、問題解決の助けにはなるはずです。
LINEで写真や画像が送れない時でも慌てずに対処しよう!
ここまででお伝えしたように、LINEアプリで画像が送れない理由は数多くあります。そのためいささか面倒ではありますが、あわてずにひとつずつ原因に当たっていけば、問題は必ず解決します。万が一、自力で解決できなくとも、待つことでたいていは問題のほうで解決してくれるのです。
この記事を参考にして、素敵な写真をLINE上で友だちと共有して、楽しいLINE生活をお楽しみください。